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抗がん剤の耐性

[管理番号:9517]
性別:女性
年齢:52歳
病名:浸潤性小葉がん ルミナールB?
症状:
投稿日:2021年6月25日

6/(中旬)乳房全摘手術、病理結果待ち、リンパ転移あり。

病理結果後確定ですが、現状の治療方針は以下の通りです。

ECまたはFEC4クール、
TC4クール放射線
ホルモン治療

術前針生検の結果:ホルモン(+)、Her2(-)、Ki-67
抗がん剤は効きにくいタイプだが、効かないわけではない。

投与必須、生温い治療では後悔すると言われます。

副作用もありかつ効きにくい抗がん剤を投与し、再発や転移の際に使おうにも耐性ができるということはないのでしょうか?
(主治医)ない。
生涯で使える上限がある。

この回答の意味がわからないのですが、時間切れと言われました。

また、オンコタイプDXは信頼性が低いと言われます。

抗がん剤はやむを得ないとしても今しか検査する機会がない方が
後悔するのではないでしょうか。

田澤先生、何か助言いただけませんでしょうか。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「また、オンコタイプDXは信頼性が低いと言われます。」
⇒私には…

 その主治医の「独断」よりは「オンコタイプDXの方が、100倍信頼できる」と思います。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

リンパ節転移と腋窩郭清
性別:女性
年齢:52
病名:浸潤性小葉がん
症状:
投稿日:2021年7月18日

お返事ありがとうございました。

昨日病理結果が出ました。

病名:浸潤性小葉がん
リンパ節転移:12/12(レベルⅡ郭清)
病理学的腫瘍径:90*147*14
断端:陰性
核グレート:2
脈管侵襲:リンパ管ly1 血管v0?
ER85% PgR70% HER2(-)
Ki-67:20%(針生検では40%)

治療方針は
化学療法:ECまたはFEC4クール→TC4クール
放射線:鎖骨部リンパ節、胸壁
ホルモン療法

Ki-67が下がることは予想しなかったので、オンコタイプDXは検査しませんでした。

リンパ節転移が多かったのでやむを得ないと覚悟しました。

(主治医)
Ki-67は針生検より下がったが低リスクではない。

ルミナールAかBは大きな問題ではない。

リンパ節転移が多かったので化学療法は必須。

※主治医はやや遠いのと放射線はないため、近い病院を打診中です。

腫瘍径やリンパ節転移すなわち抗がん剤ではないと田澤先生の回答を拝読しましたが、何か、助言いただけませんでしょうか。

①腋窩リンパ節照射は必要ないのか。

②放射線照射が抗がん剤よりも優先されるのではないか。

12/12陽性ならレベルⅢ郭清すべきではなかったか。

④レベルⅢにがんが残っていないか
今からでも組織の検査は必要ではないか。

⑤最初総合病院で腋窩針生検でクラスⅡ。

そのため全摘手術+センチネルになった。

それが12/12まで転移するのか。

センチネルなしで全摘+腋窩郭清となる状況だったのではないか。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

「①腋窩リンパ節照射は必要ないのか。」
⇒腋窩は「きちんと」郭清されていれば不要です。(節外浸潤がなければ)
 手術+放射線すると「患肢浮腫のリスク」が高くなります。

②放射線照射が抗がん剤よりも優先されるのではないか。」
⇒全身療法(抗がん剤)が優先されます。

「12/12陽性ならレベルⅢ郭清すべきではなかったか。」
⇒その技術がその医師にあるのか?(私にはコメントしようがありません)
★次回の動画で触れます。

④レベルⅢにがんが残っていないか
今からでも組織の検査は必要ではないか。
⇒検査は難しいでしょう。
 やるなら「再手術」となります。
 ★ただし、再手術する場合には「結局転移は(残って)無かった」結果となる可能性も承知しなくてはなりません。

「⑤最初総合病院で腋窩針生検でクラスⅡ。」
⇒下手な医師ばかりは救いようがない…(個人的には憤りを感じます。)