今週末はあいにくの雨模様。
と、いうことで…
土曜日、ベランダを眺めつつ
中央は王将の「ニンニクましまし」餃子です!
王将の(餃子は勿論のこと)チャーハンの旨さにびっくり!
木曜日にいただいた「KIHACHI」
同じく…
「とよんちのたまご」
土曜日までの僅か2日間でしたが…
長ーい「待て」状態でした!
『待て』と言えば…
私はかつて犬を飼っていましたが(ラブラドール レトリーバー)
おやつを前にして「待て」をかけた時の、あの「プルプル」感! 思い出します。
無論、私は犬から更に進化した?(直系ではありませんが…)人間!
待ちました…
そして、遂に土曜日!
2つとも最高でした!
たまごバウムは今まで食べたことのない新感覚!
いやー、まだまだ(バウムクーヘンの)世界は奥深い。
○本文
皆さん、覚えていらっしゃるでしょうか?
掲示板を愛読されている方なら覚えているはず。
そう、前医で「線維腺腫」と診断されて「半年後、経過観察」となっていた方です。
⇐MRIでは右上端に写ってます。
この時点では腋窩リンパ節は全く腫れてなかったのですが…
手術までの1か月弱の間に… リンパ節は腫大し結局「腋窩鎖骨下郭清」となってしまいました。
少々悩みましたが…
今後の診療に役立ててほしいという思いと、(経過観察として)半年後予約されていた筈の患者さんが(連絡もなく)来院されないことに、(その医師自身も内心)気になっているではなかろうか?という2つの理由で「報告書」を書きました。
○ご報告
平素より大変お世話になりありがとうございます。
貴院にて細胞診にて線維腺腫の診断となり「半年後経過観察」となっていた患者様が当院で左乳癌の診断となり手術を施行しましたのでご報告いたします。
(経過)
202○年○月○日当院初診、貴院にて細胞診で良性(線維腺腫の診断)とのことでしたが患者様が心配されての受診。
左○領域エコー画像上はカテゴリー4<5でしたのでCELERO施行。左乳癌の診断確定となり患者様が当院での治療を希望されたので
202○年○月○日lt.Bp+Ax+Ic施行しております。(レベル1に明らかな転移性リンパ節があり、術前エコーでレベル2にも腫大リンパ節を認め術中肉眼的所見でも転移を疑ったためレベル3までの郭清としました)
(手術病理)
IDC(solid type), pT○, pN○, NG○, HG○, luminal(EHER2 0)
OncotypeDX無償提供プログラムの適応でもあり、その上で適切な術後療法を相談していきます。
◎貴院で経過観察予定であるのに、受診されないことで心配されることと思い経過をご報告する次第です。
以上、よろしくお願いします。
リンパ節が急速に腫大したことを考えると、
(半年待たずに)当院を「思い切って?」受診して本当に正解だったよね?
それにしても、この場合には(前医は)責められてしまうのかな?
違う、違う、そうじゃない。(鈴木雅之風に)
私なりに想像するに…
診断に(そもそも)ぶれのあるような、これらの医師は後で責められないように保険をかけているんだ。
あー。
「半年後、経過観察」って、やつ?
もしも患者さんに『あの時、線維腺腫(良性)って言ったじゃないか? でも結局癌だったんだぞ!』みたいに責められたときに、これらの医師は
『いえ、断言したわけではありません。良性も癌に変わることがあるから、だから「半年後、経過観察ですよ」って、言ったのです。』
これが「保険」なんだね?
そうなんだ(おそらく)
私自身は、生検の結果は「100%」と言い切っているから、それらの医師の(生検して確定診断が点いた筈なのに)『半年後、経過観察ね』というセリフに我慢がならないのだけれど、結局それらの医師は、その「保険」がないとやっていけないんだろうね。
そんな保険をかけるような診療よりも「自信をもって100%と言い切る」ために手技を磨く方がよっぽど「お互いのためになる」と思うのだけど、皆さんどう思います?
だけど、実際にはこのような診療は世の中に溢れているのです。
QAで(皆さんの)疑問に回答するのも私の役目だとは思いますが、それでは十分ではない。
世の中にいかに「いい加減な」診断が溢れているのか?
それを伝えたい!久しぶりにそんな気持ちになりました。
冬の極寒のランニングに疲弊?して、暫くYOUTUBE休止していましたが、そろそろ春だし?このあたりから再開しようかな?
なんて、思いつつ今回のコラムを〆ることにしましょう。 ごきげんよう。