OneTeam コメント
江戸川病院乳腺センター長 田澤篤 さん 199件
2024-01-26 12:25:57 掲示板 2024年1月21日~2024年1月27日
投稿を拝見して…
warningに対して「逆説方(法?)か!」とありましたが…
それに対してコメントさせてください。
治療(ここでは再発治療に絞りますが)とは、決して楽なものではありません。
そんな(楽ではない)治療をやり遂げるには患者さん自身の「癌に屈服しないという(それこそが)invictus」が必要なのです。
warnigという手法が不適切だったのかもしれませんが、
『再発は何をやっても、どうせ同じでしょ。 だったら楽にいこうよ』の方が(寧ろ)楽でいい。と考える人もいるし(そのように言う)その主治医を全否定することも、また違っている。
あくまでも私は自分の成功体験に基づいた「私なりの提案」なのです。
2024-01-18 07:28:02 掲示板 2024年1月14日~2024年1月20日 *BNCTについて田澤先生からコメントあり。
BNCT
初発時に、胸壁に広範囲に病変が拡がり手術不能
⇒抗癌剤⇒手術可能⇒手術⇒術後照射
★この場合、全摘ではありますが「術後胸壁再発高リスク」と言えます。
6年後、胸壁再発!
手術?(広範囲で再再発のリスクも懸念)薬物療法?
ここにBNCT 今月は(局所治療の重要性と共に)BNCT強化月間と位置付けています。
近々、YOUTUBE予定です!
2023-11-20 14:01:52 掲示板 2023年11月19日~11月25日 *Q&A11431について田澤先生からコメントあり。
『管理番号:11431 stage4手術可能でしょうか』
これを回答していて…
何故、こんな医者が(日本中、至る所に)生息しているのだろう? ①無知のなせる禍? ②(患者さんがどう思うのか)想像力の欠如? ③実際の症例が想像できない(経験の圧倒的欠如)のか?
①について
QAの回答を参照してもらいたいのですが、あの「ガイドライン」さえ、「オリゴ転移の場合には局所療法が勧められる可能性」について言及しています。
質問者のケースでは「3mmの肺結節」と「頸部リンパ節(PET所見で推測するに、ゴロゴロではなく単発」
⇒どう考えても(もしも転移だとしても、オリゴ転移であり)局所治療を拒絶するような言動は理解不能
②について
患者さんが「あなたは遠隔転移があるから手術不能です。」と言われた場合の衝撃が想像できないか?
(もしも、その医師が手術すべきか?を即座には判断できなかったとしても)「遠隔転移の可能性があるので、薬物療法先行も一つの選択肢となります。手術がいいのかは少し検討させてください」でいいのでは?
③について
これは(大方の医師にとって仕方がないことかもしれませんが)私からみれば、この程度の所見で「手術できない(または、手術してはいけない)」など、一瞬も考えません。
QA本文にも記載しましたが「肺の3mm」など転移出ないケースはザラだし(よくあるのは肉芽)いずれにせよCT folow up(初回なら最初は3か月、変化無ければその後半年)これを理由にするのは「そもそも」論外です。
また(腋窩リンパ節も文面からは)大したことも無く、鎖骨上下リンパ節にも所見がないのに、頸部リンパ節転移疑いで手術不能を考えるのは「そもそも」ナンセンスであり、仮に「転移が確定したら」その程度の所見なら(QA文面に記載したように)ご希望なら手術で摘出してもいいし、(そうでなければ)術後に照射すれば十分コントロール(根治の可能性大)となります。
ただ、これは私は多くのケースで経験しているので自明なことなのですが、そうでない経験不足の医師にとっては「想像外」なのだと思います。
本当に、嫌な世の中です。(半分以上、愚痴です)
皆さん、ご意見どうぞ。
2023-11-08 07:37:17 掲示板 2023年11月5日~11月11日 田澤先生からコメントあり。
あー、腹が立つ! (朝っぱらからスミマセン)
『11399 扁平上皮癌の肺転移』を回答していたのですが…
どうにも腹が立つ。(つまり愚痴です)
皆さんご存知のお台場近くの「あの」病院です。
それにしても、その(地元というか)「東京でも負けなしの」病院での診療…
経緯を見れば明らかに、最初の針生検で外し、センチネルリンパ節生検でも失敗した上での腋窩再発!
