[管理番号:1988]
性別:女性
年齢:38歳
私自身凄く神経質なのでセル乳ガンセルフチェックの仕方がいまいち分かりません。
病気に対して凄く敏感なので1ヶ月前に検診に行ったにも関わらず乳ガンが心配です。
この前ふと乳房を押さえてみると、丸いビービーだんを潰したようなものにふれました。
左にはありません。
乳首の右上のほうです。
ほかに沢山のゴマくらいの大きさのものに触れます。
これは乳腺でしょうか?
エコーでは膿疱を指摘されましたが、膿疱は自分で触れられますか?あと脇の当たりを押さえながら触るとゴリゴリしますがこれは骨なのでしょうか?
セルフチェックは押さえてはだめなのですか?よく触るといろんなものに触れてとても不安です。
セルフチェックするたびにいろんなものに触れていつも不安になるのでできたらしたくないのですが月に一度はチェックしないといけないですよね?あと、1ヶ月前に検診を受けて、乳癌になることはありますか?
乳ガンはどれくらいの期間でできたりしますか?あと膿疱は癌になりますか?乳腺は左右対称にありますか?左にあっても右にはないものもあります。
もしセルフチェックするならどれくらいに一回、範囲はどこら辺りまですればいいですか?できたら脇の辺りはよく分からないしリンパなどあるみたいであまり触れたくないのですが…色々質問してすみません。
某タレントさんの乳ガン発覚から乳ガンが怖くて仕方ありません。
宜しくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「乳ガンセルフチェックの仕方がいまいち分かりません。」
⇒検診で「異常無」となった時がチャンスです。
この機会に「自己検診を繰り返し」しましょう。
その時の「自分の乳腺に慣れる」ことです。
「その状態が、正常乳腺」なのです。
「1ヶ月前に検診に行ったにも関わらず乳ガンが心配です。」
⇒それでは「検診の意味」がありません。
「丸いビービーだんを潰したようなものにふれました。ほかに沢山のゴマくらいの大きさのものに触れます。これは乳腺でしょうか?」
⇒その通りです。
検診でOKだったわけですから「それは正常」なのです。
「正常な触診感覚に慣れる」ことです。
「エコーでは嚢胞を指摘されましたが、嚢胞は自分で触れられますか?」
⇒「大きさ」によります。
2cm位の嚢胞ならば、触れます。
「あと脇の当たりを押さえながら触るとゴリゴリしますがこれは骨なのでしょうか?」
⇒その可能性が高そうです。
検診でOKだったのだから、「それは正常」なのです。
そのような「考え方」をして「自分の正常」を指に覚えさせてください。
「セルフチェックするたびにいろんなものに触れていつも不安になるのでできたらしたくない」
⇒その考えが「誤り」なのです。
そんな事をしていたら、「いつまで経っても正しい自己検診ができません」
「検診を受けたこの機会」に「毎週」セルフチェックしてください。
その際に「これは何?」と心配するのではなく、『これが正常なんだ!』と自分に覚えさせることです。
「1ヶ月前に検診を受けて、乳癌になることはありますか?」
⇒ありません。
「乳ガンはどれくらいの期間でできたりしますか?」
⇒検診を受けた後「半年は正常」と考えてください。
「あと嚢胞は癌になりますか?」
⇒嚢胞は「正常乳管が詰まって、内容液が貯まっている」だけです。
決して癌にはなりません。
「乳腺は左右対称にありますか?左にあっても右にはないものもあります。」
⇒左右対称ではありません。
「鏡」を見てくみてださい。
質問者の顔は「左右対称」ですか?
違う筈です。 人間の体で「左右対称」なものなど「何一つ」ありません。
「もしセルフチェックするならどれくらいに一回、範囲はどこら辺りまですればいいですか?」
⇒この機会に毎週行って(自分の指の感覚を)「自分の正常乳腺」に慣れさせる事です。 範囲は「鎖骨の下から乳房の下」までで、腋窩も触ります。
「できたら脇の辺りはよく分からないしリンパなどあるみたいであまり触れたくないのですが」
⇒この考え方が「誤り」なのです。
「正常な状態」を覚えこませない限り「いつまで経っても疑心暗鬼」なだけなのです。