[管理番号:12557]
性別:女性
年齢:36
病名:病名は不明です。
症状:骨転移の痛み 両胸の微痛
投稿日:2025年03月17日
はじめまして。
お忙しい中、ありがとうございます。
36才です。
今月初めに乳がんステージ4を言い渡されました。
去年夏頃に胸の痛みを感じていましたが生理前だった為、様子見してしまいました。
その後しこりになっているような気がして3月に乳腺外科を受診、マンモ、エコー、針生検を行い4日後に受診すると針生検は検体不良だがエコーで怪しいのでと大きな病院を紹介されました。
紹介先の病院で改めてエコー、細胞診、マンモを受け改めて乳がんだろうとの事でした。
その後、組織の結果が4週間かかると言われその間にペットCT、造影MRIを受けまだ組織の結果がでてない為、何も説明できないがステージ4、右胸転移、左腋窩リンパ転移、多発骨転移との事で手術不可と言われました。
またとりあえず骨を強くするランマークをしときますか?と言われ副作用等にはあまり説明を頂けず言われるがままになっており、対応に不安を感じております。
先生の対応は手術が出来ないのでどちらでもいいというように感じてしまいました。
骨転移については痛みがあり、乳がんと知らず整形を受診、レントゲン異常なし、ただの腰痛との診断で内科系の受診を検討すべきが尋ねた所、必要なしと言われました。
見逃していた自分が悪いのは十分承知しているのですがまだ小さな子もおりこのまま黙って死ぬのを待っているわけにはいかず藁にも縋る思いでご連絡させて頂きました。
手術はやはり難しく何もできないのでしょうか?
また手術は出来ずとも少しでも長く生きられるよう何でもする所存です。
どうぞ先生のご意見をお聞かせください。
長々と纏まりのない文章で申し訳ありません。
何卒宜しくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
それにしても、担当医に「成功体験がない」ことは大変残念なことです。
手術はやはり難しく何もできないのでしょうか?
また手術は出来ずとも少しでも長く生きられるよう何でもする所存です。
どうぞ先生のご意見をお聞かせください。
⇒6,7年前に同様の患者さんがいらっしゃいましたが、いまではCRのまま(その方はルミナールタイプなので)CDK4/6inhibitorで(普段は)乳癌のことも忘れて暮らしていますよ。
そんな患者さんを診療している(いわば)成功体験を持っていると「自ずと」考え方は変わってきます。
私がこの内容を見る限り、
1.まず疼痛部位や、(加重骨など)骨折リスクの高い骨転移部位に照射をします。
2.その肺転移が(まずはコントロールしなくてはならない程度の)状況である場合には、ここで抗癌剤⇒(肺転移がコントロール:つまり縮小した時点で)⇒乳癌の手術⇒(術後は)サブタイプに応じた薬物療法でcCRを狙います。
♯その肺転移が(実際には)大したことが無い場合には照射のあと⇒手術⇒抗癌剤という順番となります。
ご参考に。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/4/2
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