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6月10日(月)① 5件の乳がんQ&Aを更新しました。

浸潤径と予後との関係について   [管理番号:11841]
■女性47歳
■病名:浸潤性乳管癌
■田澤先生、こんにちは。
オンコタイプDX、浸潤径などを考慮した総合的な予後について質問です。

①オンコタイプRS20、浸潤径7㍉と、オンコタイプRS20、浸潤径20㍉と予後(再発率)は違いますか?オンコタイプは浸潤径は関係ないとしていると思いますが、7mmでも20mmでも、同じ結果がでるという認識でいるが、この認識で間違えないでしょうか?

オンコタイプは抗癌剤をするかしないかの判断材料の一つとしてとらえるという考え方でよいか?

③以前に浸潤径6~7ミリの方にルミナールBでも抗がん剤はすすめないとQAで見ましたが、かなり以前のQAだったので、オンコタイプDXが保険適応になった今、この考え方は、変わってくるのでしょうか?
浸潤径の大きさは、重要という見方は、継続されるものなのでしょうか? ……【詳しく読む】浸潤径と予後との関係について

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不妊治療中の腫瘍マーカー上昇について   [管理番号:11840]
■女性33歳
■病名:乳がん
■2019年ステージ2a
ホルモン ルミナールA
術後治療 ホルモン療法
一年ほど前からリュープリン とタモキシフェンを休薬し、不妊治療をしております。
不妊治療で使用しているものはレトロぞーる、ルトラール、排卵誘発剤hcg5000で人工授精です。
先日、定期検診で腫瘍マーカーを計測したところ、3ヶ月前と比較してCA15-3
15.8→20
ST438
1.9→15.6
となりました。
再発の疑いをもったほうがよいのでしょうか。
また、不妊治療の影響によるもので再発ではない可能性もあるのでしょうか。 ……【詳しく読む】不妊治療中の腫瘍マーカー上昇について

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T3N0M0乳がんの術後療法について   [管理番号:11839]
■女性28歳
■病名:乳がん
■質問させてください。
①術前エコーでは20mmにギリギリ満たないしこりが2つだったので、浸潤径が60mmもあったことに驚いています。去年6月に受けた検診ではマンモトーム、エコーともに石灰化すらみられませんでした。
主治医からは進行が速いと言われましたが、ルミナールタイプでありki67もそれほど高くないと思っているのですが、どうしてここまで速く進行したのでしょうか。

②腫瘍径が小さいことは最大の武器、とおっしゃっていましたが、この腫瘍系はやはり再発リスクが高いと言っていいのでしょうか。

③放射線治療について主治医からは何も話がなく、ガイドラインを読み自分が放射線の適応ではないかと思い自分から放射線の希望を申し出ました。主治医は「やってもいいけど、局所再発リスクを下げても予後は変わらないよ」と言われました。ガイドラインだと生存率も上がったとありますが、どうなのでしょうか。再建が自家組織一択になる、可逆性の皮膚トラブルが生じるデメリットと、照射のメリットどちらが大きいでしょうか。 ……【詳しく読む】T3N0M0乳がんの術後療法について

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浸潤性小葉癌について   [管理番号:11838]
■女性39歳
■現在、浸潤性小葉癌と診断されています。

MRIとCTとして1つの腫瘍が1.6cmほど、その近くに2つ小さいのがありそうかな?
その3つ合わせて4cmほどかな?と言われました。
小葉癌の切除範囲は乳管癌より難しいとのことですが、温存だと再発リスクはどのくらいになりますか?
元々の胸も小さいので全摘でもとも思うのですが、踏ん切りがつきません。
子供も小さい為色々考えてしまいます。
45歳以下なのもあり、遺伝子検査もして結果待ちです。

針生検ではER(+)80%、PgR(+)40%、Ki-67 4.6%、HER2(-)でしたが、
針生検は一部分の為変わる可能性もあるという説明でした。
Ki-67が術後どんっと高くなる可能性もよくあるのでしょうか?

リンパはCT上左右で同じくらいだから大丈夫そうかな?と言われたのですが安心していいものなのでしょうか? ……【詳しく読む】浸潤性小葉癌について

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リュープリンの投与期間と化学療法閉経から回復した場合の予後について   [管理番号:11837]
■女性38歳
■35歳で乳がん罹患(ステージ2a、トリプルポジティブ)し、一通りの標準治療(全摘手術、化学療法、分子標的薬、ホルモン治療)を行ってきました。現在は38歳で、タモキシフェンとリュープリンで治療中です。

化学療法の影響で閉経したまま生理は戻ってきていませんでしたが、なんとなく戻ってくるのかな?という気配があったので、生理が再開する前にリュープリンを打ちたいと主治医に希望し、タモキシフェンに加えてュープリンも打つようになったという経緯があります。

先生のQandAで勉強させていただき、「化学療法閉経から回復して生理が戻ると予後不良になる」ということは理解できたのですが、化学療法で閉経になった状態でリュープリンを5年間打ち、5年打った後に生理が戻ってしまった場合も「化学療法閉経からの生理の回復で予後不良」というケースに当てはまってしまうのでしょうか。
リュープリンは5年がスタンダード投与期間かと思いますが、5年投与を終える頃、私は40歳ちょうどになります。生理が戻ってくる可能性は十分あると思いますが、その場合は予後不良となってしまうのでしょうか。また、戻ってきてしまった場合は、予後を良くするためにリュープリンを投与再開する(5年を超えてリュープリンを打つ)等、何らか対策できる方法はあるのでしょうか。それとも、5年でリュープリンは打ち切りで、あとは生理が戻ってきたとしても成すすべなく「化学療法閉経からの生理の回復で予後不良」という可能性を受け入れるしかないのでしょうか。 ……【詳しく読む】リュープリンの投与期間と化学療法閉経から回復した場合の予後について

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