OneTeam コメント
江戸川病院乳腺センター長 田澤篤 さん 199件
2020-08-11 06:56:55 掲示板 2020年8月11日(火)
「Q&A 2020年08月08日2 非浸潤がん 管理番号8253 石灰化の回答6に相当」を回答していて…
今回は「QAに対して」スレのモデルケースです。
まともに「管理番号〇〇番に対してどう思いますか?}だと、かつて「あおっち」さんが指摘されていたように、「そんなつもりでQAしたわけではなかった」という方の取って不本意となってしまいそうです。
ただ、「一般論」として意見を交わすことは有意義だと思うのです。
なので、8253を参考にしつつ、質問者に対して意見をいうのではなく、
あくまで、そのような診療に対して「どう思うか?」
たとえば「非浸潤癌なのに (将来的な)遠隔転移再発のリスクを強調されて(リスクベネフィットを無視した)タモキシフェン処方は如何なものか?」など。
2020-08-10 09:40:09 掲示板 2020年8月10日(月)
今、QA回答していて…
『Q&A 2020年08月07日1 血腫として出現したしこり(⇒題名は「抗がん剤の副作用」に勝手ながら改名しました』
質問者はFECx3⇒DTXx3をしている。
その中で「息切れ」を訴えたら、主治医は「心毒性」と回答したようです。
この「心毒性」が(おそらく)質問者に「心臓が悪くなっているのでは?」という潜在的な恐怖体験となり現在も「不要な心配」をしています。
ここで問題なのは、薬剤の正しい知識です。
ここでいう「正しい知識」とは、薬剤師が言うものとは「少々」異なります。
薬剤の添付文章には「何でも書いてあります」それら「全て」を事務的に説明するのは彼らの仕事であり、それを全く否定はしません。
★ここでいう「正しい知識」とは、実際に患者さんが「この回数で、この症状が起きた時に(頻度的に)考えるべき事」を言います。
まさに、これは(実際に多くの患者さんに起こる症状を見ているからこそ)得られる「活きた知識」です。
anthracyclineを3回行っただけで「心毒性の話をする」のは経験不足と言わなければいけません。
(私の推測ですが)
その医師はanthracyclineの生涯投与量の概念は(まさか)知っているとは思うけど、経験的に結びつかないのでしょう。
それよりもDTXによる浮腫による「息切れ」は圧倒的に高頻度なのです。
皆さん、想像してみてください。
「浮腫みが原因だから、半年くらいすればすっかりよくなりますよ。」と言われるのと、(anthracyclineによる)「心臓にダメージがあって息切れがあると思うけど副作用だから仕方がないよ。」と言われるのでは、ずいぶん違いますよね?
★これを書いていて、改変した乳プラには「抗がん剤による副作用」をきっちり入れるようにしますね。(もしも、私が忘れていたら指摘してください。)
2020-08-07 08:29:02 掲示板 2020年8月7日(金)
〇 掲示板改変
私の頭の中では、これに最も興味があります。
皆さん、どうですか?
Key wordは「混ざらないようにする」では? 乳癌の治療も「局所」と「全身」を分けるようにね。
「one teamの皆さんの交流の連絡専用」も、ありだと思うし、「あのQAについて」みたいなものがあると、皆さんからの「あのQAの回答、ちょっと何よ!酷いんじゃない。ぷんぷん」みたいなものがあれば、(それに対して)私が説明(釈明)することで、よりよい乳プラになっていくかもしれません。
掲示板の最大の利点は「双方向」であること。それを最大限に生かすアイディア。皆さんの中にきっとある筈です。
2020-08-06 07:03:12 掲示板 2020年8月6日(木)
みなさん。こんにちは。
今日は、こちらから失礼します。
今朝もQAの回答していましたが、意見(あくまでも「私見」です)を書きたくなりました。
忌憚(ワープロって便利ですね。書ける人っています?)のないご意見をおまちしております。
2020年08月04日3 『術前に抗がん剤をすることで(冒頭に記載したような)結果として不完全な手術となり、局所再発のリスクを高めるとしたら…』を回答していて…
術前抗がん剤に潜むリスク(局所再発)を私が強調しすぎだと思いますか?
