乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:7428]
性別:女性
年齢:36歳
病名:
症状:乳がん

4月頭にしこりを自覚し、中旬にエコー、マンモ、針生検をし、5/(中旬)に乳がんと診断されました。

現在7月中旬以降の手術待ちです。

[画像所見]
MMG:右M-O微小円形~多形石灰化集蔟~区域4-5
US:①右C16㎜②右C8㎜③右C8㎜
腫りゅう周囲に乳管内進展あり
MRI:右C 腫りゅう3つ程度
その腹側背側に造影域 乳頭方向にも造影腫りゅうあるか
CT:腋窩リンパ節転移等所属リンパ節転移なし、遠隔転移なし

[病理]
IDC(sci)NG3
ER陽性(50-60%)PgR陽性(20-
30%strong-moderate)
HER2:score3+、Ki-67:40:50%

[術前検査]
CXp,ECG,spiro,採血:n.p.

全摘、同時再建手術後、抗癌剤1年、内服薬5年の予定です。

手術は早くて7月半ば以降なのですが、しこりを自覚してから3ヶ月半。
大きくなっている気がしますし、現段階で転移はなくても手術の時までに変化はないのか不安です。

そちらで手術をお願いした場合はいつ頃になりそうでしょうか?

また、入院は10日間だそうです。
田澤先生の所では3~4日とのことですが、その違いは何なのでしょうか?

子供もまだ3歳で、二人目の不妊治療中での乳がん診断でとてもショックを受けております。

胚凍結も考えて出産した病院に相談にいきました。
凍結は可能とのことでしたが初めてのケースのようです。

主治医は薬はサブ的なので中断して妊娠も可能。
ただリスクは少なからずある。
とのことでした。

治療への影響、再発のリスク、年齢、金額を考えると結論が出せずにいます。

しかし治療後に子供が授かれる可能性があれば、治療の励みになるような気もします。

田澤先生のご意見をお聞きしたく、宜しくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「そちらで手術をお願いした場合はいつ頃になりそうでしょうか?」
→同時再建の場合は…

 形成外科の手術枠(日程)となるので、現時点では不明です。

「田澤先生の所では3~4日とのこと」
→勘違いしていますね?

 (再建無の)全摘は2泊3日となりますが(3泊4日となるのは50歳代後半以降の方のみ)
 同時再建だと「6泊7日」となります。

「治療への影響、再発のリスク、年齢、金額を考えると結論が出せずにいます。」
→『術後の妊娠出産と治療についてお悩みの方は、管理番号5903『術後の治療と妊娠、出産について』をまずはご一読ください。』をご参考にしてください。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

凍結について
性別:女性
年齢:36
病名:乳癌
症状:

前回はご回答頂きありがとうございました。

来週の木曜日に全摘手術、同時に広背筋皮弁による再建手術が決まりました。

ですが、未だに受精卵凍結をするか決断できずにいます。

手術を受ける病院では凍結は行っておらず、別の病院に相談に行きましたが、不妊治療での凍結はあるが、私のようなケースは殆どないようです。

先生はとても親身に考えて下さいますが、難しいところだと悩まれていました。

また乳腺の専門ではないのでハッキリとは言えないという感じです。

先生のお話では、まずは癌の治療が絶対的に優先。

誘発剤によってエストロゲンが働いてしまう事のリスクがある。

年齢からすると妊娠率、流産率を考えての出産率が16~17%程度。

さらにAMHの結果が1,44と良くなかったことでさらに低下。

凍結しない場合、おそらく私に使う抗癌剤がパクリタキセルなので、それによる卵巣への影響は中等程度で回復する可能性もある。
ただAMHの結果から見ると自然妊娠は難しいかも。

とのことでした。

私自身は娘に兄弟を作ってあげたい気持ちはとても大きいです。

ただ手術の結果や抗癌剤、今後の再発、転移の不安とこの先付き合っていくと思うと、酷く落ち込み考える余裕がなくなる時もあります。

諦めようと思った時期もありましたが、今日までモヤモヤとした気持ちがずっとあります。

主治医は考え来てくださいと言うのみでノータッチな印象です。

田澤先生でしたら、どのようにお考えになるでしょうか?
妊娠出産によってリスクは上がらない。
エストロゲンもその後の妊娠出産で軽減される。
など読み参考にさせていただきました。

私の病状からみても、手術→凍結→抗癌剤→妊娠出産→内服薬で大丈夫でしょうか?
治療の遅れ、再発、転移、などに影響はありますでしょうか?
凍結しなかった場合に妊娠出来る可能性もあるのでしょうか?

