乳がんの手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:5836]
性別:女性
年齢:53歳
宜しくお願い致します。
検診前にこのサイトを知って勉強をしていれば
とつくづく思います。
20数年毎年マンモ検診をしております。
今年は9月の末に人間ドックで久しぶりにエコーを選択しました。
その結果、嚢胞が複数あるが心配なものではない、触診異常なしと説明を受けました。
その後今年もマンモも受けようと思い11月上旬婦人科ドックでマンモ、エコー検査をしました。
結果は触診問題なし、マンモ不均一高濃度乳房、エコー2センチの腫瘤あり。
なぜか検査結果は保留となっておりました。
ですぐにMRIの予約とその後マンモトーム検査をすることに。
エコーは技師の方でした。
このことから、医師は癌の疑いがあったのだと思います。
造影剤MRIの結果、何も映ってないと説明がありました。
MRIで何も映ってないので良性でしょうと。
マンモトームはキャンセルになり2ヶ月後の経過観察となりました。
日が経つにつれてスッキリしないので、市民検診でお世話になっている乳腺外科で経緯を話し医師にエコーしてもらいました。
医師は、指摘された右外側10時の場所で[これのことを言ってるのかなぁ?]と言いながら、細胞診をしてくれました。
医師からの話では、多分大丈夫でしょうと、この様な結果が出でいるので細胞診しました。
それと、去年撮ったマンモの写真を見せてもらい、強いて言えば指摘された場所が非対称乳腺ですが、これは問題ありません。
エコーで映された腫瘤ついては、形、大きさの事は説明されませんでしたが、撮り用によっては陰がある様には見えるけどね。
でも、これはMRIには映りませんよと。
結果は1週間後です。
その時に質問することが思い付かず今になって田澤先生には頼ってしまい申し訳無く思います。
田澤先生がこのコーナーで危惧されています生検より先にMRIをする診察を受けてしまった様です。
そこで質問ですが、MRIには、良性でも悪性でもしこりがあれば映ると言う事ですよね。
なので、癌結果をMRIではしてはいけないと
私の場合のエコーで指摘されてMRIに映らないしこりとはどういうことでしょうか?
そもそもしこりではないのでしょうか?
そして、今まで非対称乳腺と指摘されたことが一度もないのですがこの事は気にしなくて大丈夫ですか?。
細胞診の結果に関わらずマンモトーム生検をしたほうがいいでしょうか?
もし、必要となれば田澤先生に診て頂きたいのですが可能ですか?
長くなり申し訳ありません。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
物事はシンプルに考えなくてはいけません。
ここで登場するmodalityが「エコー」「マンモグラフィー」「MRI」の3種がありますが、唯一問題となったのはエコー所見だけです。
その他の検査(MRIやマンモ)では異常所見がありません。
と、言う事で…
あくまでもエコー所見をどう解釈するかです。
「2センチの腫瘤(エコーは技師の方)」⇒「医師は、指摘された右外側10時の場所で[これのことを言ってるのかなぁ?]と言いながら、細胞診をしてくれました。医師からの話では、多分大丈夫でしょう」
今回の事案では「ここが全て」だと思います。
エコー検査は、(大変小さな病変も検出可能ないい検査なのですが)術者によって「全く解釈が異なる」ため、極めて『客観性が低い検査』と言えます。(それに比較するとマンモやMRIは誰が撮影しても同じという意味で客観性が高いのです)
検診エコーでは技師さんが「病変かな?」と思った所見も、(医師により)「コレの事?(内心、どうでもいい所見だなぁ。まぁ、心配だろうから細胞診しておくか?)」と言う事だったようです。
☆勿論、その技師とその医師のどちらが正しいか?ということになりますが、(精密検査として受けているのが)「医師の判断」なのだから、結局「心配ない」と結論づけます。
 この解釈には「MRIで写っていないとか、マンモで写らない」などは、大した意味はありません。(あくまでも「エコー所見の解釈」だけでいいのです)
「MRIで何も映ってないので良性でしょう」
⇒これは100%誤った診療(MRI的免罪符といいます)です。
「撮り用によっては陰がある様には見えるけどね。」
⇒これは「エコーの客観性の低さ」を表しています。
 エコーは(其の術者が)実際は何でも無い所見でも、(怪しげな写真を撮影しようと思えば)「いくらでも怪しく撮影できる」のです。
「生検より先にMRIをする診察を受けてしまった様です。」
⇒確かにその通りです。
 最初の検診の場で「MRIで何も映ってないので良性でしょう」は、まさに「その誤り」を冒しています。
 ☆ただし、今回の件で重要なことは医師にエコーしてもらい「エコーでも(実は)異常ではない=エコー技師が誤った所見を取っただけ」であることを確認しています。
  次に、(医師にエコーしてもらって)「大した所見ではないね。エコー技師が
(どうでもいい所見を)怪しげに撮影しただけだよ。全く異常ないね。」(←要約すれば、こういうことです)
  と、いうことで(最初は誤った診療をされかけたが)結局、「きちんと医師に精密検査としてエコーで再確認してもらった」から大丈夫なのです。
「そこで質問ですが、MRIには、良性でも悪性でもしこりがあれば映ると言う事ですよね。」
⇒その通りです。
「なので、癌結果をMRIではしてはいけないと」
⇒勿論です。
 MRIはあくまでも画像検査の一つであり、(もしも本当にエコーで気になる所見があるのであれば)「癌なのかどうか?」は組織診断が必要なのです。
 ♯但し、今回はエコーでも(医師により)結局「大した所見ではない」と結論づけているので「これ以上の検査は必要ない」のです。
「私の場合のエコーで指摘されてMRIに映らないしこりとはどういうことでしょうか?そもそもしこりではないのでしょうか?」
⇒その通り、そもそも「しこりは無い(検診エコーでは技師さんが、誤った所見をひろっただけに過ぎないのです)」のです。
「そして、今まで非対称乳腺と指摘されたことが一度もないのですがこの事は気にしなくて大丈夫ですか?。」
⇒それは全く気にしないでください。
「細胞診の結果に関わらずマンモトーム生検をしたほうがいいでしょうか?」
⇒不要です。
 あくまでも「エコー所見が本物」ならば必要ですが、今回は「エコー所見は偽物」と判断しているのです。
「もし、必要となれば田澤先生に診て頂きたいのですが可能ですか?」
⇒今回のエコー所見は偽物なので必要は無いようです。(その医師のエコー判断を信頼してあげましょう)





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