[管理番号:1894]
性別:女性
年齢:43歳
こんにちは、右胸のしこりについての質問です。
しこりに気付いたのは何気なく触った時に引っ掛かりというか、硬い部分があり痛みを感じました。
その時生理が始まったばかりで、その影響かとも思ったのですか、左胸と全く違う感覚だったので、乳線外科を受診しました。
エコー、マンモグラフィーの結果、しこりの形が気になり、トゲトゲとした石灰化がみられるということで針生倹(多分バネ式)3回針を刺しました。
結果がでるまでの間にMRIをとって来るように言われました。
別病院で、撮影したのを受診した病院に送ってくれるそうです。
これは悪性の度合いが高いのでしょうか。
今回の針生倹が、組織診ということでしょうか。
針生倹をした場所は、私が思っていたところより少し違います、しこりの真上を刺す訳ではないのですか?
長い質問になってすみませんがよろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「しこりの形が気になり、トゲトゲ」「結果がでるまでの間にMRI 」「悪性の度合いが高いのでしょうか」
⇒これらの事からは「悪性の可能性が高い」と担当医はみているようです。
「今回の針生倹が、組織診ということでしょうか」
⇒その通りです。
質問者の推測されているように「バネ式の針生検」のようです。
「針生倹をした場所は、私が思っていたところより少し違います、しこりの真上を刺す訳ではないのですか?」
⇒しこりから「離れた部位」から「皮膚を穿刺」し、「針は斜めに(安全性を考慮し、なるべく横方向に)」進めます。
「しこりの真上」から「真下に向かう」と「胸壁を貫いて肺に刺さるリスク」があります。
それで、「乳腺内を(なるべく)真横に」針を通すのです。