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4月22日(月)① 3件の乳がんQ&Aを更新しました。

乳がんに関するQ&Aを更新しました。

 

術後の全身治療について   [管理番号:7332] 
【浸潤性乳管癌 硬性型】
ER>90% PGR70% HER2 1 ki67 20%以下(組織検査時は14%でした)
浸潤径 11mm
腫瘍径 11mm
脈管侵襲 リンパ 静脈ともに 0
断端 非露出>5mm
SLN 1/1 (GEF:HE +cake1/3)3mm

術前にはセンチネルリンパ節の微小転移は廓清省略と取り決めておりました。

直後の説明ではセンチネルリンパ節への転移は2mmなので省略しました
と伝えられましたが病理結果では3mmとなりました。

その上で今後の方針として主治医からは下記を提案されました。

①ホルモン剤に加えて抗がん剤
②ホルモン剤のみ
③オンコタイプdx を実施して判断する

そこで田澤先生の見解を伺いたいのが
1)腋窩廓清省略の術後にマクロ転移とわかり体に残っているリンパ節に癌細胞が残り局所再発する可能性はあるのか、これにより治療方針が変わることがあるのか。
2)再手術し追加廓清する方が予後がいいのか。
3)主治医はマクロ転移があったので抗がん剤もした方がいいと思うとの見解ですが田澤先生ならどう言う治療方針、術後管理を行なっていくのか。
4)抗がん剤治療を行なった場合の上乗せは期待できるのか。
5)マクロ転移があったことで放射線照射の範囲をどう考えればいいのか。
■病名:右乳がん 浸潤性乳管癌
<女性:42歳>

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抗ガン剤の必要性について   [管理番号:4601] 
皮下乳腺全摘のオペをしました。
結果が病理検査の結果を一部教えていただきました。
腫瘍2.5×2.5
グレード2
Ki67. 20%
ホルモン受容体 ER 90%. Prg80%
リンパ節転移 2mm以下の微小転移2個
リンパ節廓清済み
今後の治療法として抗ガン剤の使用を勧められています。
<女性:43歳>

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病理診断とパージェタについて   [管理番号:7319] 
治療は
AC療法→ドセ+ハーセプチン→ハーセプチン単剤→ホルモン療法
現在は、ハーセプチン10回目で同時にアナストロゾール服用を開始しています。

質問したい事は
・深部剥離面と腫瘍との距離が最短1.2mmと、とても近いのですが、各切除マージンが陰性という事で、心配しなくても大丈夫なのでしょうか?

・2018年10月に術前後でも、パージェタの使用が認可されたのですが、どの資料を見ても、抗がん剤+ハーセプチン療法に併用してのパージェタ治療となってました。

私はすでに、認可された時には、ドセタキセル+ハーセプチン療法を終了していました。

このような患者の場合、ハーセプチン単剤にパージェタを併用しての治療はできないのでしょうか?
<女性:49歳>

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