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全身治療と併用しながらの多発リンパ節転移や再発への今後の治療について

■女性44歳
■病名:右乳癌 右腋窩、右鎖骨上下、右深頸部、縦隔リンパ節転移
■症状:右腋窩、右鎖骨周囲、頸部に痛み
■2022年12月に右乳癌 T2 N2、IDC 充実腺管癌、トリプルネガティブ、Ki 67 70%、右乳房A領域24mm、D領域16mm、右腋窩60mm、右鎖骨上35mmと前縦隔リンパ節に小さな転移あり、ステージ4と診断されました。

12月末からキイトルーダ+ゲムシタビン+カルボプラチンの化学療法開始。
その後縦隔の遠隔転移は消失しましたが、遠隔転移以外の腫瘍の増大があり、疼痛緩和目的で5月に右乳房全切除+右腋窩リンパ節郭清施行。
右鎖骨上リンパ節転移部分は太い血管が近く切除不可能、術後放射線治療は浮腫が出やすい部位のため適当ではないのと遠隔転移を抑える全身治療が優先と説明があり、現在も残存しています。

術後も遠隔転移に効果が見られている同じ化学療法を継続していますが、右鎖骨上リンパ節転移にはあまり効果がなく、9月には右鎖骨上下と深頸部リンパ節合わせて10か所に転移が見られています。
CA15-3: 術後 37.5 →9月 60→1月 84

2024年2月1日には手術した創部近くに5mm位のシコリが出来、2月5日には1.5mm位の楕円形(ゴツゴツしていない)に少しずつ増大してきています。痛みはありません。
術後、側方断端陰性 深部切除断端に浸潤部が近接との結果でしたが、これは局所再発なのでしょうか?
このように急に大きくなっていくこともあるのでしょうか? … …【詳しく読む】全身治療と併用しながらの多発リンパ節転移や再発への今後の治療について