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今週のコラム 533回目 祝!土曜日手術枠増設記念 理想的な「温存手術」実例編

皆さん、おはようございます。

コラムを1日前倒しにしたのには訳(理由)があります。

明日(1月18日)生ライブ配信で、急遽「代読でのライブ出演」を決断された「ミセスパイナップル」さん。

実は(その申し込み前の時点で)今回のコラムを書き上げていた(掲載待ち)のです! 何たる偶然、ナンタールチーア♬

注)ナンタールチーア♬ ナンタール美味しいや♪  記憶の片隅にあるCM (私の記憶では)恰幅のいい外国人シェフが歌っていた。 何のCMか(パスタ? グラタン?)もしも覚えている人いたら(掲示板かなんかで)教えてください!

 

と、いうことで1日早くコラム公開です!

 

〇 本文

 MMG 石灰化 7cmの拡がり

MRIでみると、このようになります。

 

 

7cm?  この大きさで温存、無理やろ?

「整容性」保てないんじゃ?

 

 

 

そう思うのも無理はない。

実際に、医療機関によっては「7cm ! 温存? 無理無理」と相手にされないかもしれない。

果たして実際はどうだろうか?

 

 

左 正面像(MRI)                 右 側面像(MRI)

 

 

癌の拡がり(MRI)はこうなります。

 

拡がりに対してマージンをつけた切除範囲はこうなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皮切、この場合には弧状切開とすると

 

癌をマージンをつけて摘出します。 (無論「皮膚」も「乳頭」も切除しません)

 

引っ張ってきて(寄せて)縫合します。

 

何故ここまで引っ張れるかって?

 

 

それは乳腺が立体的(厚みを持っている)からです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乳腺に厚みがあるから引き延ばせて縫合できるのです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この症例の実際の傷(術後1日目)

 

センチネルリンパ節生検の傷(上)

乳腺切除の弧状切開(下)

 

変形は殆どなし

 

 

 

 

 

 

 

 

手術自体は…

乳腺の切除範囲も(温存としては)比較的広いけど、皮膚は切除しているわけではないので、表面上は「小さな創」があるだけとなります。

 

つまり乳腺を「広範囲に切除し、長い距離縫合」しても(それは表面=皮膚面からは)見えないので、「結構な広範囲で切除した感」は、まるで無いのです。