特徴
その1.年間執刀数が多い
1人の術者でこれだけの手術執刀ができるのは常識外だと正直思います。
(1人の乳腺外科医の年間執刀数は通常100件以下だと思います。200件だと相当多い)
その2.ドレーンを入れない
ドレーンを入れないことは「腕をすぐに挙げられる」とか「入院期間が短くできる」など「良いことづくめ」であり、入れないで済むに越したことがない。
その3.入院期間が短い
身体に対する負担が極力小さいため、実際に術翌日はすこぶる元気だからです。
・出血がなく、短時間の手術であるため(そもそも)元気
・ドレーンを入れないので術後すぐに腕を動かせるため
♯ドレーンが入っていると、(腕を動かした際に)それが当たって痛くて動かせないので。
手術手技の特徴
その1.温存乳房内再発の克服
その2.腋窩鎖骨下郭清の習熟度
当院では、他院で『レベルⅢは郭清できないから』と、言われた患者さんが集まるので、私自身の鎖骨下郭清の習熟度が格段に上がりました。
手術実績 注 1)
2018年
全体 449件(乳癌342件、良性107件)
乳癌 342件(温存術160件/全摘術158件/同時再建17件/腋窩郭清 7件)
良性疾患 107件(乳管腺葉区域切除38件/線維腺腫、葉状腫瘍69件)
2017年
全体 443件(乳癌363件、良性80件)
乳癌 363件
良性疾患 80件(乳管腺葉区域切除54件/葉状腫瘍26件(線維腺腫7件を含む)
2016年
全体 386件(乳癌295件、良性91件)
乳癌 295件(温存術148件/全摘術 137件/同時再建 8件/男性乳癌 2件)
良性疾患 91件(乳管腺葉区域切除35件/葉状腫瘍22件/その他 34件)
注 1)執刀は全て私、助手は東京医科歯科大から派遣。