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乳がん手術 (検査から一か月以内で)

[管理番号:9689]
性別:女性
年齢:50歳
病名:浸潤乳管ガン、非浸潤乳管ガン(DCIS)
症状:
投稿日:2021年9月2日

今年8月17日に組織診をうけてから、乳がんプラザを読ませていただいております。

現在、ドイツ在住で今年8月5日にマンモグラフィ検査をうけました。
一週間後、精密検査必要と手紙で連絡があり、17日にエコー、組織診(8つのプローベ)を取られて、さらに一週間後に悪性と診断されました。
内容はつぎのとおりです。

 
 左胸 十二時の位置、乳首から5.5センチの位置に1.2センチの浸潤ガンの疑い(今回の検査で1センチのものが二個あると判明)
    一時の位置、乳首から8センチの位置に四つの非浸潤ガン
 組織診の結果 エストロゲンレセプター 陽性 100%
        プロゲステロンレセプター 陽性 80%
        Her2 スコア1+
        Ki67 約2%
        リンパへの移転なし
        アクチン(AKtin)とCD10陽性のMyoepithelienが欠けている(これの意味がわかりませんでした)

その後、かかりつけの婦人科医から今後の治療方法はこうなるでしょうとの説明があり、その医師の紹介(3件の乳がんセンターの中から自分で選ぶ)で昨日、受診をし、手術が決まりました。

ドイツはチーム体制らしく、まずエコー検査からはじまり、しばらく院内で待っていると主任医師に診断の全体的な説明(先生のこのブログが役にたち、質問にも的確に答えられたようで、看護師さんにあとで医療関係者かと聞かれました)がありました。
つぎに担当外科医がこられて、私の左胸の形と腫瘍の広がり方からみて、表皮を残して、乳腺とほかの組織を取ったほうがよいと言われました。
その後、形成外科医との話し合いがあり、手術の方法(全摘、インプラント)その後に起こりうる後遺症(ほぼないだろうとのことでしたが)の説明を受けました。
その後、手術日の予約をし、今月8日となりました。

ただ、ここまでの流れが早すぎて、頭では理解しているのですが、納得していない感じです。
私自身、今日まで一度も大病にもかかったことがなく、検診以外にお医者さんにかかったこともない人間です。
胸のしこりにも触れなかったので、正直なところ、なにか騙されているような感じにも思えます。
そこで、先生に一押しをしていただきたく、質問します。

1.組織診が一回とエコー検査2回、マンモグラフィ検査2回で手術が決まるものですか。
手術前にMRIもとるらしいですが。

2.先生が説明されている手術の流れと主任医師の説明が同じだったので、安心しているのですが、だいたい私の症状だと普通のことなのでしょうか。

3.組織診の結果と手術で腫瘍を取り出して再検査したものでは、違う結果になることもありますか。
もっと数値が悪くなるなど。

4.エコー検査では、右左のわきのリンパもみてもらい、どちらも転移は認められないようです。
この場合、手術で検査をしてもほぼ同じような結果になるという理解でよろしいでしょうか。

5.人生初めての手術なので、非常に緊張しています。
それでも、自分では落ち着いて医師の先生方に質問もできたほうだとは思っています。
が、手術前のコロナ検査でもう一度、先生方に質問できる機会があります。
田澤先生のお立場で手術前にこれははっきりしておいたほうがいいという項目はありますか。
(先生方は「自分のことだから、納得いくまで質問してください」と言われています)

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

術式に関してはMRIを見てから決めてもいいのでは?(広がりが狭ければ12時と1時は近いのだから)温存を最初から外すのは如何なものか?
それ以外は問題無いと思います。
ご参考に。