乳がんの手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:6629]
性別:女性
年齢:51歳
はじめまして。
乳がんの癌の告知を受けてから、いつも拝見しております。
センチネルリンパ節生検後の放射線治療についてお伺い致します。
6月に、左乳房の痛みから検査を受け、3cmながら針検査の結果、非浸潤の可能性もある、ホルモン容態 陽性 her2+1 mib1 10%程度、MRI PET検査からリンパ転移なし。
進行度の低くいが、大きさから手術で全摘出、
エキスパンダーによる同時再建を提案されました。
治療も術後の病理結
果次第ですが、ホルモン治療が中心で抗がん剤の必要はないとの事でした。
しかし、先日、手術の具体的な説明を受けたところ、手術時、センチネルリンパ節生検をするそうですが、術中病理は行わず、リンパ節郭清も行わず、術後の病理次第で、必要なら、放射線と抗がん剤で治すとのご説明でした。
担当医の先生は、ガイドラインが追いついてないので、標準治療にそれてる誤解を受けるかもしれないが、私の様な悪性の低いと判断される癌では、センチネルリンパ節生検、2mm以上の複数の転移が確認されても、浮腫みなど副作用の大きいリンパ節郭清はしないことが、今の医療の現状では主流となっている。
(大病院でも行われている)5~10年生存率にも影響ない。
また、ホルモン治療が中心のサブタイプでも、リンパ転移の癌にたいしては、抗がん剤を使う事が必要と言われました。
この先生のおっしゃる通り、センチネルリンパ節生検してリンパ転移が
認められても、腋窩リンパ郭清は省略されつつあり、リンパ転移の治療には放射線と抗がん剤が必要なのでしょうか?
リンパ節郭清を省略することで怖い抗がん剤を使うことが不安です。
それによって、手術の日程を決めるか、他のガイドラインに沿った治療方針に変えてもらえるようお願いするかで悩んでおります。
宜しくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「センチネルリンパ節生検、2mm以上の複数の転移が確認されても、浮腫みなど副作用の大きいリンパ節郭清はしないことが、今の医療の現状では主流となっている」「この先生のおっしゃる通り、センチネルリンパ節生検してリンパ転移が認められても、腋窩リンパ郭清は省略されつつあり、リンパ転移の治療には放射線と抗がん剤が必要なのでしょうか?」
→これは以下の全ての条件を満たす場合には「郭清省略を省略する」施設も増えていることを拡大解釈しているようです。
 条件
 1.T1-2N0(術前診断で腫瘍径が5cm以下でリンパ節転移を疑わない)
 2.適切な全身療法と放射線を行う。
 3.転移個数は2個以内である。
 ☆つまり「転移が幾つあっても」みたいな言い方のようですが、正しくは「2個以内」という条件が通常つくのです。
「リンパ節郭清を省略することで怖い抗がん剤を使うことが不安」
→これは「誤った理解」です。
 「適切な全身療法」とは抗がん剤に限定しているわけではなく、(患者さんの)「サブタイプに応じた適切な全身療法(ルミナールAならホルモン療法です)」のことです。
 質問者はルミナールA(mib1=10%程度)なわけですから、「適切な全身療法=ホルモン療法」となります。
☆考え方として「腋窩リンパ節転移陽性」の場合に(追加腋窩郭清をするかわりに)「抗がん剤を行う」とは異なることを、よくご理解ください。(そういう意味ではないのです)





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