[管理番号:7150]
性別:女性
年齢:38歳
病名:
症状:右胸に11mm、左胸に6-7mmのしこり
田澤先生こんにちは。
2月2日(土)に市川で定期診察をして頂いたID番号35○○○8の○○と申します。
今回、両胸とも確定診断検査の必要なしこりが見つかり、とても動揺しております。
その場で質問が思いつかず、後から不安なことや質問事項が出てきてしまいまして、目を通していただければ幸いです。
貴重な質問枠を使用させて頂いて申し訳ありません。
私が特に心配しているのが、左胸に見つかった6-7mmのしこりです。
その形があまりにもいびつでギザギザだったからです。
先生が血流もすこし入り込んでるとおっしゃっていたかと…思うのですが既に頭真っ白でした。
情けないです申し訳ありません。
再度乳がんプラザを拝読しましたが、形がいびつなしこりの場合、先生は4-6割程度の確率で癌の可能性があると書いていらっしゃいました。
これはどんないびつさでも一定してこの確率であり、いびつであればあるほど癌である可能性が高くなる訳ではない、ということでしょうか。
また、血流が入り込んでいることで可能性はさらに高くなるのでは?と考えてしまいますが関係ないのでしょうか?
あと、左胸は2017年5月に他院で構築の乱れの中にしこりがあると診断された上、MRI以外での確定診断検査は出来ないと言われた経験があります。
そこから田澤先生に助けを求め、同年6月9日に、マンモトーム生検をして頂きました 。
結果は良性だったのですが、この構築の乱れとは、後々癌が発生する下地になるようなものなのでしょうか?
また、マンモトーム検査をした跡の乳腺に、いびつなしこりが出来てしまうということはあるのでしょうか?
馬鹿げた疑問でしたら申し訳ありません。
そして不安なことは、7週間後の確定診断検査を待つことです。
先生がこの日を設定されたのは、たとえ癌であったとしても7週間後の検査、その後治療開始でも何ら問題ないとご判断されたからかと思います。
乳がん患者数の増加、私含め先生を頼っていらっしゃる沢山の方々を思うと、ある程度の期間が必要になる事は重々承知しています。
てすが正直申しますと、あのいびつな形が頭をよぎると悪い未来しか予想できない自分がおります。
まだ癌と決まった訳でもないのに情けない限りですが、私は左胸については「癌」と診断される可能性が高いのかなと覚悟してしまっています。
というのも皆さんの質問を拝読したところ、いびつなしこりで良性だったという方は、(私がこの2日間で目を通せた範囲の中で)1割に満たない印象だったからです、実際はそんな事もないのでしょうか?
いまは心の平静を保つため、情報がほんの少しでもほしい心境です。
上記疑問・質問にお答え頂ければ本当に幸いです。
ご多忙のところ長文で申し訳有りません、よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
つい2日前のことだから、勿論覚えています。
「同年6月(上旬)日に、マンモトーム生検をして頂きました 。」
「結果は良性だったのですが、この構築の乱れとは、後々癌が発生する下地になるようなものなのでしょうか?」
→全くの勘違いです。
(一昨日も、直接お話ししたように)場所が全く違います。(マンモトームしたのは外下側であり、今回は外上側です)
「また、マンモトーム検査をした跡の乳腺に、いびつなしこりが出来てしまうということはあるのでしょうか?」
→場所が違います。
★同じ部位なら、(マンモトーム後の)「瘢痕かな?」とも考えるところですが、今回は部位が異なるのでそうではありません。
「先生がこの日を設定されたのは、たとえ癌であったとしても7週間後の検査、その後治療開始でも何ら問題ないとご判断されたから」
→まさにその通りです。
他の医療機関なら「MRIを撮りましょう」とか「3か月後、経過観察」となるでしょう。
それよりも「来月に確定診断」の方が、明らかにいいですよね?