乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:6857]
性別:女性
年齢:58歳
病名:
症状:

性別:女性
年齢:58歳
田澤先生。
いつも先生の丁寧かつ真摯なご回答に感動しながら、Q&Aやコラムを拝読しております。
今回どうしても私自身の件でご質問致したくメールさせて頂きました。
これまでの私の乳がんに関する経緯は以下のとおりです。

日付 事実 タイプ 治療法見解
2012.3.月 右乳房、毎年検診で乳腺症と診断され続けていたしこりが癌と判明

2012.4.月 腫瘍のタイプ判明
エストロゲンレセプター陽性(99%)
プロゲステロンレセプター陽性(1-9%)
HER2 1+ 陰性
Ki67 10% 

ルミナールA ホルモン療法が有効

2012.8月 右乳房全摘出手術
6cm、リンパ節転移2個
エストロゲンレセプター陽性(99%)
プロゲステロンレセプター陰性(0%)
HER2 陰性(―)
Ki67 10% 

ルミナールA 摘出後ホルモン剤服用
(フェマーラ→レトロゾール)
放射線、抗がん剤は使用せず
以後治療継続。
超音波検査、マンモグラフィー(左胸)六か月ごと
2017.5月 乳房自家組織再建手術

2018.3月 超音波で右胸術創皮下にしこり確認
(6x5x4mm) 乳房再建手術を行った医師に切除を依
頼することに
2018.3月 右胸しこり摘出 生検実施
2018.4月 しこりの性質判明 悪性 局所再発
2018.4月 腫瘍の具体的タイプ判明
トリプルネガティブに近い(但しホルモン受容度ゼロではない)
トリプルネガティブに近い CT、MRI、超音波検査により全身検査
(数回にわたり実施)

2018.5月 遠隔転移(脳、骨、内臓等)なし確認
右胸胸壁付近に2か所腫瘍と見られるしこりを確認(12mm、8mm)

2018.9月 上記大胸筋上腫瘍2か所を部分切除
自家組織再建乳房温存

2018.10月
術後
腫瘍のタイプ判明
エストロゲンレセプター弱陽性(1-5%)
プロゲステロンレセプタ-弱陽性(1-9%?)
HER2  陰性
Ki67 23-25%
トリプルネガティブに近い

放射線治療
ホルモン療法による効果は期待できないため抗がん剤治療(TC)を医師から勧められる

【ご質問事項】
・上記のとおり、今回右胸に局所再発(医師は取り残しとの認識)が見つかり、腫瘍のタイプは初発のルミナールAとは違いトリプリネガティブに近く、トリートメントインデューストにより初発の腫瘍の性質が変化したものではないかと言われました。

今後の遠隔転移及び再々発予防のためにはホルモン療法による効果が期待薄の為、再発後の生存率が10%ほど違う(海外での臨床結果とのこと)という理由で抗がん剤治療(TC)を勧められました。

抗がん剤治療は必要でしょうか?サブタイプが変化しても、局所への放射線治療で十分なのでしょうか?
・もし、抗がん剤が必要であるとすると、薬の種類と投与回数を教えて頂けますか?
またエストロゲン、プロゲステロン各レセプターが1%以上の陽性であればホルモン療法を継続すべきでしょうか?そうであるならば、種類を変えた方がいいですか?6年間、ホルモン療法は行いました。

・局所再発は、前回の手術の取り残しとのことですが、私の場合のように腫瘍のタイプが治療により変化するということはあるのでしょうか?
初発の時から、タイプが混在していて、ホルモン療法が効かなかったものが残ったと考えられますか?

・1年前に再建した乳房を温存したため、放射線治療は必須だと思いますが、25回でよいでしょうか?プラス5回の30回との見解もあるようですが、

・6年間遠隔転移はなかったのですが、自家組織再建直後に局所再発を
してしまったこと、再発後の腫瘍のサブタイプ、ki67値が変化してしまっていることに、大変動揺しております。

ご多用のところ大変恐縮ですが何とか最善の方法を選択致したく、田澤先生のご見解をお聞かせください。
来週、主治医に抗がん剤治療について回答することになっております。

どうぞよろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「抗がん剤治療は必要でしょうか?サブタイプが変化しても、局所への放射線治療で十分なのでしょうか?」
→不要。

 「局所は局所」です。
 術後6年遠隔転移しなかったのだから、(今から)「全身療法として」化学療法を行う理由がありません。
 複数個所、局所再発しているのであれば放射線はしてもいいかもしれません(放射線は局所療法です)

「またエストロゲン、プロゲステロン各レセプターが1%以上の陽性であればホルモン療法を継続すべきでしょうか?そうであるならば、種類を変えた方がいいですか?」
→しなくていいでしょう(上記)

「・局所再発は、前回の手術の取り残しとのことですが、私の場合のように腫瘍のタイプが治療により変化するということはあるのでしょうか?」
「初発の時から、タイプが混在していて、ホルモン療法が効かなかったものが残ったと考えられますか?」

→勿論です。

「・1年前に再建した乳房を温存したため、放射線治療は必須だと思いますが、25回でよいでしょうか?プラス5回の30回との見解もあるようですが」
→25回でいいでしょう。

 
 

 

質問者様から 【質問2 転院希望】

性別:女性
年齢:59歳
病名:乳癌
症状:再発

田澤先生
管理番号6857、「再発後の治療」について質問させて頂いた者です。

迅速なご回答ありがとうございました。

田澤先生のご助言をもとに、局所再発ですので、化学療法はせず、放射線治療のみ行うことにし、乳腺外科医の紹介状を持って、放射線医を訪ねたところ、紹介状に、今回の手術で、深部断端陽性、骨格筋への浸潤ありとの記載があり、放射線医の判断により、再建温存乳房全体に28回、断端陽性部に5回追加照射を受け終了しました。

乳腺外科医から断端陽性との説明は受けていなかったので大変動揺し、
ショックを受けました。

この治療でよかったのか、追加切除は必要なかったのか?ホルモン療法も終え、このまま経過観察でよいのか不安になっています。

通院している超音波技師には、今回の再発を早期発見できなかったという不信感があり、
主治医には、未だ化学療法が必要と主張されていることや、今回の治療で親身になって導いて頂けなかったという思いから
今後信頼できる田澤先生に定期的に超音波検査をして頂き、しっかり説明をお聞きし、納得のいく治療を受けさせて頂きたく転院を希望したいと思います。

今までの経緯から、主治医に会うのは精神的に辛いのですが、紹介状なしでも転院は可能でしょうか?データは持っています。

また、今回の治療についてのご相談をしたいので、早急に予約を取って頂くことはできますでしょうか?
どうぞ、よろしくご回答をお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

転院希望は承りました。
秘書メールしていただければOKです。
ただし江戸川病院は大変混んでいるので市川での診療としましょう。
質問者のご心配な気持ちも理解できますが、あくまでも「治療後」の状態です。
「これから治療をする」方たちは、「治療前」なわけですから、それらの人達が優先されることもご理解ください。

メディカルプラザ市川駅

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