長々と申し訳ありませんが、ご回答宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

前回の回答を読んでますか?

「田澤先生でしたら、どのようにお考えになるでしょうか?」
→『術後の妊娠出産と治療についてお悩みの方は、管理番号5903『術後の治療と妊娠、出産について』をまずはご一読ください。』に書いたとおりです。

 抗がん剤するなら
 受精卵凍結→抗がん剤→妊娠出産
 の一択となります。

婦人科医が「乳癌の人に卵子凍結や不妊治療してもいいの?」と判断できないのは当然のことです。
婦人科医から「本当に大丈夫ですか?」と聞かれることも5回や10回ではありません。(婦人科医からすれば「乳腺外科医からのお墨付き」が無ければ手を出せないと思います)

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

転院について
性別:女性
年齢:36歳
病名:乳癌
症状:

先日はご返答ありがとうございました。

4日前に全摘同時再建手術を終え只今入院中です。

凍結保存も術後になってしまいすが、田澤先生のご意見を踏まえ行うことにしました。

これから長い治療が始まりますが、今回の入院でこの病院で続けることに不安がより増してしまいました。

入院中もこちらのサイトばかり見ては、セカンドオピニオンを考えた時にやはりお話を聞きに行けばよかったと後悔しております。

担当医は若い女医で、初めて会った時から大丈夫かなと不安は感じましたが、偏見はいけないと思いあまり考えないようにもしてきました。

しかし、曖昧な返答が多いことや、何度も通院したが自らエコーをせず、手術前最後の通院時に忘れてましたとエコーをしました。
そして今まで思ってたより上の方にしこりがあるんですね。
と言われ不安になりました。

そこでご相談なのですが、術後からでもそちらに転院は可能でしょうか?
受け入れて頂ける場合、病理結果が出てから紹介状を持って伺うという形でしょうか?
紹介状を出してもらうには転院先の病院を必ず伝える必要がありますか?
二次再建手術のみ、現在の病院で行うことも可能でしょうか?

また、リンパ節への転移もありショックを受けています。
HER2陽性で進行が速いことと、しこりの位置が思ってたより上で、リンパに近かったのが原因かもと言っていました。

年齢やタイプを考えると、私は進行スピードが速く他への転移の可能性も高くなるのでしょうか?

病理結果はまだですが現時点では
浸潤性乳管がん
恐らくステージ2
治療順番は
①抗癌剤(アンスラサイクリン)4コース
②抗癌剤(ドキタキセル)4コース、分子標的薬
(パージェタ、ハーセプチン) 一年間
(リンパに4つ以上転移あれば、放射線 1ヶ月)
③ホルモン剤 5-10年の予定だそうですが、田澤先生は治療方針にご意見ございますか?

お忙しい中長々と申し訳ありませんが、ご返答宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

「そこでご相談なのですが、術後からでもそちらに転院は可能でしょうか?」
⇒可能です。

 ただし、何か理由がなくてはいけないのでは?(主治医が頼りないでは、どうかな?)
 「治療方針が異なる」とか、「実家が江〇川にある」など…

「受け入れて頂ける場合、病理結果が出てから紹介状を持って伺うという形でしょうか?」
⇒それが自然ですね。

「紹介状を出してもらうには転院先の病院を必ず伝える必要がありますか?」
⇒「引っ越すから、(引っ越してから決めるので)紹介状だけ欲しい」というケースはありますが、(引っ越すわけでもないのに)「紹介先は決まってはいないけど、紹介状だけ欲しい」というのは不自然な気がします。

「二次再建手術のみ、現在の病院で行うことも可能でしょうか?」
⇒それは、(当院ではなく)現在の病院に確認すべきでしょう。

「年齢やタイプを考えると、私は進行スピードが速く他への転移の可能性も高くなるのでしょうか?」
⇒無関係

「田澤先生は治療方針にご意見ございますか?」
⇒基本的には一緒ですが、

 リンパ節転移1-3個の場合
 ⇒pertuzumab+trastuzumab+TCx4⇒pertuzumab+trastuzumabx14

リンパ節転移4個以上の場合
 ⇒ECx4⇒pertuzumab+trastuzumab+DTXx4⇒PostmastectomyRadiationtherapy(PMRT)
⇒pertuzumab+trastuzumab

★ホルモン療法は抗がん剤が終了し分子標的薬(pertuzumab+trastuzumab)となった時点で併用開始(まずは5年間)

