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HER2陽性ステージⅣのドセタキセル回数について(8コース以上することは可能か)

女性32歳
■病名:乳癌ステージⅣ
■症状:無症状
■ステージⅣの一次治療において、DTXを8コース以上継続することは可能か、その意義がどれくらいあるか、実際にそのようなケースのご経験があればどのような場合になされたか、についてお聞かせください。
現在HER2陽性ステージⅣ(多発肝転移)あり、DTX+HER+PERを現在3コースまで終了しました。
今のところQOLの大きな低下なく過ごせていますが、発熱が1回(抗菌薬で解熱)、風邪で延期が1回と順風満帆とまではいきません。
私がDTXを続けた方が良いのではないかと思う理由として、①CT評価がまだですが乳房のしこりは触れるため、早期CR症例ではないこと、②HER2が2+でfish陽性であること(3+の方が抗HER2薬効きやすいイメージ)、③Ki67が60程度と高く、多発肝転移もあり予後不良因子があること、などの理由から、HER2療法単独よりケモを長めにした方が長期予後が見込めるのではないか、、という不安があるためです。
可能な限りDTXの継続を希望される方や、継続した方が良いケースなどあるのでしょうか。
私は内科医師で、第二子37週妊娠中に癌が発覚しました。これまでの人生に悔いはございませんが、小さな我が子と夫のために、何かできることをと日々考えております。主治医のことは信頼しており、同じ質問をする予定ですが、先生にもご意見を頂けましたら、とても心強いです。 … …【詳しく読む】HER2陽性ステージⅣのドセタキセル回数について(8コース以上することは可能か)

遠隔転移の今後の治療について

女性43歳
■病名:浸潤性乳管がん(ルミナールタイプ)
■症状:両側肺多発転移
■昨年の春、乳がん両側肺多発転移あり、初発ステージ4の診断があり、現在治療中となります。
手術前のPET-CT検査にて遠隔転移が見つかったかたちとなりますが、
原発の腫瘍が皮膚に非常に近い位置にあり、直上の皮膚にはわずかに浸潤の所見も見られたため当時の主治医の判断もあり原発はまもなく全摘手術をしていただきました。
手術標本における病理検査の結果は、
ER:強陽性 PgR:強陽性 HER2:0陰性 Ki67:50% とのことでした。
また肺転移がわかっている状況で実施する意義は見出せないとのことで、センチネルリンパ節の検査は省略されましたので
リンパ節への転移があったのかは正確にはわかりません(エコーやPET-CTでは所見なしの診断でした)

その後は治癒ではなく維持を目的とした、ホルモン療法の提案をいただきましたが、
少し消極的に感じましたのでセカンドオピニオンを求めたところ、
まずはcCRを目指すという積極的な治療戦略を示していただいた現在の主治医にめぐりあい
転院の上夏前ごろから全身治療を開始したという経緯になります。 … …【詳しく読む】遠隔転移の今後の治療について