東京は綺麗に晴れていますが、今朝は体感的に「一番の冷え込み」
ただ江戸川も風が吹いて無かったのが救いでした。(あれで風があると、露出部はかなりきつそう)
雪で大変な思いをしている方達から見ると贅沢な悩みです。
『乳癌手術のブログ 2020/12/16 リンパ節転移の程度(level ○まで転移があるか?)に関心がない乳腺外科医』に対する皆さんの掲示板での反応を見ていました。
「ふーちゃん2626」さんのコメント『技者の腕に左右されないもの=標準治療 として確立されつつあるのでしょうね…』
まさに、私もそう思います。
郭清の「予防切除」と「治療切除」
・予防切除
例えばレベル2まで転移あるので(マージンとして)レベル3まで郭清する。これを予防切除と呼ぶとしましょう。
これは、(修練すれば)多くの人ができるようになると思います。
・治療切除
実際にレベル3に(明らかに)転移リンパ節がある場合
これは(症例によっては)非常に厄介です。
腋窩静脈から容易には外せないリンパ節が相手となるかもしれないからです。
この「治療切除」を躊躇なく、できるようになるには「予防切除で経験を積むこと」に他ならないのです。
○ 治療切除は間違いなく「その患者さんの予後」に影響します。
これは「nayk」さんが、『癒着で怖くて手が出せないから)あなたはもう治りません』という状況となるからです。