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病院について

[管理番号:2837]
性別:女性
年齢:52歳

お早うございます。
宜しくお願いします。

52才女性です。
二か月程前に右胸乳首の上辺りに5百円玉よりふた回り位大きい塊を見つけました。
生理の時に度々胸の痛みや張りなどか有るので、年齢的なホルモンのバランスの所為だろうと考えました。
それと癌のしこりというのは丸いような形にギザギザがあるようなものと勝手に思い込んでいて平べったい感じでギザギザも無かったので余計そう思ってしまいました。

しかしよく見てみると胸が凸凹していてその真下にしこりがあります。
そして入浴した後などにその中心辺りが赤くなるのに気付きました。
生理が終わっても無くなりません。

それによく思い出してみると凸凹はもっと前からあったような気がします。
丁度癌検センターからハガキが届いたところだったので予約して一昨日触診、マンモ、エコーの検査をして来ました。
一昨年の画像と随分違っている、周りを巻き込んでいる感じがある、しこりがあることから細胞診をして来週の火曜日に結果を聞きに行くことになりました。

検査後このサイトを見つけて読み進む内に、これはやはり間違い無いのではと思えて来ました。
エコー写真も楕円や丸ではなく歪な感じでした。

そこで病院選びについてなのですが、先生が強く勧めるマンモトームとは、見分けにくいものをハッキリさせる為に行うものだと思うのですが、これはもう間違いないという場合でもするものなのでしょうか。

こちらで(○川市ですが)マンモトームでヒットするのは先生が何時もお嘆きの医大だけでした。
文章からは積極的に勧めているという印象を受けます。
上手い下手は勿論分かりません。
手術数も市内では一番多く(数人の合算なのかも知れませんが)200件位でした。
あと市立病院、厚生病院、日赤が有りますが30~50件位です。
マンモトームについては全く記載が有りませんでした。
先生のお話を読むとマンモトームに力を入れて
いる病院の方が、その後の色々が良いような気もします。
大きくなる早さなどを考えても早いに越した事は無いと思うのですが、何処も同じ位混んでいそうですし一人の先生がずっと診ることも無さそうです。

勿論マンモトームについての姿勢だけで判断できませんし本当に積極的でないのかも分かりません。
ただマンモトームに言及しているのは医大だけだったというのが気になります。

HPの作り方のせいなのか。
多ければいいというものでは無いでしょうが術数というのは判断の基準にすべきなのかと思います。
ブランド云々ではなく10件とかではではやはり心許ない気がします。
病院の口コミをみても清潔とか親切とかが二三あるだけで何も分かりません。
落ち着かなければと思いますがやはり色々考えてしまいます。
このサイトを見つけて先生の言葉に勇気をもらっています。
有難うございます。
どうか宜しくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

メールを読んで気になったのは「マンモトームには2種類」あることです。
 ①ST-MMT:石灰化病変に対する(マンモグラフィー装置を使った)吸引式針生検
 ②エコーガイドしたMMT(バコラやMMTEなど):超音波での病変に対する(エコーを使った)吸引式針生検
 もしかするとホームページでは①と②の区別をしていないかもしれませんね。
 質問者に必要なのは①ではなく(石灰化では無いわけですから)②となります。 

「一昨年の画像と随分違っている、周りを巻き込んでいる感じがある、しこりがあることから細胞診」
⇒これらの表現からは、(質問者自身も疑っている様に)癌の可能性が高いと思います。

 
「先生が強く勧めるマンモトームとは、見分けにくいものをハッキリさせる為に行うものだと思うのですが、これはもう間違いないという場合でもするものなのでしょうか」
⇒マンモトーム生検(この場合にはST-MMTではなく、超音波ガイド下マンモトーム生検となります)は、「超音波で見える限り」(外科的生検に何ら遜色のない)診断能力があります。
 トップページの「腫瘤非形成性病変」をご覧になっているかもしれませんが、通常の(バネ式)針生検では「診断困難」なターゲットでもマンモトーム生検では「診断」してしまいます。
 ○つまり「はっきりとした腫瘤」であれば、(一般に)バネ式針生検でも十分に対応可能ですが「腫瘤非形成性病変」の場合には(エコーガイド下)MMTが必要です。
  質問者のメール内容からは「バネ式針生検でも十分に診断可能な病変」のようです。

 
「先生のお話を読むとマンモトームに力を入れている病院の方が、その後の色々が良いような気もします」
⇒何となく、質問者の言う事もわかりますが…
 ただ、現実には(私が昔在籍していた東○大学病院もそうでしたが)
 大学病院でマンモトーム生検を施行する場合には「若い医師が、入れ替わり立ち替わりで行う」だけで、経験不足は否めないでしょう。(あくまでも予想です)
 マンモトーム生検は(手技的には)全く難しくはないのですが、慣れていないと「あの(装置自体の)重さが厄介」となります。
 ♯慣れると、逆に「装置が重いので、硬い乳腺でも力が伝わり、かえってそれが武器になる」のですが…
 

