乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:6957]
性別:女性
年齢:42歳
病名:右 乳がん
症状:

よろしくお願い致します。

数年前から乳頭分泌、脇のしこりなど、気になる事があり、一年に一回検診を受けておりました。

先月末、定期検診(マンモ、医師のエコー、触診)の折、紹介状で総合病院へ行き、マンモ、技師エコー、CT、皮膚の組織の検査、しこり等の組織の検査(パチンと音のする物でした)を行いました。
皮膚は赤みがあった為炎症性乳がんを疑ったのかと思います。

翌週、悪い物が出ました。
乳がんです。

炎症性乳がんではなかったです。

トリプルネガティヴという、抗がん剤が適用のタイプで、全摘、リンパもあるので、郭清、鎖骨辺りまで放射線もします。

CTは他への所見はなさそうだけど、リンパの腫れも大きいし、PETもやりました。

手術先行できなくないけど、やめた方がいいかな。

先に半年抗がん剤して薬の効果も確かめられるし、それから手術でその後抗がん剤して、放射線と言われました。

この乳がんプラザでよく見る

効果を確かめられる
トリプルネガティヴだから

という言葉と、

手術先行できなくない

と言われたので、本当は手術できるのではないかと思ってしまいます。

私は全摘で良いと伝えてもあります。

本当は田澤先生に手術していただけないかと思っていますが、遠方の為術後の通院についても地元で可能かわからず、どうして良いかわからなかった為、来月田澤先生にセカンドオピニオンを予約させていただきました。

主治医に次回治療方針についてPETの結果と共に話がありますが、確認しておいた方が良い事はありますでしょうか?

田澤先生に手術お願いできるとしたら、いつ頃になるのでしょうか?

子どももまだ10歳がいて、仕事もあり、がんばって治して復帰したいです。

状況を伝えるには、足りない部分もあるかとおもいますが、よろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「本当は手術できるのではないかと思ってしまいます。」
→担当医のコメントからは、私もそう思います。

「私は全摘で良いと伝えてもあります。」
→それであれば、(リスクを冒してまで)術前化学療法をする理由はありません。

 〇やはり問題なのは「手術不能となるリスク」なのです。
 これは、(担当医にとってではなく)「質問者自身の」リスクなのです。
 ♯極論すれば、担当医は「残念でした。」で済んでしまうのです。

「治療方針についてPETの結果と共に話がありますが、確認しておいた方が良い事はありますでしょうか?」
→これは、はっきりしています。

 1.手術先行してくれるのか?(方針転換に応じてくれるのか? 応じられないのならその理由)
 2.(どうしても手術先行しないというのなら)、術前化学療法におけるリスクを認識しているのか?(きちんと3週間毎に主治医がエコーして、場合によっては準緊急的に手術ができるのか?)

「田澤先生に手術お願いできるとしたら、いつ頃になるのでしょうか?」
→現時点で1月第2週となります。

 
 

 

質問者様から 【質問2 手術先行できないのか?】

性別:女性
年齢:42歳
病名:右 乳がん
症状:

時間を開けずの質問ですみません

先日手術先行ができないか質問させて頂いた際先生に主治医への確認事項を教えていただき、話を聞いてきました。

まず、
PETの結果は臓器への転移はなし。

骨への事は言われず。

脇、鎖骨、胸骨リンパの反応?があります。

乳房に赤みがありましたが、みてもらうと少し治まったかと言われました。

ki値が高いとは言われましたが、数値や、ステージなどは何もおっしゃ
らなかったです。

トリプルネガティブという事だけはわかっています。

治療方針はやはり
術前抗がん剤→手術→術後抗がん剤→放射線
と言われました。

質問も大変しづらい雰囲気でしたが、
手術先行はやはりできず、先に抗がん剤なんですね?
と何とか質問したところ手術先行やれるけど、薬の効果もわかるし、取ってしまえば効果も何もわからなくなる。
リンパもこれだけあるし。

と言われ、術前抗がん剤によるリスクや手術を準備しての対応はどうなのかも、聞けない状況になってしまいました。

私は10月末から検診でひっかかり、先日乳がんと診断され、わからない事ばかりだし、不安でいっぱいだけれども、主治医に質問もなかなかしにくい事や、厳しい物言いに、必要以上の不安を感じているのかもしれません。
が、やはり大きな病気になってしまった以上正しい知識を持ち、治療に立ち向かいたいのです。

先生に手術をして頂きたい気持ちがありますが、小学生の子どももおりまして、更に遠方の為いくつか質問があります。

①私は全摘希望でリンパ郭清もあると思いますが、2泊3日の入院で退院ができますでしょうか?
②手術後の抗がん剤や放射線の治療は私の地元で可能なのでしょうか?
病院の設備などわからないので先生に相談させていただけますでしょうか?
③術後に定期的な診察はどのくらいの頻度なのでしょうか?どのくらい通うのでしょうか?
です。

まだまだ分からない事だらけで、不安だらけですが、後悔はしたくありません。
今の状況を受け入れて、するべき事を精一杯したい。
生きたいです。

どうか、よろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「①私は全摘希望でリンパ郭清もあると思いますが、2泊3日の入院で退院ができますでしょうか?」
→勿論。

 以前は全摘の場合には一律「3泊4日」としていましたが、2年位前からは「50歳代前半までは全摘でも2泊3日」としています。(必要ないと感じたから短縮したのです)
 ★みなさん、勘違いしている方もいるのかもしれませんが、(病院経営?とかそんなことではなく)純粋に「若い人は全摘でも2泊3日で十分だな」と感じていたので
そのようにしたのです。(他意はありません)

 唯一の例外は「台風で家族が車で迎えに来れないから、どうしてももう1日」とお願いされて、3泊4日にしたことがあります。
 私は例外は嫌いなので、それだけです。

「②手術後の抗がん剤や放射線の治療は私の地元で可能なのでしょうか?」
→勿論!

