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サブタイプの混合

[管理番号:6125]
性別:女性
年齢:42歳

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「頂いたお返事は、何度も何度も繰り返し、家族で読み、話合いました。
前回の先生のご回答を受け、主治医からのCEFではなく、AC×4(ECは出来ないと言われ)+パクリ×12を希望し、明日より開始となります。」
とありますが、再質問管理番号の入力がありません。
新たな管理番号としました。
このページについて再質問をする場合は、「再質問管理番号」の欄に 6125 と入力してください。
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癌の告知を受けて、乳ガンプラザにたどりつき、見ていない日は、1日もありません。
頂いたお返事は、何度も何度も繰り返し、家族で読み、話合いました。
前回の先生のご回答を受け、主治医からのCEFではなく、AC×4(ECは出来ないと言われ)+パクリ×12を希望し、明日より開始となります。
体力のある今なら、この治療を最後までやれると、判断しました。
しかし、まだ、疑問に思う気持ちもあり、ご質問させてください。
①過去のQ&Aに(管理番号2960の方)先生が下記のお答えをなされており、やはり私の、針生検で、ルミナールだった事実は、
どう受け止めるべきか?と思っています。
↓過去の先生のお答え
病理結果は基本的に「手術標本全体で見る必要」があり、当然「手術標本での評価が正しい」と言えます。
但し、免疫染色(ER, PgR, HER2,Ki67など)に関しては注意点が必要です。
針生検標本では、「小さい検体を、採取後すぐにホルマリン瓶で固定」するから「染色性がいい状態(生鮮食品で言えば新鮮な状態)が保存」されます。
それに対して、手術標本では「大きな検体を、(摘出後すぐにホルマリン固定するわけではなく)場合によっては、管理ミスで暫く保治されてから固定」されるわけです。
 つまり(生鮮食品で例えれば)「鮮度が悪くなってから固定される」可能性がでてきます。
 ○その施設の(手術標本の)管理状態によって異なりますが、「針生検よりも鮮度がいい」ということは決してありません。
 Ki67も同様なのですが、「ER,PgR, HER2は(病変の)どこをみても同じ」であるのに対し「Ki67は(病変の部分によっては)高かったり、低かったりする」のです。
↑のお答えより、やはり、私の術後染色に低下があったのではと考えます。
オンコタイプの結果も、トリネガと出ましたが、送った標本に問題があった場合、オンコタイプの結果を信じても良いのでしょうか?
トリネガだと思い、「アンスラタキサン」に踏み切ったのですが。。
②オンコタイプでは、トリネガの為?!グラフはありましたが、%が出ませんでした。
上記6ヶ月の抗がん剤を、やった上での、
私の10年生存率 、再発率を、お教え下さい。
③先生のこれまでの患者様の副作用のご様子より、AC+パクリを受けながら、仕事もして、幼い子供の子育てを、行うのは副作用的に、到底無理でしょうか?
また、お酒が飲めないのですが、アルコールは影響出ますでしょうか?
皆が同じじゃないとは思うのですが、先生の診られてきた、ご経験からで、お聞かせ下さい。
⑤トリプルネガディブで有ることで、上記の生存率はやはり、下がるってるのでしょうか?
トリネガの再発転移は、三年以内が殆どと見ましたが、本当でしょうか?
⑥放射線は、トモセラピーの方が、肺や心臓への悪影響が、少ないのでしょうか?
放射線治療から、江戸川病院に転院というのは可能でしょうか?
⑦治療後の定期検査を、江戸川病院もしくは、市川プラザにて、診て頂くことは、可能でしょうか?
治療意欲はあるのですが、サブタイプが変わった事から、全てに不安になってしまい、先生のご回答にすがる思いです。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「送った標本に問題があった場合、オンコタイプの結果を信じても良いのでしょうか?」
⇒OncotypeDXは遺伝子発現を見ているので、免疫染色結果よりも信頼が置けるものとなります。
「上記6ヶ月の抗がん剤を、やった上での、私の10年生存率 、再発率を、お教え下さい。」
⇒89%(10年生存率)
 14%(再発率)
「③先生のこれまでの患者様の副作用のご様子より、AC+パクリを受けながら、仕事もして、幼い子供の子育てを、行うのは副作用的に、到底無理でしょうか?」
⇒「到底無理」という表現は、随分強いですね。
 実際は問題無いでしょう。
「また、お酒が飲めないのですが、アルコールは影響出ますでしょうか?」
⇒「弱い」というレベルでなく「飲めない(具合が悪くなる)」というのであればパクリタキセルはできません。(ドセタキセルに変更すべきです)
「⑤トリプルネガディブで有ることで、上記の生存率はやはり、下がるってるのでしょうか?」
⇒変わりません。
「トリネガの再発転移は、三年以内が殆どと見ましたが、本当でしょうか?」
⇒比較的多いという程度です。
「⑥放射線は、トモセラピーの方が、肺や心臓への悪影響が、少ないのでしょうか?」
⇒通常照射では、それ程の差は無いでしょう。
「放射線治療から、江戸川病院に転院というのは可能でしょうか?」
⇒放射線科は(乳腺外科とは全く無関係に)直接、紹介してもらってください。(当科を介すことはありません)
「⑦治療後の定期検査を、江戸川病院もしくは、市川プラザにて、診て頂くことは、可能でしょうか?」
⇒可能ですが…
 「正当?な理由」が無ければ、(自分が信頼して手術を任せた病院なのだから)そこで診てもらうのが普通です。