みなさん。こんにちは。
現在、システムメンテナンス中で大変ご迷惑をおかけしております。
すっかり私の日課となった「QandA」
慢性的な「時間不足」(いつも気になっています)
ただ、一方で時間に追われながらも「時間を(目いっぱいに)有効に使っている」という安心感。
少しでも「空いた時間」なんかあると…
ソワソワしだして「時間を無駄にしているのでは?」と、落ち付きません。(もはや中毒?ですね)
2年余り、4000を超えた「QandA」
今週中には「再開」予定なので、今後とも御贔屓に。
TARTHERZEAL 4
お気に入りのシューズです。
もともと「軽さ」は重要な要素だったのですが、どうしても「軽さ」を追求しすぎると、ペラペラになり「クッション性」や「ホールド感」に不安があったものです。(研修医時代、フルマラソンを走った時には TARTHER JAPANだった?ように記憶しています。20年以上前の話ですが…)
TARTERZEAL4に出会ったのは、つい昨年のことですが、その「両立」に驚きました。TARTERJAPANに比べると、ちょっと「重く」感じるのですが、「ホールド感」は別物だしソールの減りも全然違います。
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昨日amazonから届いた、私にとって2代目のTARTERZEAL4
さっそく、晴れた日曜日にデビュー。ライトグレーが眩しい午後でした。
Simple is best
「マイコン」
私が中学生の頃は、(今で言う)パソコンはそう呼ばれていました。
その当時NECのPC9800シリーズなど…
一部のマニアにしか扱えず(今思えば、一体それで何をしていたのか?勿論ネットもなく、単純なゲームかな?)
やがてワープロブームとなり(シャープの「書院」など、懐かしい!)、そして「Windows95」の登場により爆発的な拡がりを見せネットの普及と共に「パソコン」へと普及し、どんどん進化していくのです。
この「マイコン」⇒「パソコン」への機能的進化は膨大なものですが、注目すべきはその「操作性の向上」です。
マイコン時代の、keyboardで「複雑な入力が必要」だったのに対し、今ではいたって「Simple」に「ただのひと押し」で全てが起動するようになっています。
これこそが「進化」です。
そして、いつかは「家電」のように「取扱説明書を見なくても(誰でも)操作できる」ようになる日が来る事でしょう。
そして Simple is best !
機能はより高度となり「複雑化」しても、その操作が簡単でなければ(ストレスフリーに感じなければ)、それは「本当の進化ではない」のです。
物事は進化すると、より「Simple」へ、物事は整理されれば、必ず「Simpleに近づく」のです。
○物事はシンプルに考えましょう
もしもシンプルにできないものがあれば、それは「何かが足りない(整理ができていない)」からなのです。
いかにも(わざと?)「難解に聞こえるように」話をする人がいます。
(一見)凄そうに見えるかもしれません。
しかし、それは誤りです。
どんな複雑な内容でも、それを(聞く人に)シンプルに感じさせるまでに(自分自身が)理解していないだけなのです。
それでは、本日の本題に入ります。
「術後創処置」
私は、どうやればSimpleにできるか?
それを追求してきました。
そして到達したのが「創処置なし」です。
ポイントは4つ
①吸収糸(溶ける糸)で縫合面(創の合わせ目)を厚く頑丈に縫い上げる。
②創部には「ステリテープ」と「優肌絆」を重ね貼りする。
♯これらテープは、ガーゼのような保護機能も兼ね、貼り替えも不要(貼りっぱなし)
♯♯その上には、(ガーゼも防水シートも)何もつけません。
③濡らさない期間は「部分切除では術後2日間」「全摘では術後5日間(創が長いため)」
♯濡らさない期間と言っても厳密なものでなく、シャワーの水がかかる位は全く問題無
♯♯その期間が過ぎたら、(テープのまま)湯船につかったり(全く術前と同じように)過ごしてもらいます。
④消毒も貼り替えも防水処置も一切不要(所謂「メンテナンスフリー」です)
昨年から、徐々に上記のような術後処置内容に進化していきました。
「部分切除」の患者さんたちは、術後翌日処置したまま退院となるので、その後テープが上手く機能するのか試し試しでしたが…
「全切除」の患者さんたちは術後「翌々日」まで入院しているので、(退院日に)「丸1日経過」の状態も確認していました。
今では、退院後初回受診(術後病理結果が出揃う頃)の際に、テープがきちんと機能している状況に安心感をもっています。
それ以前は…
それまでは(すぐに入浴できるように)防水シートを貼ったまま退院、「3日目には剥がしてください」としていました。
ただ、そうすると、「防水シートを剥がした後、創部のテープも一緒に剥がれたらどうすればいいのか?」など、患者さん達に不安を与える一因となっていました。
また、防水シートを一度貼ると(患者さんによっては)「それを剥がす事が(本当に大丈夫なのか?)と不安」となり、結果として「いつまでも防水シートは貼りっぱなしとして創周囲がかぶれる」人もいらっしゃいました。
「防水シートを使わない方がいいのでは?」私が(2年もかけて)辿りついた結論です。
ものごとは、「進化することで、シンプルへ向かう」そういうことです。
○これから当院で手術を予定されている方々は是非、参考にしてください。
一切、処置不要。(退院時のテープの状態で過ごすだけです)
処置のための(退院後1週間目などに)外来受診も不要。(術後の初回外来は病理結果の日に来てもらいます)