9月も最終週となり、すっかり秋めいてきましたね。
ただ、雨には困ったものです。
今日(9/25 FM on air)の「サンフリ」で「一之輔」も、「洗濯物が乾かなくて困る」みたいな事を言っていました。
その「サンフリ」での今日のテーマは「ジャンク」
♯辞書的な意味「屑」「ガラクタ」ではなく、たとえば「ポテトチップス」のように『(身体に悪い事は承知しているけど)止められない(身近な)定番』みたいな意味でした。
○リスナーから「サンフリそのものが一番ジャンクだ」と多数寄せられました(私も同意見です)
その中で「村上春樹」というリスナーからの意見も(毎年、ノーベル文学賞候補と言われる作家なのに…)
「時に難解な内容」[結末や結論があいまい]だけど「癖になる」確かに、そうかな?
こういう私も、「村上春樹にハマった一人」です。
村上春樹が、時々語る「運命」
以前、「海辺のカフカ」を紹介しましたが(あの作品は「運命がテーマ?」みたいに[運命のてんこ盛り]です)
今回は、久しぶりにまた読んでいる名作「ねじまき鳥クロニクル」から
『運命は何があっても必ずその取り分をとっていくし、その取り分を手に入れるまでどこにも行かないのだ。』
時に「運命は変えられる」とも言われたりしますが、どうでしょう?
肉芽腫性乳腺炎
今回はその治療について
肉芽腫性乳腺炎が、きちんと診断されずに「無駄に切開」されたり「抗生物質責め」にあったりして長期間改善せずに悩んでいる方が多い事は、(この今週のコラムで)幾度となく指摘してきました。
ステロイドが有効であることは解っています。
一方で(如何にも外科的発想ですが…)手術的にその肉芽を摘出することも「原因を除去する」という意味で、これまた有効であることは私もかつて経験済です。
手術となると「全身麻酔」だし(当然、入院が必要)、(手術に踏み切るのだから)絶対に再燃させないために「大きめに切除」となりがちです。
♯外科医にとって、術後の「再発、再燃」は最も屈辱的な事なのです。
「術後の変形」も「癌の手術」ならば「ある程度やむなし」ですが、「良性」となると…
そこで注目されるのが(私の好きな)「マンモトーム」です。
もともと(時間的に粘れば)線維腺腫なども(大きさによっては)切除しきれる(実際にその目的も用途の中には含まれています)手技です。
○マンモトームで「肉芽をとことんまで削り倒したら、どうなのか?」
次回は、そのような例を紹介します。