Site Overlay

今週のコラム 525回目 迫る!23日動画配信、同じ過ちが繰り返されないための「なのは」さんの思い (続)

牛タンカレーを   霜降り牛癌弁当に

 

加えると

 

 

 

霜降り牛タン弁当に厚切り牛タンカレーを

 

かけて、「これでもか!」というくらい

牛タン三昧!

魔宮に迷い込んだかのような、そんな魅惑の味(どんなや!)

 

 

と、まぁ牛タンの話は「モォー🐄」これくらいにして

 

〇 本文

さて、前回の続き。

あの海南大附属高校の「神」を待ちくたびらせ、あの「少女A」をして『じれったーい。じれったーい。』と言わしめたAクリニックも漸く乳癌と診断した。

そこからです。

 

ここで「なのは」さんの言葉を一部お借りしましょう。

(以下、一部抜粋)

部分麻酔の日帰り手術で切除しました。その病理の結果、乳がんでした。怖くて震えました。

その後、センチネルリンパ節生検もせず放射線もなくタモキシフェンだけを飲んでいました。注1)

ここから私の後悔と苦しみが始まります。ネットで情報をあさりまくりました。調べれば調べるほど不安が募りました。センチネルリンパ節しなくていいの?オンコタイプDXはしなくていいの?検体って残っているの?今からでも調べられるの?でも、それを医師に質問することはしませんでした。「私のがんは、この治療で大丈夫ながんなんだ」と言い聞かせるように、がんに向き合うことから逃げていました。バカすぎる自分に呆れますし、思い出すだけで何とも言えない気持ちになります。注2)

 

まず、注1)だけど…

あくまでも「部分麻酔の日帰り手術で(腫瘍を)切除」というのは、所謂『外科的生検』だよね?

それは手術とはいっても「治療のため」ではなく、あくまでも「診断手技」。

なぜ、追加の手術(マージンを確保するための)「追加部分切除」+「センチネルリンパ節生検」しなかったのだろう?

 

無論、Aクリニックにその「真意」をただしたわけでもなく、あくまでも想像なんだけど…

2つの理由が考えられるかな。

(考えられる)理由1.それらの治療をやることで(今までの癌と診断できなかった経緯からは)急に「診断が遅れてしまい、慌てて治療をしている感」が出てしまう(つまり、何故今更…みたいな非難を浴びてしまう)に対し、それらの治療を省くことで「癌と診断にはなったけど、全然大したことないんだ(だから診断が遅れたんだ)薬だけ一応飲んどけばいんじゃね。」と『如何にも軽い感じを演出したい』心理が働いたのでは?

(考えられる)理由2.そもそもAクリニックは(診断同様に)「治療も適当(あっ、言っちゃった!)」だから。標準治療は無論(知識としては)当然知っているはずだけど、そんなもの必要ない(もしくは面倒くさい)そんなことしなくても再発しない人はいるし、再発したらしたで(その人は)そういう運命なのさ。と達観?している。

 

なるほど…

ちょっと、考えさせられるね。こういう医師がいる以上「ガイドラインは必要」とも言えるね。

 

 

まぁ、Aクリニックの考えが正しいのか正しくないのかはどうあれ(常識的に考えればわかること)

その治療方針が何を招いたかというと…

ここで再び「なのは」さんの言葉をおかりします。

(以下)

そして術後2年の検査で腋窩リンパ節が2、3個腫れていることがわかりました。注3)

医師からは「いい薬があって、これで消えた人がたくさんいるから」と言われ、ベージニオのVTRを見ました。注4)

家に帰った後、この期に及んでまだ事実を受け入れられなかったのか、「そういえば1か月前にコロナのワクチン接種を受けた。そのせいで腫れてるのかも」という考えを起こして注5)、クリニックに電話したところ、1か月後に検査に来なさいと言われました。1か月後に行くと「今日はエコーを診られる技師がいないから明日来なさい注6)」と。この時、しがみついていた糸がプツンと切れたかのように不信感が一気に湧きました。翌日また行きましたが結果は、特に変化なし。経過観察でさらに1か月後、検査をすると今度は「少し小さくなっている」と言われました。注6)最初にリンパが腫れが見つかった5月から半年が経った11月、やっぱり腫れているということでPET検査をした結果、ようやくリンパ節転移が確定注7)しました。医師は「転移したリンパ節だけ取って、郭清はやらない。もし不安だったら放射線はやってもいいけど注8)」と言いました。

 

ああぁー。ああぁー。(沢田研二風に)

ここでは注)がやたらいっぱいじゃんか!

どういうこと?

 

 

OK

ここからは注)の処理だね。

 

まず注3) 術後2年の検査で腋窩リンパ節が2、3個腫れている

→だけど…

通常なら、ここで「細胞診なり組織診」で「腋窩再発なのか?」診断をつけるという手順となります。

しかし、何故かこのAクリニックでは「いい薬があって、これで消えた人がたくさんいるから」と言われ、ベージニオのVTRを見ました。注4)

→どう考えたらいいのか?

正直、私の解釈では「再発したかどうか」それをうやむやにして(ベージニオで小さくして)「無かったことにしよう」としているにも見えるし…それとも「そもそも」ビジョンが無く「行き当たりばったり」の診療なのか。ここまでくると「解釈するのも無理」ですね。

 

家に帰った後、この期に及んでまだ事実を受け入れられなかったのか、「そういえば1か月前にコロナのワクチン接種を受けた。そのせいで腫れてるのかも」という考えを起こして注5)

→これは、前回のコラムでも取り上げた「なのは」さんが後に自分自身でも反省した「こうあってほしい」にしがみついた案件とも言えます。

 

 

「しがみつく」と言って思い浮かぶのは「昭和のダッコちゃん」です。

その時、「なのは」さんの脳裏に浮かんだとか、浮かばなかったとか。

それはともあれ、ここまでの「なのは」さんは現実から目を逸らしていたとは言えそうです。

 

 

検査をすると今度は「少し小さくなっている」と言われました。注6)

→これはその医師自身が行ったエコーなのか、それとも(その医師は一貫して自らエコーはせず)技師によるエコー所見なのか…

「ベージニオ」の話を持ち出したくらいだから、(本心では)転移を疑っているように思うのだけど「やはり」診療が行き当たりばったりであり(いずれ)真実は一つなのだから無意味な診療に思います。

 

最初にリンパが腫れが見つかった5月から半年が経った11月、やっぱり腫れているということでPET検査をした結果、ようやくリンパ節転移が確定注7)

→またまた登場?

「待ちくたびれましたよ…!!」

 

 

 

あぁー。

神君、また出ちゃったよ。

本気で診断して、迅速に医療するっていう医師として本来あるべき姿がみえないなぁ。

 

 

転移したリンパ節だけ取って、郭清はやらない。もし不安だったら放射線はやってもいいけど注8)」

→まだいうか!

その「リンパ節再発」の原因は『センチネルリンパ節生検をしなかった(提案されず)』ことにあり、もしも初回治療で(センチネルリンパ節生検を普通にしていれば)当然「陽性」となり追加郭清したことでこんなこと(腋窩再発)にならなかったという反省の弁はないんかい!

それどころか、「郭清はやらない」って、どういうこと?何が理由?単純に「腋窩郭清、まともにできないから」ちゃうんかい!

 

 

ここに至り、遂に「なのは」さんは今までの「ダッコちゃん?」から脱皮し(後に)大学病院の医師達をも震撼させるべく立ち上がるのです。

 

いよいよ、明日の登場が迫ってきました。

十分な予習をして理解したうえで、質問お待ちしています。