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ブログ 2019/3/5 第一印象は正直、あまり良いものではありませんでした

昨日は雨の中、走りながらskyrocket company(Tokyo FM)

「やっぱり、雨の中を走るのは嫌だな。」

そんな中、浜崎秘書は日曜日の東京マラソンを走ったのです(1日中雨でしたね)

浜崎秘書『スタッフに明日走るよーとグループラインしたのに、誰からもレスが来ない!』

マンボー本部長がひたすら「落としどころ」を探す中、機嫌が直らない(生放送中なのに)

そして、番組中に「バナナとビール」で機嫌が治る!(また、そのBGMがいい)

人によっては『生放送中なのに、子どもかよ!何やってんだよ!』的になりそうですが、私には臨場感が伝わって「逆に」楽しい!

それは、それとしてrunningを生業とする者として(違うけど)、雨の中フルマラソンを完走した秘書には素直に尊敬します。

 

年齢 40-49歳

入院期間 3日間

痛み 5(術後すぐ)1(手術翌日)0(術後2週間現在)

 

『〇/△の一番最後の順番で手術して頂き翌日の午前中、雪が舞う中、退院いたしました〇〇です。

2泊3日の予定に私も家族も半信半疑で病院に入りましたが本当に手術翌日に退院となり、周囲も驚いていました。

さすがに麻酔からさめてから3時間ほどは激痛でしたがそれからは嘘のように痛みはひきました。

プラザ内で予習をした際、みなさん吐き気もあったようで、私は痛みより吐き気を恐れていましたが吐気はまったくありませんでした。

術後2時間で腕を耳まで上げさせられましたがスパルタだなぁ…と思っただけで難なく上がりました。』

★ここからは(葉書に書ききれなかった)長い感想が続きます。とても示唆にとんだ(私には)ちょっぴり耳の痛い話ですが(笑) 参考になりそうなので(引き続き)掲載します。

 

『〇月□日入院(前日)で、△日の16:00頃から手術して頂いた〇〇と申します。

先生にとってはたくさんいる患者さんのうちの1人かと思いますが私にとってはたった1人の主治医である先生にどうしてもお礼を言いたくてお手紙を書きました。

退院時に渡されたアンケートの葉書では書く欄がとてもとても足りず、お手紙にしました。

私は2011年▲月■日、まだ東日本大震災の余震が残る中、初めて乳癌の手術を受けました。

きっかけは母が乳がんで2度手術・治療を受けていたことで自分もきっといつかなる、という自信??のようなものがあったため、次男の卒乳を期に検診を受けたことから始まりました。

前医にて、非浸潤癌とのことで温存手術・放射線治療を受けました。しかし、術後すぐから放射線が終わるころまでいろいろと問題がありました。

まずは手術した日の夜から温存した乳房内でリンパ液??がチャポチャポとうるさいくらいに音をたてていました。自分が動くたびに中の液体も揺れるので、うっとうしいし、とても不安になりました。

先生に聞いたら「術後にはよくあることです。自然と体内に吸収されるので様子を見ましょう。」とのことでした。

そのあと、ちょっとずつ傷口から液がにじみ出てくるようになり、ある日、自宅で掃除機をかけていたときに突然パーンとおっぱいが破裂し、リンパ液とやらが流れ出しました。それからしばらくおっぱいに生理用のナプキンをあて、ブラジャーをする、という生活を強いられました。放射線治療で病院に毎日行っていた時期はずっとブラジャーにナプキン生活だったのを覚えています。

そして、ようやく液体の流出が収まったころにはせっかく温存して残せた乳房は中側の癒着で変形し、とても温泉など人前で出せるようなおっぱいではなくなってしまいました。

そこでも先生は「この癒着も時間がたてば徐々に剥がれて元通りになっていくからね。」と。

そんなこんなでその先生はいつのまにかその病院を辞められて他へ移られ、もうお会いすることもなくなりました。

 

昨年11月、自分で異変に気付き受診。再発の告知となりました。

7年前、せっかく非浸潤ガンで見つけることができて切除したのに再発?!予防の放射線だってかけたじゃない!!全摘してればよかったの?ホルモン剤飲ませなかったから?など、前医への不信感や自らの選択への後悔、その他いろいろな感情で自己嫌悪にも陥りましたが気持ちを入れ替え、〇戸川病院でお世話になる決意をしました。

1回目の手術の際に田〇先生と出会えていたら…と何度も考えましたがその頃にはまだこちらにいらっしゃらないですものね。

今回、自力で先生にたどり着けたこと、本当に幸運でした。

自宅も〇〇(〇戸川区近傍)ですので、こんなに近くにこんなに素晴らしい名医がいたとは。

昨年〇月△日、田〇先生の初診。第一印象は正直、あまり良いものではありませんでした。特に親身になって話を聞いてくれる、という感じではないし、CTやMRIも何もなしでいきなり手術日決定!?エコーだけかい??

エッ?何なの?何なの?どうしてこの先生が慕われてるのかわからない!なんで人気があるのか謎。そんな気持ちで帰ってきました。

ちなみに初診でみていただいた、私の引き攣れて乳首が埋もれていたおっぱいはおぼえてないですかね・一瞬ちょっぴり絶句して「術後はずっとこんな感じだったんですか?」と聞かれました。埋もれている中で乳首が外側を向いてしまっている状態だったのでお聞きになられたのかと思います。

帰宅後から次の診察まではひたすら先生の乳がんプラザを読みまくりました。そうしたら、先生が多くの方々に慕われている理由、神の手・スーパードクターと言われる所以、先生の考え方や方針など数々の事が理解できました。

プラザを訪れる前に初診を受けてしまった私が間違っていたんだと思えました。

だから今は、どうしてCT. MRIやらないの?なんて疑問も全くありません。原発か再発かそれってそんなに重要?の言葉も今なら納得です。

スーパードクター田〇先生の神の手で、手術により悪いものを切り取っていただいた現在、少しの迷いもありません。治療方針など全て先生に慕います!本当にありがとうございました。

またこれからも宜しくお願いいたします。

P.S. 朝一番で手術された方も、私のようにその日ラストの手術だった人も19:00の先生の回診で腕を耳まで上げさせられるのよーと看護師さんに言われ、前日からかなりビビッてました。うわぁ、ホントにやらされた!スパルタだ!と思いましたが難なく上がったので、さすが先生の手術だ!と感動しました。

ありがとうございました。』

 

 

『「第一印象は正直、あまり良いものではありませんでした。」

→(mentalが意外とガラスのような)私には、グサリときましたが(冗談です)とても素直な感想のように思います。(もしかすると患者さんたちにとっては「田〇先生あるある」なのかもしれませんね!)』

(言い訳をするつもりはありませんが・)

今回のように局所再発した場合、得てして前医では「全身再発とごちゃ混ぜにした」検査をされ、更に(遠隔転移再発したかのような)治療方針を言われて、患者さんは大変な混乱状態にあります。

私がいくら(シンプルに)「局所再発と全身遠隔転移再発は全く違う」と言っても「前医での洗脳?」から抜け出せない患者さんが多いので、『でも、前医では〇〇と言われて・』みたいな流れになりがちです。

それで(そのような無駄な議論を避けるために)『(ことさら、何気無い風に)手術できちんととればいいんだよ』というようにしているのです。

★私の感覚では、あまりに丁寧な対応をされると『私って、そんなに悪い(病状な)のかしら?』と勘違いされ、寧ろ「あっさりとした」対応だと『なんだ!(前医では大変なことをいわれたけど)実は、大したことはないんだ!』となるのです。(言い訳みたいに聞こえますか?)