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乳癌手術のブログ 2020/5/6 術者が違うと、「その患者さんの(その後の)運命までも変えてしまう」

こんにちは。

Dr. Xの2回目 膵臓がんの回

私自身の消化器外科医としてのcarrierは(研修医からの)10年程度(その後は乳腺専属となり消化管からは15年以上離れています)ですが、興味深く観ました。

 

膵頭部癌を切除するには(その裏にある)上腸間膜静脈から剥がれなくてはいけません。

外れない場合は基本、(無理して摘出しても)根治性が低いとして、その時点で「手術不能」となります。

実際に、(このドラマの中で)教授が「手術不能」として閉創しようとしたところ、Xが癌を「血管ごと」摘出して、その部分を大伏在静脈グラフトするというものでした。

〇実際に上手く行くのか?

血管の一部であれば、その部分だけ切除して縫合しなおす(淡々吻合)ことはありますが、グラフトをするケースは現実には皆無と思います。

ただ、理論上は可能であり(合併症が怖いですが… 膵液漏なら一巻の終わり)それができるXには度肝を抜かれました。

術者が違うと、「その患者さんの(その後の)運命までも変えてしまう」

当たり前のことなのですが、 (このドラマを観て)改めてそのことを考えさせられました。

 

Dr.コトー も久しぶりに見ました。(当時、ドラマを観る習慣があった時期なのでreal timeで観ていました)

2003

ちょうど、私が(大学病院医局から離れて)東〇公〇病院に赴任したころです

〇魅力

なんてったって、あの「圧倒的な美しい島」

その当時は(まだ)一般外科医として、普通に当直なんかもやっていたから、『ああいう島で、あんな仕事もありかなぁ』

♯今では専門化しすぎて、そぐわなくなってしまいましたが…

 

 

年齢 60-69歳

入院期間 3日間

痛み 1

3年前に地元大学病院で、両側全摘・左腋窩郭清しましたがH〇年.1月に左腋窩再発し経過観察され不信感がつのり 注 1 )以前から拝見勉強させて頂いていた乳がんプラザを通して田〇先生に転院の旨、相談したところ迅速に対応していただき〇月下旬に手術して頂きました。

レベル3まで郭清した左腕も問題なく上がります。

田〇先生、本当にありがとうございました。

今後も宜しくお願い致します。

左腋窩再発し経過観察され不信感がつのり注 1 )

⇒(前医では)無駄に経過観察されたうえ、(ご本人が希望しているのに)「手術しない」の一点張り

局所再発を(遠隔転移)再発と一緒くたにして、「根治性なし」と言い張る医師がいますが…

私の経験上…

遠隔転移再発の一環として局所再発する(すぐ遠隔転移再発が出現する)ケースも確かにありますが…

割合からすれば、「純粋な局所再発の方が、寧ろ多い」のです。

★とにかく「局所の治療をきちんとすること」そして(術後に)全身のケア(再発防止)となります。

局所をきちんとすることは(万が一、あとから遠隔転移したとしても)その後のQOLの維持という側面もあります。

 

 

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