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化学療法は術前と術後どちらが良いか

[管理番号:10550]
性別:女性
年齢:46歳
病名:乳癌
症状:
投稿日:2022年8月29日

しこり 1.5cm×1.4cm
ホルモン受容体 陽性
Her2 陽性
Ki67 40%
CTではリンパ転移は確認できない
温存手術で問題ない

担当医からは術前・術後どちらでも生存率は変わらないが
特に
・95%の確率でがん組織が小さくなる
・20~35%が消失し再発リスクが低くなる
の2点で術前の方がメリットがあるといわれています。
但し、5%以下で術前化学療法が効かないとのこと。

Ki67が高値なので術前化学療法が効かなかった場合進行してしまうことが不安です。

先生でしたら、術前・術後どちらを推奨されますか?

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

抗癌剤治療は術前でも術後でも予後は同じ。
術前に抗がん剤を行う理由は唯一「現状では大きすぎて温存が選択できないが、(小さくして)温存手術を希望する場合」となります。

先生でしたら、術前・術後どちらを推奨されますか?
⇒現状で、(そのまま)温存手術できるのだから…

 手術先行です。
 ★抗がん剤ありきのように話が進んでいるようですが…

 ルミナールタイプなのだから、術後にOncotyepDX無償提供プログラムして「本当に抗がん剤が必要なのか?」確認すべきです。

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