今、昨日の術後処置5名を終えて思う事。 まさにreal timeです。
「創部が綺麗であることの喜び」
処置をしていて、一番ホッとするのがこれです。
「当たり前」のことだけど、「それを継続すること」の大切さ。
〇大事なのはfeedback
「自分で手術」して「自分で処置」する。
これが「強力なfeedback」となります。
『あの時(手術時)にああすれば(あそこを、もう一針追加で縫合すれば… など)、この傷がもう少し綺麗になったかなぁ。』
それが、術者を育てるのです。
〇合併症のない手術
それをやり続けるには「たゆまない努力」が必要です。
そのためには、「自分で術後処置を行う事」 それが(手術の)細かい問題点の洗い出しに繋がるのです。
当たり前のようでいて、人は偉くなると「下の人間に任せる」ことにより(自然と)それを怠るようになります。(大学病院の教授の手術など、そのいい例でしょう)
私の場合には1人でやっているから必然的に私一人で全てを行っています。
私も人間(当たり前)、時に面倒に感じることもありますが、「これを止めたら、外科医としての進歩も終わる」そう思います。
50-59歳
入院期間 3日間
痛み 0
『想像以上にシンプルに手術も入院も終わり驚きました。
看護師の方々もみなさん親切で快適な入院生活3日間でした。なによりアートに溢れた院内に感激です。』
『simple is best 簡単に終わって、あっけない。
(我々医療人の存在感が希薄となるくらい)大したことなかった。最高の賛辞です。』