[管理番号:11119]
性別:女性
年齢:50歳
病名:乳癌
症状:
投稿日:2023年5月22日
はじめまして。
ご意見よろしくお願いいたします。
4年前に突然左側に前年の検診では確認されなかった7ミリの腫瘍を指摘されました。
このしこりは自分で気付いたので、検診ではなく診察で発覚しました。
その時の細胞診で良性と結果が出たため、その後1年に1回定期検診でしこりに変化がないか定期検診をしてきました。
今年3月の検診でしこりが縦に3ミリ大きくなっており
細胞診、マンモトーム、CT MRIと検査を受け浸潤性乳癌と確定診断され先週部分切除手術を受けました。
術前乳癌は10ミリと小さく、マンモトームの結果もグレード1
ki67/11% HER2陰性の大人しめのルミナルAタイプで転移なしと言われていたのですが、術中のセンチネルリンパ節生検で2つのうち1つに転移が確認されました。
転移が1つだったため郭清は省略、術前は放射線後ホルモン剤5年の予定でしたが50歳で生理は不規則とはいえ閉経前という事で抗がん剤ををすすめられています。
現在オンコタイプdx の結果待ち中ですが微小転移とはいえ、閉経前という事で例え低い数値が出ても抗がん剤は避けられないとのこと。
それなら何のためにこの検査を受けさせたのか?
そもそも4年間という経過観察期間はなんだったのか?
納得できない気分で結果待ちをしています。
先生なら私のような場合、どのような治療法を選択されますか?
また、先生は腋窩放射線には反対と拝見しましたが私の通院している病院では腋窩、鎖骨上の放射線になるようでこちらも不安です。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
そもそも4年間という経過観察期間はなんだったのか?
⇒極めて残念ながら…
世の中にはこのような医師(平気で癌を外す医師)がいるために、本来なら不要なはずの経過観察が存在するという極めて悲しい状況と言えます。
単純な話、もしも質問者が結果に疑問をもち(その際に、この乳がんプラザの存在を知り、どちらにお住まいなのか不明ですが距離を乗り越えて)4年前に当院で生検したら100%確実に癌の診断となったわけです。
先生なら私のような場合、どのような治療法を選択されますか?
⇒OncotyepDX無償提供プログラムの結果次第です。
RSが24以下ならば無論、抗がん剤はしません。 Tamoxifen+LH-RHagonist
また、先生は腋窩放射線には反対と拝見しましたが私の通院している病院では腋窩、鎖骨上の放射線になるようでこちらも不安
⇒微小転移であれば、照射は不要です。(温存乳房照射のみ)
・オンコタイプDX
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/5/31
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