「術数というのは判断の基準にすべきなのかと思います」
⇒大学病院は教育機関なのです。
 若い医師を育てるために「手術経験をいくらかでも積ませる(実際は、大学病院在院中の件数くらいでは上手くはなりませんが)」という役目をもっているのです。
○病院選びは本当に難しいものです。
 お気持ちはお察ししますが、(○川市の)「外にも目をむける」ことも必要です。
(大変だとは思いますが、自分の体のためなのです)
 
 

 

質問者様から 【質問2】

病院についてでご相談させて頂いた者です。
お返事有難うございました。
やはりこちらの病院では不足なのですね。
丁寧な説明でよく分かりました。

ここまで進んでしまってからでは何処を選んでも
結局は同じことになるのだという考えが頭をもたげてきてしまい挫けそうになります。
針を刺し青黒くなっているせいか、胸の肉がこのところ急に削げたせいなのか、
真っ直ぐ立っていても患部が盛り上がっているのがわかります。

○川市の外にも目を向けることも必要という言葉と、自分の体のためだという言葉がグルグルしています。
距離的なことや金銭的なこと体力的なことを考えても、そう何度も通えるものでは無いですし先生にお願いできるものだろうかと躊躇しています。
こんな所から行っている人はいるのでしょうか。

まだ家族には何も言っていませんが、もし夫の賛成を得られたら先生に診ていただく事は出来ますでしょうか。
もし可能だとしたら最短で何時ぐらいを考えておけば宜しいでしょうか。

GWに差し掛かり飛行機の手配など難しい時期になりますので教えて頂けたら助かります。
そしてもし可能となった場合術後の治療等はこちらの病院を紹介していただけるのでしょうか。
過去に同じ様な質問があったように思うのですが何処だったか分からなくなってしまいました。

お忙しいのに事務的な質問で煩わせてしまい申し訳ありません。
ずっと悪い夢の中にいるようです。
お返事お待ちしております。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「こんな所から行っている人はいるのでしょうか。」
⇒最近は「海を渡る(四国や九州など)」ケースが増えています。
 結局「そう何度も通えない」という意味では「関西も九州も同じ」ということなのです。
 
 ○私自身は(患者さん自身もそうだと思いますが)、近隣に比べれば当然(いろいろ不便だとは思いますが)「正しい診療がなされて良かった」と思っています。(やはり、体の事なのです。気に入らないから替えがきくというものでは無いのです)
 
「まだ家族には何も言っていませんが、もし夫の賛成を得られたら先生に診ていただく事は出来ますでしょうか。」
⇒それは可能です。
 
「もし可能だとしたら最短で何時ぐらいを考えておけば宜しいでしょうか。
GWに差し掛かり飛行機の手配など難しい時期になりますので教えて頂けたら助かります。」

⇒ 小平秘書 secretary@nyuugan.jp へご連絡ください。


秘書室へメールは、
各ページの右上にある 「秘書室へメール」からご相談ください。
もしくは、こちらのリンクをクリックしてください。

 
 
 

「そしてもし可能となった場合術後の治療等は
こちらの病院を紹介していただけるのでしょうか。」

⇒「地域連携室」を通して紹介しています。
 「手術だけ」という人もいますが、一番多いパターンは「抗ガン剤や放射線(必要時)」は地元で、その後の定期診療(ホルモン剤を処方しながら3カ月に1回程度の通院)は、「再度、江戸川病院」です。(どちらも可能です)
 

「ずっと悪い夢の中にいるようです。」
⇒お気持ちは十分伝わってきました。
 過去にも(QandAの場で)同様のことを記載しましたが…
 私は営業マンでも何でもなく(勿論、歩合制でもありません)、私自身が忙しくても、それで給料が上がる訳でもない「ただの勤務医」です。
 全く「無理やり、当院を勧める」必要性は当然ありません。

 ただプロとして「不適切な医療を見ていられない」ただ、それだけなのです。
 あくまでもご本人が「総合的に判断」して決めてください。

 
 


 

質問者様から 【結果3 二年がたちました】

性別:女性
年齢:54歳
病名:硬がん
田澤先生の診察:[診察あり]
田澤先生の手術:[手術あり]

先生に手術して頂いてから二年がたちました。
あの日、震える指で送信を押した時の気持ちは忘れる事は出来ません。

乳がんについて全くの丸腰の年配の方が、御自身の為、或いは御家族の為に文字通り命がけで先生に質問するうちに、あれよと言う間に正しい知識を得、闘う術を身に付けられるのをみて、絶対に私もこの先生に診ていただくのだと決心致しました。

今日、ネットの世界にだんだんと正しい知識が広まっているのは、正にこの乳がんプラザで田澤先生が身を削って毎日コツコツと答え続けられた賜物と本当にそう思います。

乳がんである以上、再発が頭を離れることはありませんが、先生に手術して頂いて今は落ち着いて日々を送っております。
今年ももうすぐ年に一度の定期検診に伺います。家から病院まで6時間かかるのが玉に瑕ですが、その道行きも楽しみのひとつと考えます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

<Q&A結果>



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