こんにちは田澤です。
ねねさん、ますます大活躍です。
いろいろ誤解を生むかもしれないので掲載は敢えて控えますが(本気で反論してしまうと)「トゲトゲしく」なってしまうため。
ご存知のように、私にも感情の起伏があります。
診察の場で(自ら)高圧的になることは、無い筈ですが人間には相性があります。
あらゆる患者さんに対して、(お釈迦さまのように)適切に感情をコントロールするべきなのでしょうが、(これでも長い診察経験から少しは上手くなっているのだとは思いますが)やはり、相手が高圧的だと(人間ができていない)私は時に高圧的になってしまうこともあります。(後に後悔しますが…)
脂肪融解といって皮下脂肪が術後に溶けて中で感染することが稀にあります。
脂肪が溶けたものは(一般の人には)膿に見えるようですが、外に出てしまえば(何もしなくても)自然に改善します。
(経験からくる)安心してもらうための言葉も、人によっては「本気で取り合ってくれていない」と感じるようです。
「乳房切除後疼痛症候群」
これは、つい最近も術後の患者さんから、私も全摘だから「乳房切除後疼痛症候群」になるのですか?と聞かれました。
私は、こう答えました。
何でもかんでも「〇〇症候群」とつけて得意になっている医師がいますが、全く無意味。
実際には、あらゆることには原因があります。
乳房切除した場合には皮下を広く剥がすので、皮下の神経が無感覚となり、それが徐々に回復する際に痛みを生じるし、腋窩をいじれば肋間上腕神経からの痺れや痛みも生じます。
それらを適当に「〇〇症候群」などとレッテルを貼って、何がいいのか?
痛みには理由があるし、それに対処するのは基本的に「時間」と「鎮痛剤」なのです。
久しぶりの、遠方からのお便りじゃ。
待った甲斐があったというもの。
真月
〇月△日(比較的、最近)行ってきました。関西から半年ぶりのお江戸です。
病院の周りにヒマワリがいっぱい咲いていてきれいでした。
病院のシャトルバスも利用しましたがコロナ対策もしっかりされていましたよ。
今回は日帰りでしたがいつもは〇京ブックマーク利用で1泊して帰ります。
地元の病院で乳がんを告知され鎖骨下までリンパ節転移があり他の選択肢を示されないまま術前抗がん剤が始まり、鎖骨下は手術出来ないので放射線での治療になりますと説明を受け、そうなんだと思っていました。
3年前の話です。そして私は医療従事者で、そういう患者さんを見てきたのでそれがベストなのだと受け入れてしまったのです。
それでもネットでいろいろ検索するうちに乳がんプラザに行きつきQ&Aで先生の意見を聞き、時間的・金銭的負担など迷いましたが取り合えず1度診察だけしてもらおうと思い予約しました。
まさに私にとってのターニングポイントだったと思います。先生の診察を受けた後は何の迷いもありませんでした。
医療従事者の私は主治医によって術後の経過が変わってくる事を肌で感じていたからです。それは手術の制度だけではなく検査の種類、タイミング、薬の出し方、患者さんへの対応など多岐にわたります。
あの時Q&Aに投稿した私を、とりあえず1度だけ受診してみようと決めた私を褒めてあげたい!でかした私!
ネガティブな情報に惑わされることもありますが、無事に3年クリアし4年生に進級出来ました。
これからもよろしくお願いします。