[管理番号:12153]
性別:女性
年齢:46歳
病名:右乳癌ステージⅡB
症状:
投稿日:2024年10月18日
46歳女性 閉経前です
田澤先生よろしくお願いします。
術後病理診断の結果
右乳癌ステージⅡB
病理診断 浸潤性乳管癌(充実型)
浸潤径 22×18×15㎜
核グレート 3
組織学的グレード Ⅲ
リンパ節転移 2/15 リンパ管侵襲なし 脈管侵襲なし
ER100% PgR100% HER2IHC score1+(陰性/低発現) Ki67 約40%
8月末に右乳房全摘 本日オンコタイプDXの結果が出ました。
RS20 9年遠隔再発率 9% 化学療法上乗せ効果 2.7%
主治医はもっと高い上乗せの数値が出ると思っていたようですが、化学療法は必要でしょうか。
私自身は化学療法には後ろ向きです。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
オンコタイプDXの結果については「今週のコラム269回目をご覧ください。」と「お知らせ」に掲載していることに気付かれなかったようで残念です。(是非、ご覧ください)
RS20 化学療法は必要でしょうか。
⇒勿論不要です。
Tamoxifen+LH-RHagonistとなります。(上記コラムを参照ください)
***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/11/8
***
質問者様から 【質問2】
術後補助療法中の湿疹
性別:女性
年齢:47歳
病名:右乳癌
症状:術後補助療法中の湿疹
投稿日:2025年06月14日
田澤先生
前回の質問の際は勉強不足で失礼致しました。(管理番号12153です)
術後補助療法として、今年1月からタモキシフェンとリュープリン適応があるということで、ベージニオも服用していました。(100㎎を朝晩)
6月の上旬から体に湿疹が出始めて、現在はベージニオを休薬中です。
(血液検査では特に問題はなく、皮膚科でステロイド軟膏を処方されて症状は落ち着きました)
服用から約5か月経過していますが、ベージニオまたはタモキシフェンの影響でしょうか。
ベージニオの服用をこのまま中止した場合、転移再発率はどの程度変わるものでしょうか。
田澤先生でしたら、湿疹の症状が落ち着いたらまたベージニオの服用をすすめますか?
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、ご意見伺いたくよろしくお願いいたします。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
ベージニオの服用をこのまま中止した場合、転移再発率はどの程度変わるものでしょうか。
⇒それは不明です。
田澤先生でしたら、湿疹の症状が落ち着いたらまたベージニオの服用をすすめますか?
⇒因果関係が必ずしもはっきりしていないようです。
試してみる価値はありそうです。
***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/7/1
***