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乳癌手術のブログ 2020/7/2 こんなことがまかり通ったら「温存手術の選択がリスクのあるもの」となってしまう

こんにちは。田澤です。

昨日は大荒れでしたね。(と、いっても日本も広い。地域によると思いますが…)

雨混じりの結構な風の中、走り出す。時に吹き飛ばされそうになり、つい(背中を丸めて)前かがみになりそうになる自分を鼓舞する。「こんな時こそ(意識的に)背筋を伸ばして顔を上げて立ち向かうのだ」

そんなランニングは(まるで)人生の縮図、梅雨とはそんな季節なのです。

 

今朝『5792 術後抗がん剤治療について  質問3』を回答していて…
乳房内再発に術前化学療法(しかも治験!)を勧めている担当医に(半分、眠っていた)私の脳は叩き起こされました。

「あり得ない!」

(質問者の表現からは)前回手術した部位の「乳頭側」(乳房内再発の高頻度部位と言えます)

⇒普通に考えれば、(乳管の走行を意識せずに)乳頭側に残っていた癌細胞が乳房内再発を起こした。

⇒(温存乳房内再発は)その時点で「全摘」

★ 温存手術は、(乳房内再発した場合には、全摘しなおすことで最初から全摘した場合と)予後は一緒

この大前提があるので成立する標準術式なのです。(もしも予後が異なったら、標準術式は「全摘一択」となるでしょう)

それを担当医は、「治験のプラチナ」だの「術前抗がん剤で効果を確認」だのと、★の大前提を無視している。

これは看過できない。こんなことがまかり通ったら「温存手術の選択がリスクのあるもの」となってしまう

 

これは、「乳プラ改変」時の「乳房内再発」でリンクするような意識で「今週のコラム」で取り上げます。

今後の今週のコラムは「乳プラ改変」で使えるを意識したいと思っています。

 

 

田○先生

こんにちは。○月△日に乳管腺葉区域切除の手術をしていただいた高○佳○と申します。

手術後は痛みもほとんどなく、血も出ていないので、田○先生の高い技術に驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。抜糸や消毒がいらないというのも、安心して過ごせる要素でした。(自分で傷口を触るのはこわいので)

毎日出続けていた分泌物からも解放 注 1 )されました。

8月に市川で乳管造影して頂いた際には「針生検で良性とでているのに、なぜ来たのですか? 注 2 )」と田○先生に聞かれましたが、近所の病院の先生から「他にも小さなしこりがありそう」「ちょっと血もでているかも」「モヤモヤした箇所がある」などと、はっきりしない診察に不安を感じていたからでした。

田○先生のブログを読み込んでいたので、区域切除と言う手術があることを知っていた 注 3 )のですが、近所の先生からは「乳頭が損なわれるので手術は勧めない」と言われていました 注 4 )

でも、日に日に増えていく分泌物に心穏やかではなく 注 1 )今あるシコリは良性だとしても、同じ乳管内に癌ができやすくなることや、見えていない小さなしこりが複数ある可能性 注 5 )も考え、手術を選びました。

手術の直前まで、本当に手術を選んで良かったのか自問自答でしたが、取ってしまった今としては、ほっとした気持ちです。結果も良性でした。

田○先生には朝6時台に病室に来ていただいたり、夜遅くにも術後の様子を見に来ていただきました。

翌日も傷口のチェックやテープの貼り換えもしていただき一体いつねてるのかしら!?ちゃんと休めているのかと心配になるほどでした。

外来、Q&Aの回答、手術で毎日本当にお忙しいと思いますが、これからもひとりでも多くの命を救うために、無理しすぎず頑張ってください。

先生の存在が頼りの患者さんがたくさん居ると思います。

陰ながら応援しております。

江○川病院の看護師さん、手術看護師さん、スタッフの方々にはとても親切にしていただき、安心して入院生活を過ごすことができました。(ひとつ気になったのは、先生もブログに書いていましたが、手術開始の時間が1時間以上遅れて、無駄に緊張して疲れたので、時間通りになると患者さんの不安も減る 注6 )と思います)

診察から手術まですべて先生に担当して頂けるのも、とても安心でき信頼がおけました。

田○先生に手術して頂いて本当に良かったです。

ありがとうございました!!

 

 

好評?にて今日も登場

毎日出続けていた分泌物からも解放 注 1 )毎日出続けていた分泌物からも解放注 1 )

⇒これも、「この」手術を受けたことによる「重要な」効果の一つです。

針生検で良性とでているのに、なぜ来たのですか? 注 2 )

⇒これは、「誤解」を与えたかもしれませんね。

「乳頭分泌」は、圧倒的に(前医で説明されてから)当院を受診される方が多いのです。

そうすると、「出鱈目(言葉は悪いですが)」を仕込まれてきているのか確認したのです。

しかし、実際の質問者は『田○先生のブログを読み込んでいたので、区域切除と言う手術があることを知っていた 注 3 )

今あるシコリは良性だとしても、同じ乳管内に癌ができやすくなることや、見えていない小さなしこりが複数ある可能性 注 5 )』とあるように、私があらためて説明するまでもなく良く理解されていました。

 

近所の先生からは「乳頭が損なわれるので手術は勧めない」と言われていました 注 4 )

⇒本当に乳腺外科医??

『今週のコラム 241回目 この主治医(乳腺外科医)は「乳頭腫=乳頭に腫瘍がある」と思っている??(まさかね。乳腺外科医だろ??)』に登場する医師達と「同じ」発言をしています。

私が「乳腺外科医に不信感をもつ」のも無理ないですよね!(って、「お前も乳腺外科医だろ!」って、突っ込まれそうだけど)

 

手術開始の時間が1時間以上遅れて、無駄に緊張して疲れたので、時間通りになると患者さんの不安も減る 注6 )

⇒他科の緊急手術が入ると(有無を言わさず)後回しになることは仕方がない(総合病院である以上は)

ただ、スタッフの動きがもう少し…(これ以上は言えません。基本的に感謝しています)

 

 

 

 

~ 乳癌の手術は江戸川病院 ~
江戸川病院 東京都江戸川区東小岩2-24-18 電話03-3673-1221
監修:江戸川病院 田澤篤 医師

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