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乳癌手術のブログ 2020/9/3 肉芽腫性乳腺炎の処方箋(お節介?)

週間予報とは異なり、東京では青空見えてます。

やっぱり天気が気分に与える影響は絶大ですね。

 

〇 ところで肉芽腫性乳腺炎知ってますか?

ここは「乳癌」プラザですし、このブログも「乳癌」手術のブログと銘打っているので、皆様の興味を誘うのか少々心許ないですが…

先日も遠方から肉芽腫性乳腺炎の方が来院されました。

3回も(無駄な)切開をされた挙句に(当然ながら)改善せず、痺れを切らした患者さんが(乳プラを見て勉強し)『あのー、ステロイド使ってください。』と言っても、その医師は「ステロイドは… ごにょごにょ」となり・

まぁ、典型的と言えば典型的。

普段滅多に使うことが無い(喘息を扱う内科医の方がよっぽど慣れている)ステロイドに腰が引けてしまっているのが目に浮かびます。

患者さんから、直にその「悲惨な」治療の状況を聴くたびに、何ともやるせないので、

それで、(少しでも啓蒙しようと)ちょっと、悪戯っ気も起こし、紹介状の返事には通常書かないのですが、(お節介と嫌がられそうですが)敢えて事細かくその治療法「ステロイドの使い方」を記載しました。

プレドニン20mgで開始し2週間、改善を確認したら15mgへ減量して4週間、その後は5mgになるまで4週間ごとに漸減します。

5mgとなったら(再燃しないように)3か月継続し、2.5mg(5mgを隔日投与)で更に半年間継続すると、ほぼ例外なく治癒します。

この使い方ではステロイドの副作用の心配はありません。(胃薬だけは併用します)

 

願わくば、この医師が(この紹介状の返事を「怒りのあまり」ビリビリ破らずに)今後この通りの治療を行うことで、可哀想な患者さんが少しでも減りますように。

 

年齢 80歳~

入院期間 3日間

痛み 1

恐ろしい病気と知りながら術後3日で退院、江〇川病院、乳腺外科の主治医はじめスタッフの皆皆様の技術に感謝いたしました。

80歳超え楽しい人生が遅れます。ありがとう。

 

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