 
 

 

質問者様から 【質問4 】

頭痛
性別:女性
年齢:36歳
病名:
症状:頭痛

こんにちは。

お忙しい中、何度も失礼致します。

手術から1ヶ月が経ち、傷の痛みは治まってきましたが、三週間程前から頭痛が続いています。

乳腺、形成の先生とも広背筋皮弁の再建手術による緊張型頭痛ではないかとのことですが、毎日、一日中続く頭痛に精神的にかなり不安定になっています。

主治医の先生も「この段階で脳転移は考えにくいが、her2は脳転移が多いし、希望があればMRIします」とのことでした。

退院後すぐに受精卵凍結のためほぼ毎日病院に通いましたが、結果は一つしか凍結できず、もう一度チャレンジしましょうと提案されましたが、現在の心身の状態では…
と断ってしまいました。

頭痛は締め付けられるように痛んだり、頭の中が熱くなりフラフラします。
時折手足がピリッと一瞬痺れるような感じもあります。

首や肩をを温めたり、薬を飲んでも効果はありません。

緊張型頭痛や自律神経失調症にも脳転移の症状にも当てはまるように思い、不安でたまりません。

こちらのサイトや他のサイトを見ては安心したり恐怖を感じたりの繰り返しで、家事や子供の相手をしてあげることもできず辛いです。

田澤先生は検査をした方が良いと思われますか?

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。

「この段階で脳転移は考えにくいが、her2は脳転移が多い」
⇒これは誤解を与えます。

 HER2陽性乳癌に脳転移が発生しやすいわけではなく、「抗HER2療法が内臓転移に強力に効くために、治療奏功期間が長くなり(結果として)脳転移がでるまで頑張れる」というのが正確な表現です。

「田澤先生は検査をした方が良いと思われますか?」
⇒100%脳転移ではないと思いますが…

 「安心料」としてMRI撮影しましょう。(被爆もないし)

 
 

 

質問者様から 【質問5 】

病理結果がでました
性別:女性
年齢:36歳
病名:乳がん
症状:頭痛、首肩凝り、足の痺れ

こんにちは。

先日はありがとうございました。

先生のおっしゃる通り安心料としてMRIをしました。

結果は問題ありませんでしたが、その後も頭痛と首の付け根、肩凝りに悩まされています。

さらに最近は、両足の痺れが続き、足の血管がボコボコと浮き出て違和感を感じます。

足の件は主治医にはまだ伝えていません。

また先日病理結果がでました。

口頭で聞いたことのみの情報で申し訳ありませんが以下の通りです。

her2陽性
硬ガン
しこりは8㎜
リンパ節転移2個
乳管内の広がり6,5cm
悪性度3
ホルモン値20%
ステージ2a

しこりは術前に言われていた半分の大きさで少し安堵しましたが、リンパ節に転移してたことてステージ2になってしまい残念です。

予定通りの治療をしましょうとのことですが、主治医の方から副作用が辛いことと、
付き添いの方も3時間以上待つことになるので自宅近くの病院への転移をすすめられました。

(その後先生の勘違いで最初にやる抗癌剤は1時間で終わるのでうちでやりましょうとお電話があり、来週からスタートすることになりました)

田澤先生のもとで治療を希望していましたが、近くはないことと体調不良、形成外科の診察もつづいているのでしばらくは現在の病院に通おうと思います。

まとまりなく長くなり大変申し訳ありませんが、先生にお聞きしたい事がいくつかあります。

1,頭痛はやはり手術の影響でしょうか?
足の違和感などの症状として考えられるものはありますか?

2,しこりが8㎜でのリンパ節転移は珍しいようにおもいます。
リンパ節転移があった以上初期とは言えないのでしょうか?

3,先生でしたら今後どのような治療をされますか?前々回ご回答頂いた内容と変わらないでしょうか?

4,現在の大変不良に加えての抗癌剤がとても不安です。
やはり副作用は強いものでしょうか?

