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抗がん剤治療と再手術の必要性について

[管理番号:11050]
性別:女性
年齢:44
病名:右乳癌
症状:
投稿日:2023年4月22日

田澤先生、よろしくお願いいたします。

今年の3月に右乳癌(浸潤癌)の部分切除とセンチネルリンパ節生検を終えました。

病理検査の結果、浸潤癌の大きさ8ミリ、全体の広がり3.2センチ、リンパ節転移1個(微小転移)、ER陽性、HER2陰性、ki-67 10%、腫瘍グレード2でした。
田澤先生のコラムを読み、オンコタイプを申し込みました。

今後の治療として、閉経前のためTC療法とホルモン剤、放射線治療を勧められました。
提示された15年生存率のグラフでは、抗がん剤治療とホルモン療法の両方を行うと、ホルモン療法のみの治療と比べて2%の上乗せがありました。
副作用が心配で、抗がん剤治療を行うかとても迷っています。
ご教示ください。

また、全体の広がりが3.2センチあったため、完全に取り切れていない可能性があるとの説明を受けました。
再手術で取り切らず、放射線治療のみで大丈夫でしょうか。
再発が怖いです。

早く治療を始めたいのですが、治療内容を決められず苦しい日々が続いています。
ご教示いただけたら幸いです。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

田澤先生のコラムを読み、オンコタイプを申し込みました。
⇒メール内容には、この結果の記載が見当たりませんが…

★結果が出たら「素直に」その結果に従いましょう。(考えすぎずに)

オンコタイプDX

***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/5/3
***

質問者様から 【質問2】

術後の抗がん剤治療について
性別:女性
年齢:45
病名:右乳癌
症状:
投稿日:2023年09月25日

田澤先生、前回は質問にお答えいただきありがとうございました。
経過報告と質問をお願いいたします。

右乳癌(浸潤癌)の部分切除
浸潤癌の大きさ8ミリ
全体の広がり3.2センチ
リンパ節転移1個(微小転移)
ER陽性
HER2陰性
Ki?67 10%
腫瘍グレード2
ルミナールA

前回結果待ちだったオンコタイプDXの結果は、再発スコア10、9年遠隔再発率12%で、RS群における化学療法の上乗せ効果については「明らかな上乗せ効果なし」でした。
でも、主治医からは閉経前だからこの結果には該当しない、今度再発したら治らなくなると言われ、抗がん剤治療を行いました。
TC療法(4回)を行う予定でしたが、アレルギー症状が出たためTC療法は1回のみで、その後はEC療法を3回行いました。
抗がん剤治療後、タモキシフェンの服用を開始し、放射線治療を20回行いました。LH‐RHアナログを6か月に1回5年間投与することになっています。
抗がん剤治療を終えてほっとしていたのですが、前回の診察時に主治医から「エスワンタイホウ」を1年間服用することを提案され、本当に必要なのか悩んでいます。
田澤先生のコラムの内容からは、閉経前でも抗がん剤は必要なかったのかなと思うのですがいかがでしょうか。
ご回答をよろしくお願いいたします。

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

でも、主治医からは閉経前だからこの結果には該当しない
⇒何だ、そりゃ??
この主治医には、もう一度勉強し直してもらいましょう。(失礼)

田澤先生のコラムの内容からは、閉経前でも抗がん剤は必要なかったのかなと思うのですがいかがでしょうか。
⇒勿論!

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/10/4
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