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非浸潤癌 全摘手術を受けたのに、再建のために乳腺が残されてしまったことについて

[管理番号:5699]
性別:女性
年齢:44歳
田澤先生、はじめまして。
田澤先生のお言葉に生きる力をいただいています。
今回、先生のお話をぜひ伺いたく、質問させていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。
これまでの経緯
2017年6月、乳頭から血が出たため、受診。
マンモ、エコー、細胞診 →結果グレー
7月、造影MRI →乳がんを疑う転院
8月、マンモトーム生検
9月、乳がん告知(非浸潤性乳管癌)
10月、手術、左乳房全摘手術+センチネルリンパ節生検+エキスパンダー留置
手術後の病理結果も非浸潤であり、不安は消えないながらも、田澤先生の「非浸潤で全摘は根治」のお言葉を自分な何度も言い聞かせ、前向きに過ごしておりました。
ところが、先日、主治医に「全摘とは乳腺を全摘したということですよね。」と確認したら、「再建しやすいようにするために、左乳房の脇側下の乳腺を少し残しました。」と言われ、私は本当に根治といえるのだろうか、と不安に襲われています。
手術の説明書にも「皮膚を残し乳頭・乳輪を含めて乳腺を全て切除します」と書いてありましたし、手術前の入院中に自分からも「再建後の胸の形はどうでもいいので、悪いところを全部とってください。」とお願いしたのに、どうしてという気持ちでいっぱいです。
主治医は「今できることは全部やりました。
乳腺だけでなく、皮膚も残してあるので、そこから皮膚転移することもあります。
反対側の胸が乳がんになる可能性も、乳がんでない人の2倍あります。」と言われ、不安はつのるばかりです。
非浸潤癌なので、サブタイプは関係ないと思いますが、ホルモン受容体は陰性、ki67は20~50%、左乳房の上部内側を中心にすごく広がっていて690グラム切除したと聞きました。
今後は無治療、6ヶ月ごとの経過観察となりました。
できることなら、田澤先生に乳腺を全部とってもらいたい気持ちでいっぱいです。
せっかく早期発見できたのに、乳腺を全摘していない私は、根治とはいえないのでしょうか。
乳腺が残っているのに無治療でいいのでしょうか。
乳腺が残っているのを確認後、主治医からは
「標準治療ではありませんが、放射線治療をすることはできなくないです。
しかし、エキスパンダーをシリコンに入れ替えてからなので、半年後以降になります。」と新たな治療方針を提案されました。
藁にもすがる思いで、できることはやっておきたいと思うのですが、受けてもいいのでしょうか。
無治療なので半年も間が空きますが、遅くはないのでしょうか。
残った乳腺から、また左乳房に再発するのではないか、気づかないうちに転移するのではないか、と考え、体が震えてきます。
どうぞ、よろしくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「再建しやすいようにするために、左乳房の脇側下の乳腺を少し残しました」
⇒?
 (再建後の)仕上がりを考えてでしょうか?
 本末転倒の感は否めません。
「乳腺だけでなく、皮膚も残してあるので、そこから皮膚転移することもあります。」
⇒非浸潤癌で皮膚転移(再発)の話をする事自体、全く異常です。
「乳腺が残っているのに無治療でいいのでしょうか。」
⇒本来、(乳房温存術のように)乳腺を残す場合には、その部分に放射線照射をするべきです。
「無治療なので半年も間が空きますが、遅くはないのでしょうか。」
⇒どうしても気になるなら、再手術でその部分の乳腺を摘出してしまうことですが…
 確率的には、(どの程度残したのか不明ながら)残存乳房内からの再発リスクは低いと思います。(勿論、そう考えているから主治医は残したのでしょう)
 ☆ 冷静になって主治医と話し合う事です。

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