ちょっと、「地元」どころか「東京でも負け知らず」の筈?のその病院の酷い精度…
そもそも最初の針生検できちんと診断していれば腋窩郭清をして腋窩再発は無かったわけで、この腋窩再発は(抗癌剤中は押さえられていたとしても)抗がん剤終了後2か月で2cmということ。
肺転移自体は、それとは無関係だとは思いますが「どうしても、普通に当院で診断されて手術していれば、もしかして?」などと頭をよぎってしまいます。
その他にも最近では『しこりが大きくなるスピード』では、あとで癌の診断となったのに最初の細胞診が良性と出たことに対し、その医師は「それは何とも言えない」
⇒反省しなさい!
2023-11-06 13:36:36 掲示板 2023年11月5日~11月11日 田澤先生からコメントあり。
久しぶりの登場です。
コラムに対しての皆さんの感想(反応?)を見てのコメントです。
バンクシーさんの投稿より、久しぶりに「コラム 41回目 おきのどくだけど、とてもまともな診療とは思えない」を読み返してみました。
時は流れて7年以上、同じ過ちが繰り返されている!
根本的に何かが間違っている。
こんな言葉があるだろうか?
『人を診ずに、病を診る』 無いかな?無ければすみません。
患者さんが「腋窩のシコリが大きくなっている。心配だ。それに痛い。」
エコーもしない担当医の頭の中には何が去来していたのだろうか?
(担当医の頭の中)『手術をして抗癌剤して放射線も全てガイドライン道理に行った。何もミスはない。腋窩が腫れている?痛い?手術してるんだから仕方がないだろ。少しは我慢しろよ。』
なのか??
一目見れば、(例え、あなたがエコーしない主義?でも)それが通常の経過とは異なる「異様な状況」であることは目視しただけでも解るのでは?
もしも、そう感じないとしたらそれは(経験不足で済まされることではなく)患者さんの診察を常日頃から怠っているということになるのでは??
あなたの頭の中に(完璧な術後療法をやっているのだから)再発する筈はない。だから何度言われても診察するに値しない。などという考えがあるのなら…
そんな考えは今すぐにでも捨てた方がいい。
真実は患者さんの中にこそあり、そしてそれは真剣に診察しなくては解らないものなのです。
2023-10-30 14:07:54 掲示板 2023年10月29日~11月4日 *田澤先生からTS-1についてコメントあり。
久しぶりに掲示板に登場です。
TS-1について…
これを俎上に載せたのは?
2022/11/24 術後補助療法への適応拡大以降、QAにとても目につく存在となりました。
言い換えれば、多くの方が主治医に勧められて「その存在に戸惑っている(納得していない?)」ように見えます。
★それら多くのQに回答しているうちに、 11387「TS-1について」の主治医のように、『ホルモン療法だけでは心許ないけど、点滴の抗癌剤(TC/EC)をやるほどではない』と考えて、選択されているケースとpN2以上で点滴抗癌剤(TC/EC/EC+docetaxel)をやった上に『更に治療を行いたい、(その場合hormone + CDK4/6 inhibitorなんている甘っちょろいものより)適応があるんだから抗癌剤であるTS-1がいい』という両方のケースに大きく分かれます。
コラムに記載した通り、前者は(そもそも抗癌剤の上乗せがないなら)潔くhormone単独とすべき(つまりOncotypeDX low risk)であり、後者は臨床試験のエビデンスからは(TS-1ではなく)CDK4/6 inhibitorをchoiceする方が理論的に正しいのです。(コラム417 参照のこと)
ここでふーちゃん2626says: 2023年10月29日 at 10:36について回答します。
1.大前提にあるのは、
(OncotypeDX)high riskで再発率を下げるのは
(TS-1ではなく)anthracycline or taxaneである
ということ?
