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エコー検査で「水が溜まっている」との指摘を受けました

[管理番号:8037]
性別:女性
年齢:49歳
病名:術後乳房に水が溜まっている…
症状:自覚症状なし

田澤先生

ID 〇〇の〇〇です。

先週、地元〇市大病院での「術後照射」を無事に終えました。

(田澤先生の迅速なお手配のお陰で、病理診断が出てから僅か1か月あまりで全治療を終えることができました。本当に有難うございました。)

ふと、反対側(左側)乳房の検診(エコー)を1年以上放置していたことに気付き、検診センターへ。

左側のみエコーをかけてもらいました。

技師レベルの医師(後からセンターに確認したら、乳腺専門医ではなく
静脈瘤専門医でした)から「黒っぽいものが写っている、上司と相談して、3週間後に結果を送ります。」と言われてしまいました。

居ても立ってもいられず、とりあえず近くの乳腺クリニックへ。

「左乳房、全く異常なし。」(安堵しました…。何か異常を指摘されたら、また田澤先生に生検をお願いしなくちゃ…と思っておりました。)

ついでに右乳房(手術した側)も診てくださったのですが、
「少し水が溜まっているようなので、主治医の先生に相談してみて。」
と言われました。

次回は来年4月に市川で診て戴く予定にしておりますが、
それでよいでしょうか?
もう少し早めに診て戴く必要はありますか?

個人的な内容を(Q&A)してしまい申し訳ありません。

一言コメント戴けましたら有り難いです。

田澤先生、よろしくお願い致します。

(追伸)
全く余談になりますが、11/17付のコラムで田澤先生が説明されている内容を誤解される方がいることに驚いております(憤慨しております)。
田澤先生が"無駄な生検"なんてされるわけないじゃないですか!
私のように検診で「カテゴリー3」と指摘され、地元の大学病院では白黒つけてもらえず(技量の差で)、田澤先生に生検を依頼し、乳がんを見つけて戴いた…その大切を本当に解ってもらいたいです。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

なるほど。術部の液体ですね。
瘢痕として固まる前に液体(リンパ液とは異なります)が貯留することはあります。(通常は、術後1か月目には超音波しないので指摘されませんが、患者さんの希望で超音波した場合には多少貯留していることはあります)

ただ、(ホルモン療法している患者さんは3か月後に超音波しますが)その頃に貯留していることはなく、すでに吸収されています。

「次回は来年4月に市川で診て戴く予定にしておりますが、それでよいでしょうか?
もう少し早めに診て戴く必要はありますか?」

→心配ありません。
 4月の受診時にはすでに吸収されていることでしょう。(いずれ、無害なものです)