今日もいい天気(寒くなるようですが…)
昨日は 「乳癌学会2021関東地方会」 昨年はコロナ禍により中止となったので2年ぶり
場所はパシフィコ横浜ということで…
行ってきました。湘南です。平塚です。
車で1.5h
はるばる来たぜ、平塚~
江戸川からの、その道のり!
バウムクーヘンだけ買って帰るには、
その(労働の)対価が、もったいない!
と、いうことで「大人買い」しました。
★ 何を買ったのかは、明日アップする(かもしれない)写真でご覧あれ!
↓
(ようやく、木曜日になってアップします)
第1弾
定番のバウムクーヘンです。
お店に行って「売り切れです」だったら、(遠路はるばる来て)立ち直れないところでしたが? 大丈夫。
店内には沢山ありました。
スパイシーな風味と「しっかりした」生地、最高ですね。
第2弾
これは初めて食べました。
濃厚な「ザ、ヨーロッパ」を感じますね。
烏骨鶏!
前々から気になっていたのですが、
(これは平塚で購入したのではなく)戴いたものです。
食べた瞬間から、その違いが解りました。
「烏骨鶏の素材の味」これは是非、味わっていただきたい。
と、いうことで…
バッハマン+烏骨鶏(写真下)の競演に舌鼓の週末でした。
〇本文
昨日の学会発表もあり、(その準備で)時間がとれなかったので明日アップします(申し訳ありません)
〇管理番号1201-3000までの仕分け結果
(1201-3000が下線)
遺伝性乳癌 1
石灰化 4,39,43,75、190、208,212,242,270,373
授乳中のしこり 5,57,71,89,114,129,131,152,157,207,263,275,278,303,435,511,571,745,835、1258
脇の下のしこり 12,113,134,184,194,213,215,250,289,358,364,723,925、1225
子供のしこり 32,106,116,205,206,216,217
授乳中の胸の痛み 27,139,148,366,535,1764
乳房痛 31,42,46,79,145,149,175,178,186,193,277,292,302,386,410,461,1033
脇の下と胸骨の痛み 96,163
MRI 15,265
自己検診 34
マンモによる被爆 45
葉状腫瘍 78,102,144,247,362,389,419,933
嚢胞が癌? 111,187
授乳中のマンモ 112
マンモとエコーの違い 124
FAD 126
痛みを伴うしこり 133、150,153,171
左右差 135、1331、2284,2500,2682
小豆代のしこり 137,164,170
脇の痛み 140,1243,1244,1282,1308,1326,1335,1378,1404,1406,1430,1481,2077,2375,2964
肩、腕の痛み 1452,1522,1624,1660,1823,2365
女性化乳房 160,183
乳頭分泌 188,437,474,484,506,530,573,588,626,815
妊娠中のシコリ 191,726
術前抗がん剤 198,443,487,531,741
乳輪部の痒み 204,1083
細胞診と組織診 223
良性から悪性に変わる? 233
小さな病変 282
ADH 306,387,845,868(769⇒845⇒868)
術後の定期健診 309,2295
胸の痛みと背部痛 312(今思えば)私の勘違いな回答、1852,1953,2688
センチネルリンパ節生検 393
局所再発 447,823,1217
腫瘍マーカー 547,586,2218
炎症性乳癌に炎症なし 974,1512
RDI 1113
放射線肺臓炎 1167
適応外診療(TS-1) 1228
抗癌について 1363
妊娠授乳期の血性分泌 1413,2312,2354,2373,2532,2565,2602,2786,2872
肉芽腫性乳腺炎 2568
仕分けも「3000」まで到達しました。
ダブるものも多いですが、特に気がついたのは
1.脇の痛みが多い
2.(1の延長線上で)肩や腕、背中(肩甲骨)の痛みも多いですね。
3.妊娠出産授乳期~断乳にかけての血性分泌も、非常に目につきます。
★実際には上記1~3は「あるあるQ]に掲載しているので、(そちらを参考にしてもらった方が)話は早いでしょう。
纏めてしまえば、全て「ホルモン環境の変化による」(癌とは無関係な)誰もが(多かれ少なかれ)経験する症状と言えます。
今回(術後治療として)TS-1の適応外診療があったので、コメントしようと思ったのですが、(最近やたらと多い)「capecitabineの適応外診療」など含め、コラムで何度も取り挙げているので、省略します。
★とにかく、「添付文章」を見てもらえば解ります。是非、ご覧あれ!
硬癌 1363より
「硬癌の予後が悪い」などと「頓珍漢」な情報が(ネットで?)流れているのには呆れるばかりです。
再三コメントしていますが…
もしかすると(胃癌でいうところの)scirrhouosから勘違いされているのでは?
「スキルス胃がん」は(ずいぶん経ちましたが)逸見政孝さんで有名になりましたが、(私が最初に知ったのは)あの「白い巨塔の 財前教授」でした。
★ 実際には…
乳癌でいうところの硬癌(invasive ductal carcinoma , scirrhous type)はnon specific typeである「scirrhous type, tubule forming type, solid type」の分類に過ぎません。
scirrhous typeは(私の印象では)nuclear grade 1(atypia score 2, mitotic score 1)の頻度が最も高く、寧ろ「大人しい」タイプとの認識です。(経験豊富な乳腺外科医であれば)同意することでしょう。