⇒これは、「その通り」です。
にもかかわらず、ホルモン+(anthracycline or taxaneではなく)TS-1を勧められちゃうケースがあるということ?
⇒これは「勘違い」では?
OncotypeDXでhigh riskだった場合には普通にanthracyclin or taxaneを勧められた上に、追加としてTS-1を勧められていると思います。
2.その(anthracycline or taxane)あとに
追加するならどうするか?
ここでも”オススメ”はTS-1ではなくabemaciclibということですね?
⇒その通りです。
TS-1の臨床試験では対象者が、anthracycline or taxaneの治療済の方が半数以下。
⇒その通りです。
anthracycline or taxaneをやってみないことには
TS-1の”追加効果”があるかどうか明確ではない、ということ?
⇒ここが、「伝わっていないなぁ」ともどかしいところ(言い換えればTS-1特集を2回連続でやった理由とも言えます)
★臨床試験の対象として、POTENTが何故(monarchEのように)全例anthracycline or/and taxane既治療とせずに半数も(
それら)抗癌剤未治療を許容したのか?
⇒抗癌剤未治療であれば有意差が出そうなのは予想できます。
よく考えてください! 抗癌剤していない群と(TS-1という)経口抗がん剤を追加した群では、(抗癌剤が効くタイプでは)その差が大きい結果となりますよね?
それに対して、抗がん剤既治療同士では(既に点滴抗がん剤が効いていた後なので)TS-1を加えても「殆ど伸びしろがない=差が大きくはならない」ということはご理解ください。
つまりPOTENT試験で、もしも対象を(monarch試験のように)全例点滴抗がん剤既治療同士としてしまうと差が出ないとなりえるのです。
abemaciclibの臨床試験(monarch)では対象者が、anthracycline or taxaneの治療済の方が95%以上。
anthracycline or taxaneのあとに
abemaciclibを追加することに効果があることが証明されている?
⇒まさに「その通り」です。
つまり 点滴抗がん剤の後に「本当に使って効果があるのか?」に正々堂々と「真っ向勝負」しているのはabemaciclibであり、TS-1は、それを敢えて避けていると私は解釈するのです。
長文失礼しました。
2023-08-30 06:54:39 掲示板 2023年8月27日~9月2日(生検枠について田澤先生からコメント)
水曜日の初診で生検まではやらなくなった…
先生が以前のコラムかブログで書いておられたと記憶しているのですが
⇒さすが、ふーちゃん2626さんですね。
その通りです。
基本的には、(その場で)市川生検枠(金曜日夕方or 土曜日朝)に予約をお取りします。
但し、実は例外があります。
例外1.明らかな癌であり、かつある程度大きい
⇒「ある程度」と曖昧な表現をしていますが、小さな病変であれば(その日ではなく、それでも通常翌週までですが)市川予約としています。
★大きさの要素は、「緊急性」の面もありますが、もう一つの側面(組織診の容易さ)もあります。
⇒大きいと(殆ど無造作でも)簡単に狙えるので時間がかからない=その日の他の予約外や予約患者さん達やスタッフに迷惑がかからない
⇒これが小さい(5mm以下)となると、(私は100%確実にしか行わないので)、自ずと「少々時間をかけても、最適なルート」を選択して100%確実に行います。これが状況によっては時間がかかるのです。
無論、腫瘤非形成性病変のような広範囲で不均一な病変だと(CELEROではなく)MMTEで広範に採取しなくては100%確定診断とはならないので、もっと時間がかかります。
例外2.明らかな癌であり、かつ十分ご高齢
⇒後日市川までご足労してもらうには倫理的に?心苦しいので、その場で組織診してしまいます。
例外3.十分すぎるほど?遠方
ただ、これは上記例外1との総合判定となります。
基本的に良性を疑う場合には(やはり)後日市川予約としています。
★その日の予約外の混雑ぶりにも左右されます。(北のフネさんが来院された日の様に空いていれば…)
2023-05-15 09:05:39 掲示板 2023年5月14日~5月20日
皆さん、おはようございます。
手術開始5分前なので急いで入力しています。
今朝、回答していて…(これから掲載予定)
『2023年05月15日1 手術までの期間について(その他不安な事)』
(あとでQAが掲載されたら全文を確認してもらいたいのですが *公開されました。リンクを設定済です。)
12月に近くのクリニックで8mmのしこり
↓
3か月後の3月15日に再診して3月29日針生検して乳癌の診断
そしてその医師から『悪性度が高いから早く大きな病院で治療をした方が良い』
どう思います??
