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今後の治療について診察をお願いしたい

[管理番号:9822]
性別:女性
年齢:52歳
病名:乳癌
症状:胸のしこり 胸の痛み
投稿日:2021年10月20日

はじめて質問させていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。

10/(上旬)右胸に以前からあるしこりに新しく小さいしこりができて、不安がよぎり近隣のブレストクリニックに受診しました。

マンモ、エコーから、これはかなりアウトよりだということで、同日に針生検と細胞診をしました。

10/(中旬)病理組織検査結果
一次報告
Biopsy:Adequate,malignant:Invasive ductal carcinoma,the right breast.
病理組織所見
[右乳腺:3本、12/10/6mm] 組織学的には、浸潤性乳管癌組織を認めます。
(3/3)腫瘍胞巣では、静脈腫瘍塞栓との鑑別を要する胞巣も存在します。
(v1?)
Histologic type, invasive ductal carcinoma, tubule-forming>>scirrhous; Histologic grade,1; Nuclear grade,1;Structural atypia score,1;Nuclear atpia score,1; Number of mitotic figures, <5/10 HPS;Fat invasion,-;ly0,v1?; Tumor-infiltrating lymphocyte,+;
Non-invasive component,+(non-comedo type,low-intermediate grade); Fibrotic focus,-;Tumorbudding grade,1; Tumor necrosis in the invasive tumor,-; Perineural invasion,-;Calcification,+.

10/(中旬)二次報告
Biopsy:Adequate,malignant:Invasive ductal carcinoma,the right breast.
病理組織所見
ER:+,strong,>80%;J-score 3b;Allred score IS3+PS5=8.
PgR:+,strong,>80%;J-score 3b;Allred score IS3+PS5=8.
Ki-67 labeling index:<10%(hot-spot;1 HPF).
HER2FISHの結果はまだです。

細胞診検査報告書 判定:悪性の疑い
所見:比較的小型の異型細胞の核密度が高く、重積性で出現しています。
Ductal carcinoma を疑います。

MRI(クリニックからの紹介先にて10/13実施)
10/19検査結果
右の①NTD30㎜(17×12×14mm)②NTD56㎜(10×8×10mm)のしこりはい
ずれも悪性に矛盾ない
像です。
信号強度や造影形態が異なるため別組織型が示唆される。
③の像は漸増性乳腺辺縁ですが、管内連
続性病変の可能性あり。
乳頭側には連続性造影効果は見られず、①②の直接的な連続性造影効果は見られな
い。

左の④は辺縁ですが、早期濃染がやや目立つため、US等ご対比いただき、該当病変が
ないか確認ください。

以上が結果です。

これらの結果をもって紹介先の総合病院にて、ファーストオピニオンを受けました。

主治医の先生によると、私の親戚(祖母・叔母・従姉等)6名が乳癌であった話も聞いたうえで、全摘がよいのではないかということでした。
乳房再建もできる。
治療薬としてはHER2の結果次第で決まってくるとおっしゃいました。

私としては、手術という手段しかないのなら、ぜひとも田澤先生にお願いしたいです。

希望としては、再発のリスクをできるだけ減らしたい。
全摘であれば再建をしたい。
まずは最適な治療に向けて田澤先生の診察をお願いしたいです。

どのように進めさせていただいたらよろしいでしょうか。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「希望としては、再発のリスクをできるだけ減らしたい。
全摘であれば再建をしたい。」

⇒(ご本人のご希望により)全摘同時再建がいいでしょう。

「まずは最適な治療に向けて田澤先生の診察をお願いしたい」「どのように進めさせていただいたらよろしいでしょうか。」
⇒「手術相談メール」してください。

 当科受診、診察⇒形成外科(院内)診察⇒当科で術前説明同意書入院案内 という流れになります。

「手術相談」メールはこちら。