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9月3日(月)⑤ 4件の乳がんQ&A【結果】を更新しました。

乳がんに関するQ&Aを更新しました。

 

術後の抗がん剤治療をすべきか迷っています。   [管理番号:6204] 
左側乳がんで乳房温存手術と腋窩リンパ節郭清手術を行いました。

病理検査の結果は
浸潤性小葉がん
大きさは2.4cm
核異型度は不明
リンパ管侵襲あり 血管侵襲なし
腋窩リンパ節転移あり レベル1:4個 レベ
ル2:1個 レベル3:0個
エストロゲン受容体90% プロゲステロン
受容体90%
HER2蛋白陰性
切除断端陰性
Ki-67:5%

主治医からはリンパ節転移が5個なのでガイドラインによりホルモン治療と抗がん剤治療を勧められました。
正直、抗がん剤治療はできればしたくない気持ちがあります。

質問1.私の場合、やはり抗がん剤治療をすべきでしょうか?

質問2.私の場合、オンコタイプDXで低~中リスクという結果が出た場合も、抗がん剤治療をした方がいいのでしょうか?(主治医からは調べても意味がないと言われました)

質問3.抗がん剤治療はFEC療法3~4回、その後DOC療法3~4回と説明されました。

田澤先生も同じメニューになるとお考えでしょうか?
<女性:43歳>

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両側乳がん リンパ郭清   [管理番号:6683] 
A病院で手術予定(8月(中旬)日)(A病院医師とクリニック医師との2名で手術)
提案された治療方針は、
1. 左乳房部分切除+SNリンパ節生検のみ(転移にかかわらず郭清しない)
2. 放射線治療25-30回
3. ホルモン治療5年ないし10年

母は左乳房全摘でもかまわないのですが、疑問はSNリンパ生検に転移があった場合です。
過去に右リンパ節郭清済みのため今回左リンパ郭清はさけ、(リンパ浮腫を回避するため)術後放射線治療で制御する方針のようです。
標準治療ではレベル2まで郭清するのだが、両側だから、
郭清できないとか(しにくいとか)あるんでしょうか?レベル1まででないのは、画像診断からでしょうか。
ちなみに母は過去にリンパ浮腫の経験はありません。

リンパ節転移は腫瘍の大きさからして、確率的には低いが、画像では腫れているところがれているところが数か所あるようです。
右リンパがないので比較対称できないとのこと。
SNリンパに転移がなければいいのですが・・・
■病名:乳がん
<女性:74歳>

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センチネルリンパ生検は本当に必要でしょうか?   [管理番号:5290] 
「センチネルリンパ生検」は「腋窩郭清」を省略するための標準治療ですが、リンパ生検さえ省略してしまうのは危険な事なのでしょうか?
以下「1」~「4」のどれが先生のお考えに一番近いですか?
「1」初期癌ならそういう考えもあっていい。
「2」標準治療を外れるので医師からは勧められないが、内心、画像で問題なければさほど心配はないかと感じる。
「3」迷ってるなら標準治療を進める。
「4」「センチネルリンパ生検さえ省略する」などという考えはいかがなものかと思われる。
■病名:乳頭腺管がん
<女性:47歳>

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CUREBESTと抗癌剤   [管理番号:6514] 
6月(中旬)日手術(センチネルリンパ節生検+乳房部分切除予定)を受けます。

針生検の下記結果から、最適な治療を選択できるよう主治医よりCUREBESTを勧められており、手術までに回答を求められています。
しこりは約9mmです。

質問1 先生でしたらこの結果からCUREBESTを勧められますか?

質問2 今の段階で抗癌剤は必要と想定されますか?

何卒宜しくお願い申し上げます。

Invasive ductal carcinoma
Nuclear atypia: score 2, number of mitotic figures: score 2 → nuclear grade 2 ER total score: 5(proportion score)+ 3(intensity score)= 8
PgR: 5+3=8
HER-2: score 2+
MIB-1 index (invasive front): 20%
特殊染色を行って検討した結果、浸潤性に増殖している異型細胞では、
E-cadherin(+)であり、浸潤性乳管癌と考えられます
■病名:左乳がん
<女性:46歳>

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