3か月も無駄に(何故、経過を見る必要がある??)放置しておいて、挙句の果てに「早く治療をしたほうがいい」だと??
12月の時点で針生検すれば、なんてことも無かったのに…
3か月も放置したのは「お前の方だろ!」
そう思いませんか?
★昨日、公開した今週のコラムの関係で、この手の話に(いつも以上に敏感となり)掲示板に書かずにはいられませんでした。
次の患者さんからは、こんなことが無いようにお願いしますよ!(厳に)
(以下、一部抜粋)
昨年、12月に家の近くのクリニックで8mmのしこりが発見されました。
3か月後の3月15日に再度診察を受け、3月29日に針生検をして頂きました。
その結果、4月8日に浸潤性乳管ガン充実型グレード3と言われ、先生から「悪性度が高いから早く大きな病院で治療をした
方が良い」との事でガン専門病院を紹介して頂きました。
2023-05-04 07:54:33 掲示板 2023年4月30日~5月6日
今日は連休中日、貯まっていた(どうしても動画などがあると、後回しになってしまう)QandAを回答していました。
その中で(公開は5月8日以降となります)
質問者の主治医の以下の発言
①いずれにせよこの浸潤性微小乳頭癌はかなりたちが悪く予後
も悪いしリンパ節転移が顕著といわれ
②このタイプの癌だから顕微鏡で見たら恐らく転移しているだろうと言われました。
↓
これらの無責任な発言により(質問者は)
悪い結果が続いていた事もあり、頭が真っ白になりました……。
しこりが突然出現したように思えて
⇒これはコラムでも何度かコメントしていますよね_?
乳管内にベターと拡がってから(この間は気付きようがない)シコリとなるので、このように感じてしまうだけで、決して突拍子もなく増大しているわけではない
・脇に転移が1つでも見つかった場合には遠隔転移の可能性がある
⇒この「極めて無責任な」発言!!
リンパ節転移(もしあったとしても)と遠隔転移は無関係
何故なら前者は「リンパ管を通しての(リンパ行性)転移」であり、後者は「血管を通しての(血行性)転移」だから。
しかもこの医師はこともあろうか?
『・現在は2Aであり、転移があったら2Bになる(しかしステージはあまり意味がなく、2Bになったらステージ4を視野に入れて欲しい)』
⇒リンパ節転移があったら、ステージ4を視野に入れろとは…
質問者が余りにも可哀想。
なんて、無責任な発言なのか??
そう思いませんか??(質問者は結局ステージ4の可能性が高いと思い悩んでいる!!)
どうにも腹がたったので、(QAの公開前に)書き込んでしまいました。
2024-01-26 12:38:06 掲示板 2024年1月21日~2024年1月27日
匿名さんの『遠隔転移すると、主治医は「延命&緩和」しか言ってくれない。たしかに命は永遠じゃないから「延命」は正しいのかもしれない。
でも、私には「あなたは死ぬんですよ」としか聞こえない。』
に、心を打たれて…
つい先刻、『乳癌・再発への挑戦 vol.1 局所』を収録してきました。(1週間程度でアップされると思います)
1.再発には二つとして同じものはない(一括りにされるものではない)
2.成功体験が治療に影響し、患者さんの運命を変える
ところで、匿名さんの投稿には『遠隔転移すると』と、ありますので『vol.2 遠隔』も爆速で収録予定です!