どうぞ宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。

「1,頭痛はやはり手術の影響でしょうか?足の違和感などの症状として考えられるものはありますか?」
⇒ストレスからくる「女性ホルモンの不安定」症状では?
 『今週のコラム111回目  大事なことは、これら①~④の病気など世の中には無いのです。それは(我々医師には)自明なことなのです。』をご参照ください。

「2,しこりが8㎜でのリンパ節転移は珍しいようにおもいます。」
⇒いろいろな条件(腫瘍の位置など)もあるので、一概に言えません。

「リンパ節転移があった以上初期とは言えないのでしょうか?」
⇒2期は早期です。
 ご安心を。

「3,先生でしたら今後どのような治療をされますか?」
⇒前回同様です。

 つまり
 リンパ節転移1-3個の場合
 ⇒pertuzumab+trastuzumab+TCx4⇒pertuzumab+trastuzumabx14

★ その病院では「最初にやる抗癌剤は1時間で終わるので」とあるので以下を行う予定のようです。(ECは1h20分くらいで終わります)

ECx4⇒pertuzumab+trastuzumab+DTXx4⇒PostmastectomyRadiationtherapy(PMRT) ⇒pertuzumab+trastuzumab

「4,現在の大変不良に加えての抗癌剤がとても不安です。やはり副作用は強いものでしょうか?」
⇒普通にやっている抗がん剤です。
 ご心配なく。

 
 

 

質問者様から 【質問6 】

抗癌剤について
性別:女性
年齢:36
病名:乳がん
症状:頭痛、首肩凝り、足の痺れ

いつもご多忙の中回答頂き感謝しています。

ありがとうございます。

9/(中旬)に初回の抗癌剤をうけてきました。

今後の治療は
①AC 4コース
②HPD 4コース
③HP 14コース
内分泌療法は今後要相談とのことでした。

投与2日後から今まで経験したことないガンガンと激しい頭痛でフラフラになり、首肩はずっしり重く三日間はほぼ横になっている状態となってしまいました。
吐き気や味覚障害もありましたが、何より頭痛が酷いです。
また一昨日からは心臓がドクドクと動悸があり気になります。

この先の治療を乗り越えられるか、何か他の病気が隠れているのではないかと不安です。

事前に確認しておくべきでしたが、最近先生のコラムやQ&Aで勉強し、現在の治療にも疑問がでてきました。

AC<TCであることや心毒性、治療期間などからやはり田澤先生にご提案頂いた内容の方がいいのではないかと思っています。

今回お聞きしたい事ですが、
1、激しい頭痛は元々の頭痛が副作用により強く出たのでしょうか?
先生の患者さんにも同じような症状の方はいらっしゃいますか?

2、今からでもTCに変更可能でしょうか?
Q&Aの中に、ACからTCに変更したがアレルギーショックでACに戻った方がいましたがそうなる可能性は高いですか?

3、考えがコロコロ変わり申し訳ありませんが、一度転院も視野にそちらに伺ってもよろしいでしょうか?
他院当てですが紹介状は手元にあります。

(無記名では貰えず、他院宛でも受け取って貰えるはずと妊よう性温存した病院宛になっています)

病理結果詳細です。

最大浸潤経 8×6㎜,
腫瘍全体の広がりは68×49×16㎜
IDC(schirrhus type ),mvltifocal
invasive foci+、
NG3,g,Ly1,VO,ER+、PgR+、HER2:+、
margin(-)、sn(1/1)+n(1/11)+乳房内リンパ節(0/4)
Nuclear grade3,(核異型:高度score3
>中等度、核分裂像:14-15個程度/10hpf(score3))腺腔形成は10%未満。

Estrogen receptor陽性(20%、week,
乳管内成分が優勢)、Progestrogen
receptor陽性(10%未満、week,乳管内成分が優勢)HER2はscore3。
MIB-1陽性率はhotspotで40-50%程度。

宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは。田澤です。

「何か他の病気が隠れているのではないかと不安」
⇒冷静になりましょう。

 抗がん剤による副作用が出た際に「これは(副作用ではなく)別の病期では?」などと考える根拠は100%ありません。
 ご安心を。

「1、激しい頭痛は元々の頭痛が副作用により強く出たのでしょうか?」
⇒その通り。(他に考える根拠がありません)

「先生の患者さんにも同じような症状の方はいらっしゃいますか?」
⇒勿論!(抗がん剤の副作用は十人十色です)

「2、今からでもTCに変更可能でしょうか?」
⇒それはできるでしょう。

「Q&Aの中に、ACからTCに変更したがアレルギーショックでACに戻った方がいましたがそうなる可能性は高いですか?」
⇒もう少し冷静になりましょう。

 そんな「可能性が高い」ような薬剤が標準療法となりますか??
 無論、そんな可能性は高くないから標準療法となっているのです。

「3、考えがコロコロ変わり申し訳ありませんが、一度転院も視野にそちらに伺ってもよろしいでしょうか?」
⇒一度、主治医ときちんと対峙しましょう。





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