この表!
漸く登場したケモ中の腫瘍マーカー上昇についてです。
1.肝機能
まずTC初回投与にて影響を受けたのはALTです。
91と2桁ギリギリでしたのでTC2回目は8割で投与しています。(以降、8割キープ)
これによりALTは改善していますが、正常値に戻るのは終了後1か月です。
2.腫瘍マーカー
抗癌剤投与に伴う上昇(おそらく肝機能障害が影響)は、私の経験上CA15-3に如実に表れ、人によっては(その影響は)CEAにも及びます。
★この方のTC終了後3か月値で判断すると(この方の)基準値はCEA 2.6 / CA15-3 20.6
CA15-3は(肝機能同様に)TC初回で27.4と上昇し、3回投与で(測定は4回投与日となります)43.1とpeakを迎え、投与後1か月では減少に転じ、投与後3か月では正常値(この方の基準値)まで戻っています。
CEAは(やはりCA15-3よりも遅く反応し、反応も軽度であり)TC3回投与(測定日は4回投与日)で6.0とpeakを迎え、CA15-3と同様に投与後3か月で正常値へ戻っています。
抗癌剤(特に肝機能障害を伴いやすいtaxaneに顕著ですが)で肝機能が上昇した場合に伴う腫瘍マーカー(特にCA15-3)の上昇は「抗癌剤投与に伴う」ものと「まず」は考えましょう。
いきなり、このパターンでの上昇を「抗癌剤中なのに、転移出現?」と考えるよりは「抗癌剤中だから、その影響で上がっているだけかも」と考える方が自然と言えます。
流石、11月。 寒くなってきましたね。
昨日土曜日も(雨は降っていませんでしたが)屋上には出れず。
今日は雨模様のようなので、ちょっと出れそうもありません。
これからの季節屋上に出れないのか!
改めて、そう考えるととても寂しい。
あの「ひろし」のように「そんな、ひろし」に騙されて?ソロキャンプばりに屋上にテントを張れば暖かいのかな。