[管理番号:6087]
性別:女性
年齢:64歳
田澤先生、はじめまして。
いつも拝見しています。
2014年6月
両側乳がん(左胸:ステージ2B、右胸:非浸潤がん)と診断され、術前抗がん剤を地元の病院で行いました。
2015年6月
〇〇大学附属病院で両側乳房の切除、乳房再建を行いました。
左胸はルミナールAで、リンパ節レベルⅡまで郭清し、転移1つでした。
右の腋窩はセンチネルリンパ生検をしましたが、術後より腕のむくみと違和感があります。
郭清をした左はむくみ、違和感はありません。
術後、地元の病院に1ヶ月半ごと経過観察のために受診、ホルモン剤投与、6ヶ月ごとにCT、血液検査をしていましたが、
2018年1月にCTで左腋窩にリンパの腫れがみられるということで、
2月(下旬)日にDr自らエコーと細胞診を行い、2月(下旬)日結果はclassⅢと言われ経過観察となりました。
このままでいいのかという不安があり、ぜひ田澤先生に診察をお願い出来ればと思っております。
よろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「6ヶ月ごとにCT、2018年1月にCTで左腋窩にリンパの腫れ」
⇒本来ならば、無駄なCTなど定期で撮影せずに「エコーで見つけるべき」でしょう。
「classⅢと言われ経過観察」「このままでいいのかという不安」
⇒細胞診は技術がいるから(特に腋窩は…)
細胞診が上手くできずにクラス3となっている可能性は否定できません。『今週のコラム 105回目 「前医で細胞診良性」を信じられない私をご理解ください。』をご参照ください。
「田澤先生に診察をお願い出来ればと思っております。
⇒秘書メールしてもらえば…
市川で診察当日に細胞診しましょう。
「メディカルプラザ市川駅」
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質問者様から 【質問2 左腋窩のリンパの腫れについて】
性別:女性
年齢:64歳
田澤先生、こんにちは。
以前、管理番号6087で相談させていただいたものです。
5/25に市川で診察(細胞診)していただくことになっていますが、その前に是非とも相談させていただきたいことがあります。
3/(下旬)に担当医自ら左腋窩のエコーをとりましたが、2/(下旬)と比較して増大しているということで、4/(中旬)に紹介で○○県立病院でPET検査をすることになりました。
主治医は転移を調べるためと言っていますが、今までも半年ごとにCTと腫瘍マーカーをみています。
PET検査の結果をみて、腋窩だけなら手術と言われています。
本当にPETまで必要なのかどうか、左腋窩の腫れを指摘されて4ヶ月も経ち、1ヶ月で増大していると言われたので、腋窩の手術をすぐにやってしまったほうがよいのか等、いろいろどうしたらよいのか不安です。
主治医の話も不安の要因の一つになっています。
このまま田澤先生の診察まで待っていてもよいでしょうか。
よろしくお願い致します。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
「3/(下旬)に担当医自ら左腋窩のエコーをとりましたが、2/20と比較して増大」
⇒1カ月で明らかな増大であれば…
経過観察ではなく、「診断・治療」の方向へ進むべきです。
「PET検査をすることになりました。」
「半年ごとにCTと腫瘍マーカーをみています。」
⇒さすがに…
やり過ぎでしょう。
(無駄にCTを撮影しているのだから)これ以上無駄な検査は止めましょう。
今までCTで異常がないのだから、「腋窩は純粋に局所再発なのか?どうか?」だけに焦点を絞るべきです。
「PET検査の結果をみて、腋窩だけなら手術と言われています。」
⇒PETをする前に、そもそも腋窩リンパ節の細胞診はしないのか?
発想に問題がありそうです。
「本当にPETまで必要なのかどうか」
⇒要りません。
「左腋窩の腫れを指摘されて4ヶ月も経ち、1ヶ月で増大していると言われたので、腋窩の手術をすぐにやってしまったほうがよいのか」
⇒PETはどうでもいい(不要)ですが、「明らかに増大して、局所再発として間違いない」という判断ならば(その担当医に上手く腋窩細胞診ができるのかは未知数なので)「いきなり手術」でもいいとは思います。(増大しているリンパ節を放置するのは良くありません)
「このまま田澤先生の診察まで待っていてもよいでしょうか。」
⇒比較的早く手術してもらえるのであれば、(当院受診まで待たずに)そのまま手術してもらう方がいいでしょう。
質問者様から 【質問3 田澤先生どうか診察、手術をお願い致します。】
性別:女性
年齢:64歳
たびたびの投稿、申し訳ありません。
左腋窩のリンパの腫れ(左腋窩はH15.6月にセンチネル1/3 レベル1:0/6 レベル2:0/3 乳癌のステージは2B)について相談、質問をさせていただいておりましたが、前回の田澤先生より、PET検査までは必要なく、1ヶ月経過観察をして(すでにリンパの腫れを指摘されて3ヶ月が経過)、リンパ節が増大していると言われたのであれば、いきなり手術でもよいのではないかということと、5/25の田澤先生の診察(細胞診の予定でした。主治医が行った細胞診結果はclass3)を待たずに、手術をしてもらうほうがよいと回答いただきました。
ただどうしても信頼できる田澤先生に診ていただき、手術もしていただきたいです。
(右腋窩はセンチネルだけだったのにいつも腫れぼったく精度に問題があったのかと思っています。)
少し早めに診ていただくことは難しいでしょうか。
或いはこのまま5/25の診察まで待っていてもひどく進行する事はないでしょうか?