 このような質問が非常に多いので、過去に『今週のコラム67回目 「術前や術後に、一体何回くらい外来受診が必要なの?」』を掲載しています。よくご覧ください。
 ★ただし、(当院での放射線の回数が30→15回へ変更:ガイドラインの変更につき)などあるので、もう一度「今週のコラム」に出すことに、今決めました。(古い記事だと読んでいない人も多いようなので)

「病院の設備などわからないので先生に相談させていただけますでしょうか?」
→私にはそのようなことは解りません。
 医療連携室を通して予約することになります。

「③術後に定期的な診察はどのくらいの頻度なのでしょうか?どのくらい通うのでしょうか?」
→術後は処置は不要『今週のコラム 64回目 そして到達したのが「創処置なし」です。』をご参照のこと。

 術後4週目に「病理の結果」のために受診しますが、(その際に)創部の確認もします。
 その後は(抗がん剤も放射線も地元なら)「半年に1回の定期診察」だけです。
(北海道とか沖縄などの方で1年に1回としている人もいます。それは事情により選択してもらって構いません)

 
 

 

質問者様から 【質問3 乳腺の広がりとは?】

性別:女性
年齢:42歳
病名:右 乳がん
症状:

田澤先生おはようございます。

12月5日はありがとうございました。

遠方で迷っていましたが、田澤先生にやはりお願いしたいと思い、何とか先生のもとにお話を伺える機会をいただけて、ありがとうございました。

毎年検診を受け、去年も異常なしと言われていたのに、なぜステージ3cという発見だったのか、未だに頭の中をぐるぐるしています。

前医には
手術先行できなくない
トリプルネガティブだから
薬の効果を確かめられるから
リンパもこれだけ腫れているから
と言われていて、前医はその理由で術前抗がん剤との理解だった為、先生から診察しなければ分からないが、抗がん剤先行は画像上はそうだと思うとの判断に動揺してしまいまして、すみませんでした。

少しまた質問させて下さい。

①術前抗がん剤の先生の適応は、小さくして温存か、手術不能の方を手術可能へもっていく為 のみとの事で皆様とのQ&A内で理解していますが、手術不能とは具体的にどの様な状態ですか?
②私は11月(上旬)日に組織をとった検査をして(中旬)日PETでの臓器転移はしとの診断から今に至ります。
鎖骨上の転移もある様ですが、どんどん進行してしまうのでは?と少し怖くなってきていますが、いかがでしょうか?
③質問にも出てきますが、乳腺内の広がりと、皮膚への広がりとは別物ですか?私の場合は画像で皮膚側に白く写っていたかと思いますが、どういう解釈なのでしょうか?皮膚表面は、乳頭周りに少し赤みと腫れがある様です。

④次回診察していただいて、可能ならば手術先行していただけると解釈しておりますが、それで合っていますか?

すみませんが、よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

前回がセカンドオピニオンだったので実際に診察していません。
私が、(自分で診察せずに)前医の「手術先行できなくない」という判断を鵜呑みにすることは決してありません。

私にとっては(前医の判断よりは)まだ「画像所見の方が信頼できる」ということです。(勿論、実際に診察してみたら「手術先行も可能」となるかもしれませんが)

「①術前抗がん剤の先生の適応は、小さくして温存か、手術不能の方を手術可能へもっていく為 のみとの事で皆様とのQ&A内で理解していますが、手術不能とは具体的にどの様な状態ですか?」
→皮膚に広範囲に広がっている場合です。

「鎖骨上の転移もある様ですが、どんどん進行してしまうのでは?と少し怖くなってきていますが、いかがでしょうか?」
→治療しなければ「いずれ」は進行しますが、常識的なスピードというのがあります。

「③質問にも出てきますが、乳腺内の広がりと、皮膚への広がりとは別物ですか?」
→全く違います。

 通常は「乳腺全体に広がって」いても、皮膚所見がないことが圧倒的に多いのです。(その場合には手術可能です)

 〇それに対して皮膚に広範囲に広がると手術が(そのままでは)不可能となります。
 「乳腺は全部とれる(取る)」が「皮膚は全部は取れない」そういうことです。

「私の場合は画像で皮膚側に白く写っていたかと思いますが、どういう解釈なのでしょうか?皮膚表面は、乳頭周りに少し赤みと腫れがある様です。」
→実際に診察してみないと解りません。

「④次回診察していただいて、可能ならば手術先行していただけると解釈しておりますが、それで合っていますか?」
→そういうことです。
 ただし、手術まで期間がありすぎる場合には「1回だけ」化学療法をするという手はあります。(「手術待ちまで何もしないのが不安」という場合にはいい方法です)





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