江戸川病院に来るまでなら、「そこまで心配するー?」と私自身思っていたかもしれません。(それくらい、腋窩リンパ節再発は珍しいことでした)
ただ、そのQAにも記載したように非常に目立つのです。
コラムなどによる効果だと思うし、(当院で手術したことが)「terning pointだった。」と感じることもしばしばあります。
腋窩鎖骨下再発の手術って、やったことがある乳腺外科医って本当に少ないと思うし、(私に課せられた)使命とさえ最近は(少しだけ)思ったりしています。
腋窩鎖骨下再発が増えているのか?(それとも)プラザのおかげで集まっているだけなのか?(おそらく、その両方)だとは思いますが、増えているとしたら「術前抗がん剤と、(それに伴う)郭清レベルの低下」があると思っています。
リンパ節転移があると、『転移があるから、術前に抗がん剤しましょう』という医師は、郭清手技そのものが不完全となり、(術前抗がん剤で)たまたま転移消失していればいいけれど、(その後に行う下手な郭清手技で)残存を許してしまい、それが(後の)腋窩再発に繋がっているのでは?
そして、それらの医師は腋窩再発した際に患者さんに『再発では手術はできません。(無駄と言うよりは、そんな手術したこともありません)』再発には抗がん剤しかありません。ということになるのです。
これって、考えるととても恐ろしいことだと思いませんか?
その医師がきちんと手術していれば再発無で過ごしていた患者さんの運命が捻じ曲げられているわけです。
2020-07-27 09:27:33 掲示板 2020年7月25日(土)
田澤です。
ブログにも書いたように、この事件は所謂「安楽死」ではないと(私は)断定しています。
安楽死とは(日本では法制度が無いので、法的な条件には議論が必要だとは思いますが)『最低限、家族と周囲の人達が同意しており、かつ主治医との信頼関係の中で行われるもの』と理解しています。
今回の事件では
家族も(付き添いの)ヘルパーも主治医さえ!も承知していない。
そんな安楽死など(医師として)考えられません。
★本物の安楽死ならば、私も賛成の立場です。
2020-07-20 14:31:56 乳プラ改変
経過観察せず決着をつけましょう!
直球、ストレート ど真ん中
それこそが人の心を動かしますね。
さっそく、管理者に依頼します。
2020-07-20 08:20:10 掲示板 2020年7月19日(日)
なるほど。緊急心カテですか。
先生方もそうだと思いますが、
我々外科医も「この程度なら緊急手術大丈夫」という意識で飲んでいましたが、それも今のご時世では許されないですね。(自動車運転で「これくらいなら」はナシですから)
東〇大学の関連病院(宮城県某海沿い)で「緊急手術を酔った医師が行った」として裁判に訴えられた先輩のことを覚えています。
何年前か忘れましたが、そのあたりが「潮の変わり目」だったのでしょうか。
お互い気を付けましょう(って、どう考えても「お前だけだろ」って突っ込みはナシで)
2020-07-19 08:56:55 乳プラ改変
いろいろな思いがありますね。
確定診断希望メール ~一つ上の満足を~
うーん、どこかの高級旅館のコピーみたい。
~最初の一歩を確実なものにするために~
これ、いただこうかな?
2020-07-17 08:31:23 掲示板 2020年7月17日(金)
遠方スレッド
これこそ、悩める患者さんにとって重要な情報となるのは間違いありません。
しかし、「体験談」を載せられないという医療法に阻まれているという現状があります。
これを「どうやったら打破できるか?」さまざま考えています。 それ故の「メンテナンス中」です。
★ まずは管理者に「遠方スレッドを再開」してもらうので、「体験談ごと」送ってください。
全て私が、「体験談を抜いた」ものとして掲示し、「乳癌手術のブログ〇月△日を参考にしてください」と最後につけることにします。
再開まで「少々」お待ちください。
2020-08-13 14:08:32 スレッド 「Q&Aに関すること」 【メンテナンス中です。】
今日はQA『8804 「鎖骨上、胸骨傍、縦隔リンパ節」再発』を回答していました。
そして、たまらず「あるあるQ」の71に掲載しました。
QAを回答しているうちに、「あるあるQ」まで進むのは、それだけ私が「熱く」なっているからです。
ここで、今日の(掲示板の)お題です。
『8804 「鎖骨上、胸骨傍、縦隔リンパ節」再発』を参考にして、リンパ節再発の治療にビジョンは必要か?』という題でご意見お待ちしています。