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DCIS 術式

[管理番号:11959]
性別:女性
年齢:52
病名:DCIS 初期の限局性全身性強皮症(クレスト)
症状:
投稿日:2024年08月10日

初めましてアメリカカリフォルニアに在住しておりこの5月にマンモで要検査その後生検で右胸にDCIS グレード2 ホルモン受容体陽性
ステージ0 の診断がついて腫瘍は0.5mmほどなので部分切除でいいだろうと言うことになり6月の終わりに部分切除で手術をしたのですがおよそ3.3cm 切除したものの断面壁が病理で1mmもなく再手術となったのですがまだ断面癖が近くMRIを撮ったのですが異常なしで結果が来ました。
今全摘かこのまま部分切除を続けるかの決断を迫られています
同時に初期ですが限局性全身性強皮症(クレスト症候群)も見つかり放射線治療に消極的になっているのとアメリカでは部分切除も全摘も日帰り手術で同時に再建術(シリコン挿入)もやってドレーンをつけて家に帰ると言う方式です日本の田澤先生のサイトを見ているとアメリカのと違いに驚いて不安しかありません。
もう2回も手術をしたのでもうストレスなのと日帰りでドレーンの処置など不安で仕方ありません
日本に帰って田澤先生にお願いしようかなどと思ったりしてしまいます
この状況で田澤先生の意見を聞かせて欲しいのと
田澤先生も全摘で同時再建術はされますか?
ドレーンもなしと言うふうなビデオも拝見しました。全摘でシリコンを入れると自己免疫疾患が悪化するのではと不安もありますどうか意見を聞かせてください
全摘であればもう2回切ってるので8週間から11週間またないといけないと言われました
その場合タモシキフェンを始めた方がいいのでしょうか?待ってる間に広がったり左の胸にも癌ができるのかもと不安です

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

この状況で田澤先生の意見を聞かせて欲しい
⇒再温存か全摘かの意見ですか?

再温存で陽性ということは、「再々温存でも断端陽性となる確率は高い」と覚悟が必要となります。
その覚悟が無い限り全摘を勧めます。

田澤先生も全摘で同時再建術はされますか?
⇒同時再建していますが(同時再建は形成外科医にバトンタッチとなります)その場合には、(形成外科医が)ドレーンを入れるので1週間の入院となります。
ただし、(アメリカのように)ドレーンをいれたまま退院も問題ないとは思います。

ドレーンもなしと言うふうなビデオも拝見しました。全摘でシリコンを入れると自己免疫疾患が悪化するのではと不安もありますどうか意見を聞かせてください
⇒それは考えすぎですね。

全摘であればもう2回切ってるので8週間から11週間またないといけないと言われました
⇒全摘だから「期間を空けなくてはいけない」必要は無いですね。

その場合タモシキフェンを始めた方がいいのでしょうか?
⇒非浸潤癌で薬物療法は不要です。(少なくとも私は絶対に処方しません)

待ってる間に広がったり左の胸にも癌ができるのかもと不安
⇒それは「全く」無用な心配です。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/8/19
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