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今週のコラム 427回目 あれから4年、Aさんは無再発で元気に通ってらっしゃいます。

ほうれん草

 

冷凍ホウレンソウ 300g

レンチンしてフライパンで炒めます。

 

 

 

戴いた、パスタソース

 

見るからに旨そうな

このパスタソース

 

 

 

 

ほうれん草とオマールエビソースのパスタ

 

ほうれん草を炒めたところに

パスタ+パスタソースを投入!

 

 

 

ヒレ肉

 

この旨そうなヒレ肉

 

 

焼きます。

 

薄くスライスして

ごま油で焼きます!

 

 

 

 

久しぶりに屋上へ!(今年初)

 

このパスタソース最高に旨かった!

そして、(これも戴き物の)岩手ワイン

このワインも旨かった。

ワインもいろいろなんです。

コルトンシャルルマーニュのような「複雑な味」もいいけど、この岩手ワインのスッキリした「解りやすい旨さ」も、また格別なり。

季節外れの暖かさ(千葉の最高気温17℃)、さすがに厚着しましたが十分に屋上を堪能させてもらいました!

 

○ 本編

「あの人は今、」ではないけれど、

その当時、「ちょっと、大変だったな。」と思った患者さんが数年元気で通われていると報告したくもなるものです。

(流行語大賞でもないですが、)「アレ」がターニングポイントだったよな。良かったなぁと感慨ひとしおだったりするわけです。

 

時計の針を4年以上前に戻します。

皆さん今週のコラム 242を覚えていますか?(無論、そんな人いません)

(これ以上読み進める前に)まずは242をご一読ください。

Aさん。

術後3年での腋窩再発(後日、実際には腋窩「鎖骨下も」再発だと判明するのですが)

前医で(術前の説明では、普通に取りきれるような言い方だったが…)術後(後に)説明されたのは、『(難しくて)途中で撤退した。リンパ節転移が残存している』という衝撃的なものでした。

そして提案されたのが「放射線と抗癌剤で治療する」というもの。

無論、残存した転移性リンパ節がそれらの治療で消滅する保証はない。

 

Aさんは(当院への受診事態も悩みに悩んだようですが)当院を受診し、私が『手術しましょう』と言っても、悩みに悩みました。

 

 

初診時のエコー像

 

 

 

 

同部位のドップラー

リンパ節のすぐ裏に血管(腋窩静脈)があることが解ります。

 

 

 

小胸筋より外側にあるレベル1と

小胸筋裏にあるレベル2リンパ節

 

 

今週のコラム242では、患者さんの迷い(取り残されたリンパ節が転移ではないかもしれない。転移でなければ追加手術は必要ないのではないか?)を断ち切らせるために、このレベルⅡリンパ節を(果敢にも)細胞診して転移リンパ節の残存(細胞診クラスⅤ)を証明したという話でした。

ここに至り、Aさんは(当院での)再手術を決意したのです。

 

主治医からの紹介状(セカンドオピニオンとなっていましたが)には、

手術所見は(術前に画像で予想したよりも)リンパ節転移が多数あり、そしてレベル2は血管との癒着が酷く「剥がせない。残存リンパ節はあるがこれ以上の郭清は不可能」として撤退したとありました。

(そして付け足すように)『術後3年での腋窩リンパ節再発は、晩期再発とは異なりこれから全身にラッシュで拡がる前触れではないかと考え、(局所にこだわらずに)全身治療が優先されると考えたことも(手術を中途半端に撤退した)一因』のような記載もありました。

手術から(途中で)撤退した外科医としてのプライドの行き場では?

 

○ 実際の手術病理結果

術前のエコー画像以上に「転移性リンパ節の残存」がありました。

結果として(担当医はレベル1までは取りきったと言っていましたが)レベルⅠにも2個。そしてレベルⅡに3個、レベルⅢに2個、合計7個の残存があったのです。

 

○ もしも…

Aさんが7個ものリンパ節転移を残したまま、(当院で手術せずに)そのまま前医で放射線⇒抗癌剤していたら、どうなったのか?

それは誰にも解りません。

ただ、はっきりしていることは、あれから4年、Aさんは無再発で元気に通ってらっしゃいます。

そして、きっと(綾小路きみまろではありませんが)「あれから40年」となることを切に願います。

そして、そういう成功体験の蓄積こそ、私のパワーの源となるのです。