[管理番号:12645]
性別:女性
年齢:49
病名:浸潤性入管癌
症状:肩、上腕、背部の痛み
投稿日:2025年04月21日
24年2月に精密検査で浸潤性乳管癌を指摘されました。左外上部に腫瘍は1.1cm程の腫瘍があり良くない感じがする、リンパ節も腫れているとの話で、その後の病理結果は
Her2陽性3、エストロゲン感受性ややあり、プロゲステロン陰性、悪性度3、ki67:68%、核グレード3でした。抗がん剤がよく効くので温存できる、術前化学療法を勧められ大学病院を受診、その際はリンパ節の細胞診のあと、体幹のCT、脳MRI検査が追加されました。
現在のところ遠隔転移は確認されず、リンパ節転移は目測で2個ほど。手術は温存可能だがリンパ節はレベル2まで郭清となる旨説明されました。
全摘か温存か聞かれましたが決めきれず、進行の早い癌のため、化学療法を先行して行うことになりました。
EC療法を3周に1回4クール
ドセフェスゴを同様に4クール後、手術予定です。
ここに来て、左胸への放射線照射リスクを考え、全摘の決心がつきました。
温存では3/4ほど切除するとのことで、見た目もかなり変わるようです。
数日で化学療法開始ですが、夜間の多量発汗や上肢の疼痛、肩や背中の痛みを感じるようになりました。
ステージは2aとのことでしたが、より進行し、肺への転移など生じているのではと心配です。食事時に痰も絡みます。このことを問診時に先生にお話してみようと思うのですが、話すことによって治療方針は変わりますか?
また、再発、転移の確率はどの程度とお考えになりますか?
よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
このQAをする前に「乳房痛」を読んでいますか?
(何度も何度も記載した定型文のようで、少々辟易していますが、再度記載します。
以下をよーく読んでください)
質問者の年齢はまさに「更年期にさしかかり、卵巣がそもそも不安定」そこに「乳癌だ!」「進行が早いタイプだ!(と、私は思いませんが、HER2陽性のため)主治医から刷り込まれたようです」「抗癌剤って大変そう!」このような大きな「ストレス」がますます質問者の卵巣を不安定として、
「夜間の多量発汗」や「上肢の疼痛」、「肩や背中の痛み」を感じるようになりました。を引き起こしているのです。
転移の症状では10000000000%ありません。
是非、是非過去のQAを読んでみてください。
皆さん一様に、このような症状がでて、「転移だ!」と心配していることがよーく解ります。
そんな転移の症状は存在しません。
極めて典型的な更年期の症状です。
肺への転移など生じているのではと心配です。食事時に痰も絡みます
⇒肺転移には「そもそも」症状はありません。♯もの凄く進行した場合にしか、そもそも症状など無いのです。
その痰は(これは更年期の症状ではなく)季節の変わり目の気道の炎症でしょう。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/5/6
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