[管理番号:11814]
性別:女性
年齢:41
病名:乳腺症
症状:特になし
投稿日:2024年05月25日
※これまでおっぱいに関する病歴はなし、ガンのマーカーの検査も初めてです。
第一子が2歳半でやっと卒乳して、5月〇日に4年ぶりに乳がん検診と人間ドックをそれぞれ別の病院で受けました。
その結果、人間ドックのCA15-3が26.2(その検査会社の基準値上限は25となっていました)、CEAは1.3、
乳腺外科クリニックでのマンモグラフィーとエコーでしこり8㎜に血流が見られ、針生検を行い、その結果は「悪性像はみられず乳腺症の可能性はあるが本標本での詳細判定は困難」とのことで、念のため急に大きくならないかの確認のため3ヶ月後にエコーの予約をして帰りました。
乳腺の先生は、マーカーの結果については、乳腺症からの値ではなく、癌があったら高くなるものだから、今回高めだけど、体質ではないかとのことで、他にマンモグラフィーで怪しいものはなかったとのことでした。
第一子は不妊治療で顕微授精で出産し、その際の他の受精卵を凍結胚として保管していて、今回の人間ドックで自分の体調を確認したあと第二子の凍結胚移植に進もうと思っていたのですが、
マーカーが高め(ほかに怪しいものがあるのかと不安です)と、乳腺症があったので、今後検査や治療がどうなるかわからないなら、年齢的にも2人目の妊娠は諦めた方が良いのかなと悩んでいます。
先生のご見解をお聞かせ頂けますと幸いです。
田澤先生からの回答
シンプルに2つだけコメントします。
①CA15−3の値とその8mmのしこり(それが万が一にも癌であっても)とは100%無関係
乳癌があっても転移再発や「余程の進行がん(100%自覚する程度の)」でなければ腫瘍マーカーは上がらないのです。
★他の癌種はともかくとして、「乳癌の検診目的で腫瘍マーカーを測定すること」自体、全くナンセンス!
CA15−3自体は忘れてしまいましょう。(今回の8mmの腫瘍とは1000%無関係だし、その値自体は個人差の範囲内です)
②エコーでしこり8㎜に血流が見られ、針生検を行い、その結果は「悪性像はみられず乳腺症の可能性はあるが本標本での詳細判定は困難」とのことで、念のため急に大きくならないかの確認のため3ヶ月後にエコー
⇒3か月後にエコー???
私の琴線に触れています。
針生検はその結果は100%確定診断でなくてはならず、「今回の結果は良性だけど、(実は)癌かもしれないから経過観察ね」など(私は)絶対に許しません。
質問者も、その針生検技術に不安を持つなら、確定診断希望メールして私が針生検しましょう。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/6/6
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