9月になりました。
昨日は走っていて、朝は暑かったけど、夕方は(季節が進んだことを実感させるくらい)ヒンヤリ涼しかった。
今週は天気もあまり良くないようだし、「真夏のピーク」どころか「夏」も去ってしまいそうですね。
涼しくなって過ごしやすいと感じる一方で一抹の寂しさを感じます。
『Q&A 2020年08月30日2 骨転移(「術前に判明した胸骨転移」に改名』を回答していて
純粋に、(骨転移が判明していても)手術を明言されていることに安堵を覚えました。
「骨転移があるから、手術しない(手術しても意味ない)」などと、される病院が多い中、大変良かったです。
質問者は これから骨転移予定なので、まだ不明ですが(私個人では)単発の骨転移には大いに期待しています。
質問者同様に、「術前検査で胸骨転移があるから手術はしない」という患者さんを数年前に手術(遠方の方です)しましたが、その後の術後補助療法の中で「画像上消失」してしまいcCRを維持しています。
骨転移は(特に胸骨など骨髄が活発な部位だと)「あの時の骨転移の所見は本物だったのか?」とさえ思います。(組織を採取して診断しているわけではないので)
この質問者が「手術」「放射線」「抗HER2療法」を上手に使い分けて、上記患者さんのように「活き活きと」過ごしてもらいたい。
その思いを共有すべく、QAスレッドに挙げます。
(転移性乳癌ではもともと、適応があったので関係ないのですが)抗HER2療法のトピックスとして
この度、ソメイヨシノ さんがおっしゃっていたように、
2020年8月21日、カドサイラ(T-DM1)の「タキサン系の抗HER2療法による術抗がん剤でpCRが得られなかった場合の術後補助療法での適応承認」となりました。
HER2陽性だからといって、無意味な術前抗がん剤が行われること」の助長に繋がることを(私は)危惧します。
とは、いえ「未だかつてない変則的な適応(追加)承認」を無視するわけにはいきません。
この変則的な適応承認は「KATHERINE試験」の結果を受けてのことですが、これについては中外製薬の担当者とdiscussionしているところです。
①ひとつのKeyは「本来trastuzumab+pertuzumabを14回行うべきところ」⇒「T-DM1を14回行う」ことです。
「KATHERINE試験」でのデザインは(pertuzumab無での)trasutuzumab vs T-DM1となっている点です。
pertuzumab+trastuzumab vs T-DM1だったら、そんなに差が出たのか?
②もうひとつは「再発率がそもそも低い=早期」で、(T-DM1の副作用を凌駕するほどの)差があるのか?
★ と、いうことで私の現時点での結論は「ある程度進行している」場合には(後にT-DM1を使用するために)術前抗がん剤も選択肢にはあり、ただし「早期はそれにあらず」
年齢 40-49歳
入院期間 3日間
痛み 1
田〇先生、看護師、スタッフの皆様この度は大変お世話になりありがとうございました。病気続きで不運の中乳癌かもしれないという不安で心がどん底でしたが乳がんプラザにたどり着き前向きになることができまいsた。
術後も痛みは殆どなく日常生活が遅れています。
田〇先生の技術の高さに私も家族も感謝以上の気持ちです。
病気は不運でしたが電車を乗り継いでも田〇先生にお願いしたいと迷わず決めて大正解でした。今後もよろしくお願いいたします。
先生、大変ご多忙とは思いますがご自愛ください。