お忙しい所ご無理勝手な事を申し上げますがどうぞ宜しくお願い致します。
田澤先生から 【回答3】
こんにちは。田澤です。
「少し早めに診ていただくことは難しいでしょうか。」
⇒了解しました。
15年前の手術で腋窩郭清(レベル2まで)してあるようなので、「どのあたりのリンパ節(腋窩なのか鎖骨窩なのか? メール内容からは腋窩のようですが)まずは診察しましょう。
手術するとすれば基本的には全身麻酔となりますが、「腋窩浅い部位ならば局麻」もありえます。
秘書メールしてください。
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質問者様から 【質問4 リンパ節郭清の術後の経過について】
性別:女性
年齢:64歳
田澤先生、こんにちは。
ID○○
5/28(月)に左腋窩リンパ節の再発でレベル3まで郭清手術を行っていただいたものです。
その節は大変お世話になりました。
心よりお礼を申し上げます。
術後の経過について不安なことがあります。
6/11(月)頃より手術の傷の下あたりから
左胸(インプラントを入れている部分の皮膚)全体に赤み、熱感が出現し広がってきています。
このまま6/27(水)の田澤先生の診察まで待っていてよいかと悩んでおります。
ご多忙のところ申し訳ありません。
よろしくお願い致します。
田澤先生から 【回答4】
こんにちは。田澤です。
まずは冷却しましょう。
アイスノンで冷やすと効果があります。
通常はそれで治まると思います。
暫く様子をみて改善しないときには秘書メールしてください。
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質問者様から 【質問5 転移について】
性別:女性
年齢:64歳
病名:
症状:
田澤先生こんにちは。
以前、管理番号6087で相談させていただいていた者の娘です。
母は先日11/5(月)に右腋窩リンパ節再発のため田澤先生に手術していただきました。
大変お世話になりました。
ありがとうございました。
12/5(水)に診察の予定(病理の結果)は入っておりますが、今回は転移など心配になり、事前にご相談したくご連絡させていただきました。
9/(下旬)(〇)の定期診察の際に右腋窩リンパ節の再発疑いということで、細胞診検査実施。
10/(中旬)(〇)classⅤの確定診断となりましたが、10月上旬頃から嘔気、何を食べても苦味を感じている状態が続き体調がすぐれません。
また10月中旬頃から腰の骨(腰椎、腸骨あたり)、背骨の痛みを訴えており、手術前日の11/(上旬)(〇)は激痛があり、立つことも座ることも出来ない状態で鎮痛剤をいただきました。
その後は痛みはあるものの日常生活に影響はありませんでしたが、
11/(下旬)(〇)から痛み悪化し、激痛で立位、
座位、ベッドから起き上がるのもとても辛い様子です。
胃に関しては11/(下旬)(〇)近医受診し、ポラプレジンクOD(75)2錠2×処方あり内服しておりますが、改善しないようです。
骨の痛みについても近くの整形外科に11/(下旬)(〇)受診し、レントゲンを撮ったそうですが、画像上問題なさそうということで、あとは骨シンチとかはどうなのかとお話あったそうです。
胃については再発と告知され、4度目の全麻手術ということに対してのストレスから起きたものなのか?腰、背中の痛みについてはフェマーラの影響なのか?と考えたりもしますが、一番は転移ではないかという懸念があります。
検査をしてみないと何とも言えない部分があるかとは思いますが、田澤先生の見解はいかがでしょうか?
よろしくお願い致します。
田澤先生から 【回答5】
こんにちは。田澤です。
前医(大学病院)での両側手術後、(数年の間に)あいついで「腋窩鎖骨下再発」となり、結局「両側の腋窩鎖骨下郭清」となったことは(ご本人にとっても)大変なショックだったことでしょう。
そのストレスが、今回の症状に多分に関係しているような印象をもちましたが、現実にある症状に対しては必要な検査をすべきでしょう。
「骨の痛みについても近くの整形外科に11/(下旬)(〇)受診し、レントゲンを撮ったそうですが、画像上問題なさそう」
→それであれば、大きな問題はなさそうですが、(不安を解消するためにも)PETを撮影するといいでしょう。
質問者様から 【質問6】
2019年1月15日の質問にてきまして、田澤先生より直接メールにて回答をいたします。
秘書室メールからご連絡ください。