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白い嚢胞

[管理番号:616]
性別:女性
年齢:43歳
こんばんわ、初めまして。今から三年前始めは、右にしこりを自分で見つけて、手術しました。
それから、左に何個も腫瘍が見つかりその一つに、白い嚢胞があるので要注意と言われてそれ
から3年が経ち、今年誕生日のひに一年後検診で、また新しい腫瘍があるからまた、来月きて欲しい
と言われてマンモと検診ですが、どちらも良性ですが、なぜ新しい腫瘍が出来たのかこれが
良性でもガンになる事はありますか?
初めて入院して手術して調べたりしたけど未だに分からないので、ご質問させて頂きました。宜しくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

 こんにちは。田澤です。
 3年前に手術して摘出した「良性腫瘍」とは「線維腺腫」でしょうか?

回答

「それから、左に何個も腫瘍が見つかり」
⇒40歳過ぎてから「新たに発生する腫瘍」には注意が必要です。
 これらは「嚢胞(水が貯まった袋)」でしょうか?それとも「線維腺腫(良性腫瘍)」といわれているのでしょうか?
 
「白い嚢胞」
⇒この表現は通常使いませんが、私の推測では候補が2つあります。 
 印象としては ①>② ですが…
 ①濃縮嚢胞
  通常の嚢胞は「中が完全に液体なので真っ黒く(エコーで)写る」のに対し、濃縮嚢胞は「液体が固まって固体となっているので(エコーで)白みがかって写る=腫瘍との区別が困難」となるのです。
  ♯牛乳に対するチーズを連想すれば解り易いでしょう。
 ②嚢胞内腫瘍
  嚢胞壁に腫瘍が存在するもの
  液体部分は(エコーで)黒くでるのに対し、「腫瘍部分は(エコーで)白くでる」のです。
 
「白い嚢胞があるので要注意」
⇒①の場合は「腫瘍との鑑別が困難」、つまり実際には「白い嚢胞」ではなく「腫瘍」の可能性があるので、安心はできないという意味のようです。
 ②の場合は「そもそも腫瘍」なので、悪性の可能性も含めて要注意となります。
 
「また新しい腫瘍があるから」「なぜ新しい腫瘍が出来たのか」
⇒40歳代で(本当に)新しい腫瘍であれば、悪性の可能性があります。
 20歳代や30歳代では「線維腺腫」など良性腫瘍もできますが、40歳代で「線維腺腫」が新たにできることは稀になってきます。
 40歳代で「新たにできた腫瘍」は癌の可能性も十分に考えられます。
 
「良性でもガンになる事はありますか?」
⇒ありません。
 良性腫瘍は「良性細胞が増殖して腫瘍となったもの」であり、癌は「癌細胞が増殖して腫瘍となったもの」です。
 『良性腫瘍は癌にならない』し、『癌も決して良性腫瘍とはならない』のです。
 
◎たまに、「良性腫瘍といわれていた」のに「癌」になった。という話を聞きますが、それは「誤り」です。
 実態は、医師が「良性と判断していた(実は癌だった)」腫瘍が、経過を見る中で「癌」と判明した。というだけの話です。
 本来、全ての「良性と断言できない」腫瘍は「針生検をして確定診断をつける」べきです。
 そうすれば、「良性(と思っていたもの)」が実は「癌」という「誤り」は起こり得ないのです。
 
★是非、担当医に「嚢胞」なのか「線維腺腫」なのか、「濃縮嚢胞」なのか「嚢胞内腫瘍」なのか、それとも「癌も否定できない」のか、きちんと『診断名を確認しましょう』
⇒診断名も言えずに曖昧に「様子を見ましょう」という診療は、間違った診療です。
 是非、きちんと確認してください。
 
 

 

質問者様から 【感想2】

初めて検診受けた時に、細胞針でみてもらって、両方とも良性でした。
白い膿疱は何個かあるうちの一つに、白い影があるから要注意と
新しく出来た腫瘍は左にあるけど、それがどこの場所に出来たか
診断しないと分からないので、マンモと診断しに18日行きます。
身内には、乳ガンなった方はいないので、自分だけです。
これから先言われた腫瘍が癌になりやすいのか知りたいです
左は自分で見つける事は出来ませんでしたが、右側は3cm越えて
いたため手術して、今の所は大丈夫です。一番始めに言われた時は
確か乳腺腺腫言われました今の病院より一ヵ所目で言われました



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