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今週のコラム 280回目 臨床試験と適応 capecitabineの適応外診療をT-DM1と比較しながら解説する

突然ですが、昨日の雨!

市川帰りのランニングの私を、まさに直撃!

30年以上もランニング続けていて、雨に恐怖を感じたのは初めてかもしれません。

雨の中を走ったというよりは、水の中を泳いだ?かのような「水泳状態!」

家に帰って「熱い風呂」に入るまでは、急激に体温が奪われて「こりゃ、やばいな」状態

 

昨日のことがあって、今朝目覚めた際には「どうか、雨止んでてくれー」と強烈に願っていました。

外へ出て、降っていないことを確認した際の安堵感ったら、半端無かった。

お陰様で今朝は快適にランニングできました。(今朝も降っていたら「トラウマ」になっていたかも??)

 

○本文

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今年2月に左乳房の全摘手術を受け先日約6カ月の抗がん剤治療が終了しました。
今後、放射線治療を受けるのですが、先日主治医から妻に放射線治療後の治療の説明がありました。
主治医は妻に「現状、ホルモン療法とするか飲む抗がん剤(ゼロータまたはTS-1)にするか迷っている。

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(術後に)今後の治療
放射線(鎖骨を強めに当てる?)
経口抗がん剤の可能性あり。

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(術後に)腫瘍があった範囲が広いので今後の治療は、経口抗がん剤のゼローダを3週間飲んで1週間休みの1クールを半年~1年勧められてます。

 

○ 臨床試験と適応 capecitabineの適応外診療をT-DM1と比較しながら解説する

上記3つのQAに共通なこと。それは(再発でないのに)術後補助療法としてcapecitabineを提案されていることです。

明確な「適応外診療」です。(是非、ネットでcapecitabineの添付文章の「適応症」をご確認ください。

それなのに、何故(上記のような)確信犯?もしくは「勘違い?医師」が増えているのか?